マハラジャンボリーという曲に関するとある手記
みなさん初めまして。
わたしは名もなきとある蓮ノ空の生徒です。性別は…そもそも蓮ノ空に通えるのだから、書くだけ無駄というところでしょう。
さて、本日ここに書き記そうと思いますのは、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブに伝わるとある楽曲たちのお話です。
その名を「マハラジャボリー」そして「マハラジャボリーII」と言います。
なぜこの曲に興味を持ったのか…これに関しては今回の趣旨からは外れるため、割愛させていただきます。
この学校は歴史が古く、たくさんの資料が大倉庫にある種雑多に集められているため、同じ世代のスクールアイドルの皆さんにご協力いただき、前述した二曲に関する資料をある程度見つけることができました。
ある程度、と表現したのには理由があります。
スクールアイドルクラブも我らが蓮ノ空の部活動の中では長い歴史を持つ方に分類され、さまざまな資料やトロフィーなどが残されている一方で、ぽっかりと年単位でなんの資料も残されていなかったり、残っていてもほんの1通のしわくちゃの手紙であったり、きっと残したい輝くような記録もあれば、消してしまいたい苦い思い出もあるのだろうと感じました。
マハラジャボリーに関する資料も、果たして私たちが集めたこれがその全てなのかと聞かれると、わからないという結論になります。
そのため、最初にこの文章の結末から申し上げてしまうと、これから書き記す内容はあくまで
「断片的な資料から『こうなのではないか?』と考察をつなぎ合わせたもの」
になります。
この内容が正しいのか正しくないのか、判断できるのはこの曲を最初に作った方、もしくはそれを正しく継承した方のみと考えられますが、その方たちにこの文章が届くことはないのでしょう。故に大変勝手な感想を書き残すものになっていますが、どうかご容赦いただきこの先を読んでいただけると幸いです。
それでは始めましょう。
マハラジャボリー、その旅の物語を。
まず最初にマハラジャンボリーについて。
蓮ノ空のスクールアイドルクラブに伝わる曲たちは、1番最初に作られた楽譜があり、そこからコピーによって増やされたり、改変が施されたり、写譜によって丁寧に複製されたり。さまざまな手が加えられています。
つまり、同じタイトルの楽譜がいくつもあるなかで『最も風化している楽譜』が原典である可能性が高いといえます。可能性と表現したのは、保存状態などにより変わる可能性を考慮してです。
そして、私たちが見つけた中で最も古いと思われるマハラジャボリーの楽譜を見ると、作られたのは今から20年近く前のようです。この曲を作ったと思われる当時のみらくらぱーくメンバーの名前に加えて、もはや掠れてしまってほとんど読めなくなっているのですが、『Aditi』と読める文字が残っていました。
アディティ。
ヒンディー語で自由や無制限を意味する言葉で、この言語圏の女性によくある名前だそうです。
蓮ノ空には交換留学の制度があります。おそらく、インド圏から蓮ノ空にやってきた方の名前なのでしょう。以降、この方のことをアディティ氏と称します。
インドにスクールアイドルという文化があるのか、ましてや当時にあったのか。
調べることは困難なため一旦この議論は保留しますが、作詞作曲編曲の名前にアディティ氏の文字があることから、きっとこのアディティ氏が蓮ノ空でスクールアイドルに出会い、当時のみらくらぱーくのメンバーが彼女を仲間に迎え、この曲を作ったのだと思います。そう考えるとこの曲のいくつかの歌詞に一定の方向性を見出すことができます。
今すぐに踊りたい(一緒に踊りましょうよ)
という歌詞からは当時のみらくらぱーくとアディティ氏が手を取り合って、楽しい時間を過ごしていることが。
サファイアの海を超え 黄金の国へと
で、ココドコダ
アディティ氏が黄金の国ジパングへときた時に期待や一抹の戸惑いが書かれています。
プリヤピャールサプナ…あの、細かい単語の意味はわかるのですが、ここはその、本当に意味不明でして。
一緒に調べてくれた方に聞いても『そういうもんだと思ってたから、気にしたことがない』とのことだったので、ひとまず横に置いておきます。
その後の歌詞も、スクールアイドル活動の楽しさ、仲間との絆、自分を推してくれるファンとの出会い。卵かけご飯という日本でしか食べられない食文化への驚き(生卵は日本以外では安全性の面からほとんど食されないそうです。目の前で初めて卵かけご飯を見た時のアディティ氏の驚きは想像を絶するものがありますね)など、たくさんの思いが書き記されています。
そして、後述するマハラジャボリーIIにつながる要素としてわたしが最も注目した文字が、曲中に何度も登場する『マハラジャ』という文字です。
お姫様にしてよねマハラジャ
わたしだけを推してよ お願いマハラジャ
全部受け止めてよねマハラジャ
大王や偉大な人を意味する言葉ですが、この曲ではどちらかというとファンのことを指しているように使われています。
しかしわたしは同時に、この曲を一緒に作ったアディティ氏から見た当時のみらくらぱーく、そしてその逆を同時に指しているとも感じています。
共に音楽を作る仲間へのリスペクト、そんな風に読むことも可能なのではないか…と。
さて、そんなアディティ氏とみらくらぱーくの時間も無限ではありません。交換留学は期限付きの制度ですし、よしんば交換留学でなかったとしても、いつかは別れの時がやってきます。特に、アディティ氏はいつか母国に帰る日が来ていたことでしょう。
マハラジャンボリーIIの最も古い楽譜は、マハラジャンボリーからおよそ1年半ほど後に作られていました。この曲の制作にアディティ氏の文字はありません。しかし、楽譜の端にアディティ氏の名前が小さく書き残されていました。他にも何らかのメッセージがあるように見えましたが、薄い鉛筆書きのため読み解くことは困難でした。
そこからこの曲は
アディティ氏と共に時間を過ごしたみらくらぱーくからアディティ氏へのメッセージが隠れているのでは、と見ることができます。
広大なインドの大地を走る夜行列車の描写などもあることから、アディティ氏から送られたメッセージなどから着想を得て、スクコネという発信機能を通じで彼女に何か思いを伝えたい。
そう考えて作られた曲なのではないかと。
先ほど書いたマハラジャという文字もマハラジャンボリーIIに登場しますが、ここでは明らかに『共に時間を過ごした者』をさしています。
君と過ごしたあの季節が愛しいよ
君と踊り明かした夜がはにかんだ
君が残してった 手紙を読んでる
ファンのことを指していると思えなくもないですが
共に時間を過ごし、手紙を残していったアディティ氏、もしくはその逆。
明らかにこの関係の中で表現されているように思えてしまいます。
彼女たちが過ごした時間がどれほど鮮烈なものだったのか、こうして残された資料だけでも思い巡らせることができるのは、とても素晴らしいことだと思います。
そして、先ほど意味不明と書いたプリヤピャールサプナですが、マハラジャンボリーIIでも『プリヤ』のみ登場します。
意味は『愛するもの』『最愛の人』『お気に入り』などだそうですが、もしかしたら、当時のみらくらぱーくの方とアディティ氏のみの間で通じる、何かの俗称ないし内輪のネタなのかもしれません。
こういった観点からこの曲を見ると、マハラジャンボリーとは似ても似つかない曲であり『寂しい』と叫ぶアディティ氏やみらくらぱーくのメンバーの慟哭が聞こえてくるようです。
その一方で、少しでもそのさみしさを紛らわし、しみったれた時間のライブにはならないようにしたい。そんな、当時のみらくらぱーくのメンバーによる強い決意。
そんな感情がこの曲から感じることができました。
実のところ、資料をもっと探せば当時の名簿なども見つかるはずです。
時期までわかっているのだから、アディティ氏はともかく当時のみらくらぱーくのメンバーまでは辿れるのかもしれません。
しかし、真横にいる協力者が「そこまでする・・・?」といわんばかりのめんどくさそうな顔をしていることと、これ以上彼女たちの青春の秘密を暴くことの無粋さを鑑みて、この2曲に関する話はここで筆を置きたいと思います。
見知らぬ土地で全く新しい文化と仲間に出会った喜びを歌ったマハラジャンボリー。
そんな喜びと煌めきに溢れた時間からの別れの寂しさを歌ったマハラジャンボリーII。
この2曲がどうかこれからも、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの伝統として連綿と受け継がれていくことを、1人のファンとして願うばかりです。
それでは、またいつかどこかで。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 2nd Live Tourから感じたこれまでと、これからと、それから
どうも皆さんお久しぶりです。ここ一年くらい完全に蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブに狂っているぬこもやしです。
ということで、4月下旬から先日までにかけて開催されていた『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 2nd Live Tour 〜Blooming with ○○○〜』に参加してきました。
まあ、今回はまとめるとライブすごく楽しかったね、でおしまいの内容ではあるのですが、せっかくなので私が見たものや感じたことをいくつか書き残しておきたいと思います。
はいじゃあ、よーいスタート。

はじめに
と、早速話を始めたいところなのですが、今回のライブツアーの話をするにあたり、何点か前提として留意すべきワードがいくつかあるように思ったので、先にそこの話をしておきます。
「幕引き」と「幕開け」
今回のライブツアーの重要なテーマの一つとして、これまでの蓮ノ空の幕引きと、新しい蓮ノ空の幕開けという要素があったと思います。実際、ライブの随所でキャストの皆さんからも「103期最後」という言葉や「新しい私たち」といった言葉が出てきていました。
ライブのコンセプトも「2023年10月から(ライブ当日の)今日までのストーリー」というものがあり、この作品の物語を追いかけていると、まさに103期と104期の過渡期を一緒に進んでいくような時期の物語になっています。これを表現した今回の2ndライブでは『幕を引く103期の物語』と『幕が開く104期の物語』の二つが、あえて言うなら混在しているライブになっていました。細かいところは後述していきます。
「伝統曲」と「そうでない曲」
これは蓮ノ空のアプリを結構真剣に触れてないと聞き逃すことすらある情報として、この作品に登場する楽曲は大きく二つ「蓮ノ空に昔から受け継がれてきた楽曲」と「103期に彼女たちが作った楽曲」に分けることができます。前者の代表格は「Dream Believers」、後者は千葉公演で披露されたシャッフルユニットの曲や「ド!ド!ド!」などはこれに当たります。
もちろん、ただの曲として聞く分にこの区別そのものは大きな意味はありませんが、先ほどの幕引きと幕開けの話を踏まえると、新しい見え方があったりなかったりするように感じました。
以上、二つの情報を話の前提として進めていきたいと思います。
全体をぜーんぶ話していたら文字数が多分10万字超えるので、特に思い出に残ったやつを順番にやっていきます。
Dream Believers
やーもうですね。これを聞かずに蓮ノ空のライブは始まれないし終われません。
思えばこの曲も、2023年2月のAJでのキャスト初お披露目から真剣に聞いて…ませんでしたね、ここらへんは全然へらへら聞いてました。グッズ販売ブースもガラガラで身内でも一人しかちゃんとグッズを買ってませんでした。
そこから振り返ると、本当にたった一年でだいぶ狂ってしまいました。
千葉公演ではド頭とアンコールで104期生を呼び込んでからに歌われ、神戸公演ではアンコールのみとなっていました。
Dream Believersをライブの最初に浴びるのはこれまでの蓮ノ空のイベントではもはや定番であり、イントロで楡井さんが何かを叫んでいるが現地では全然聞こえないまでがお決まりの流れです。そういう意味では、これまでと同じように、ライブの1曲目に使われた千葉公演ではまさしく「2ndライブの幕を開ける」働きがあったといえます。
神戸公演では、一度103期までのキャスト全員がステージからはけた後で、104期のキャラクターアイコンが勢ぞろいしたところからこの曲が始まったことで「ああ、これが104期のスタートなんだ」と感じ、はっきり言うと結構泣いてました。
実は、千葉の段階でも同じように「これが新しい蓮ノ空の姿なんだ」と感じていたのですが、千葉はあくまでゲスト参加的なちょいだしで、神戸でのDream Believersは先ほどのアイコンの演出も込みで、104期のスタートだったなと思います。
特に、神戸公演2日目ではその前に歌った「明日の空の僕たちへ」で花宮さんが「103期で歌う最後」という発言もあり、余計にそういう気持ちになったのかもしれません。ちなみに皆さん、あれはどう受け止めました?いろいろな感情があると思いますが、一個ずつ丁寧に受け取っていきたいですね。
ノンフィクションヒーローショー
火薬の音デカすぎて耳爆発しました。
ド!ド!ド!
とりあえず何も言わずにラブライブ! flowers*を読んでくれ…
本誌のネタバレなので一旦置いといて、この曲もまあ普通に泣いてました。
というのも、実は今回の2ndライブの全公演で披露された楽曲の一つとしてこのド!ド!ド!が挙げられます。その他にはツバサ・ラ・リベルテ、Link to the Future、抱きしめる花びらなどが全公演で披露された楽曲なのですが…こう、端的に言って
『もう2度とやらないであろう曲』たちと一緒に全公演披露されているんですよね。
水彩世界、AWOKEなどもそうですが。
もちろん、ド!ド!ド!自体を二度とやらないということはないと思うのですが、おそらく103期みらくらぱーくの二人で披露することはないのかもしれないと思いながら見ていると、これまで全力で遊んでいたセリフパートも神戸2日目ではオリジナルバージョンに戻っていたり、月音こなさんがサビで意味の分からん大ジャンプしていたりしている様子から、そういう雰囲気を感じ取っていまい正直かなり泣いてました。
それはそれとして、安養寺が参加してのド!ド!ド!がどんな形になるのか、今から楽しみであることは間違いないので、それはそれとして期待しています。
ツバサ・ラ・リベルテ
今回の2ndライブで軸になった曲の一つといってもいいと思います。
これまでストーリーの中にちらちらと出ていた大賀美沙知先輩と、102期生の中で彼女とは一番心の距離を感じていた綴理の二人の間にあった心のわだかまりがようやくほぐれた曲です。あそこの曲入り前のストーリーは見ていると毎回泣いちゃいましたね。
実は千葉公演が二日目からの参加だったので、事前情報をすべて遮断していった結果まず入場した瞬間にステージで『ツバサ・ラ・リベルテをやるためのステージ』になっていて会場の空きスペースで大横転したのもいい思い出です。
佐々木琴子さんがお顔もダンスも歌声も今まで見た中で一番よかったといってもいっていいくらいバチバチに仕上がっているところに、前述のようにステージが完全にこの曲をやるための状態になっていたので、もう「よかった」以外の言葉がなかなか出てこなくなりました。
これは完全に、好きなツバサ・ラ・リベルテでの演出発表ドラゴンなのですが、サビのライティングで全体が白い光から後半に入るとカラフルになるところが好きなんですよね。
あのステージを作るために、ストーリー上では雨を防ぐためにみんなからたくさん傘を借りて大きな傘を作るという話がありました。つまり、雨があるまでのあの子たちの頭の上には色とりどりの傘が所狭しと並んでいたはずです。
そこにステージからのライトが当たると、きっと現地で私が見たような色とりどりの光が会場全体を包んだことだと思います。
Link to the Future
もうね。完全にこの2ndライブを象徴する楽曲といっても過言ではないと思います。
曲自体が5分ある中で、ライブでの特殊な演出としてこれまでの振り返り映像が挟まると6分に到達する時間になるはずですが、中央の垂れ幕とそこに移る映像、1番終わりでの早着替え、ユニットごとに目まぐるしく入れ替わる音、フェスライブを完全に再現していたスクリーンの映像、あとは人によっては見れたであろう幕の向こうの様子など、怒涛のような情報の洪水を浴びて心のままに楽しんでいたら一瞬にして終わった、まさに体感5秒だった人が多かったんじゃないかなと思います。
今更歌詞の考察をだらだらとやる気もありませんが、歌詞を見ると最初に書いた話ともリンクして、終わりとはじまりを描く今回のライブにピッタリの曲といえます。
一番では今この瞬間、目の前の扉に手をかけ
サビや2番では未来に言及し
最後は距離や時間を超えて心は繋がっていると謳い、未来は予想外と締める
フェスライブを開催するために通信量をみんなで集めたというこの曲が生まれたストーリーのことを思い出すと、103期の思い出を目の前に垂れ幕に描きながら、新しい未来へといつまで向かっていこうという意思を謳っているこの曲の歌詞は本当にすごいので、皆さんぜひじっくり読んでみてください。
現実に来ている我々ともつながっているといわんばかりに、あらゆる次元の距離すらも超えていけるはずと歌う彼女たちの姿を見て、初見では本当に前が見えなくなるくらい泣きました。神戸でようやくゆっくり演出を見れたのですが、打ち上げで「私千葉でLttFのこと何も見てなかった!!」と大騒ぎしてしまいました。
ちなみに、これは会場の中でも前方かつステージサイドだと、早着替え時の出入りが垂れ幕の横からうっすらと見えたのですが、サビ前に出てきた(多分)野中ここなさんがとても美しいスピンを決めながら出てくるのが見えました。
オタクからは見えてないと思ったのか何のかはわかりませんが、あの子たちも楽しそうなのがわかってとてもよかったです。
抱きしめる花びら
あの、ここで何の感動も起きなかった人はいましたか?
大賀美沙知先輩は、アプリのストーリーでは本当に最序盤に姿が登場しており、メインキャラクター以外だと大賀美沙知先輩と村野姉しかモデリングがないことを踏まえると、重要じゃないはずがなかったんですけど、最初のころは何というか若干勘違いしていました。
ストーリー序盤の102期生から聞かされる大賀美沙知先輩像は「なんかすごいけど素直にほめるのはなんか癪」という人でした。いうなれば、五条悟です。尊敬してるよ、してるけど、なんかこう…いろいろ思い出すと素直に持ち上げられない…みたいな感じでした。
しかし、先ほど書いたツバサ・ラ・リベルテのストーリーのあたりから風向きが変わり、私たちが好きになった蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブを一人で守ってくれていて、曲者ぞろいの102期生の良き先輩となり、103期生のことも導いてくれながら、実は裏で自分のしてきたことは正解だったのかとずっと不安に思っていたという、等身大の悩みを抱えていた一人の女の子だった。これが出てくるころには、私の中でも彼女は尊敬する大先輩になっていました。
先ほどまでに感想を書いていた曲がどちらかというと幕開けの要素が多かったのに対して、こちらは完全な「幕引き」を象徴する曲でしょう。
我々の知らない102期からの思い出すらもすべて引き連れて、万感の思いで大賀美沙知先輩の高校生活の幕引きを見届けることができたことも、本当にうれしく思います。
DEEPNESS
千葉初日の情報を何も見てない千葉2日目の私「振り返り映像でDEEPNESS!?こりゃもうこの曲やらんな!!」
連番者(まだだ……まだ笑うな……)
千葉2日目打ち上げでの連番者「DEEPNESSでぬこさんが今日一でかい声出してた」
わたし「そらそうよ」
365Days
まだ咀嚼中です。許して。
でもなんか、聴くたびにちょっと泣いてます。
あと、カードのボイスが本当に強いです。
とりあえず吐き出したい大きな感情はたぶん吐き出せた気がするので、いったんここまでにします。
103期の幕が下り、104期が始まったこれからの蓮ノ空もいい感じに応援していきます。
どうぞよろしくお願いします。
アニメ ミリオンライブを見に墓から出てきました
はじめまして。
以前、ミリオンライブに触れていたものです。
いわゆる、2次元アイドルといわれる界隈の中でもとりわけ長い歴史を持つ「アイドルマスター」という作品がありますが、その中の一つである「アイドルマスター ミリオンライブ!」が、この度ついにアニメ化となり、全国の劇場でテレビ放映前に先行公開されています。
見てきましたので、何となくよかったところをいくつか書いたり書かなかったりしていきます。
当然ですがアニメ アイドルマスターミリオンライブ! 劇場先行上映の
ネタバレ
を大量に含んだ内容になります。ご留意ください。
あと、これは私の書きたいことを何となく連ねるブログです。その点、ご了承ください。

では、やっていきましょう。
・実際どうだった?
事実だけ書くと
泣きました。本当にすっごい泣きました。
もうこの作品のファンや、敬虔なプロデューサーだとは口が裂けても言えないくらいの感じになってしまっていますが、それでも泣きました。何か所か、本当に前見えなくなるくらいに。とはいえ、どこでどう泣いたのか、一応整理していきます。
・765PRO ALLSTARS
まず、開幕でだめになりましたね。
今更新規の歌って踊る765プロのみんなを劇場の大スクリーンで見れるなんて思ってなかったですからね。もうあの辺で完全に涙腺は爆発してました。ところで、765プロオールスターズって名称はいつから出てきたんでしたっけ……覚えてない……
あのシーンのいいところはもう一つあります。単純に映像として見ると、ひょんなことから765プロのライブに参加した未来ちゃんが、そのキラキラにあてられて自分のやりたいこと、夢を見つけたと動き始めるシーンなわけですが、これは我々のようにこれまでアイマスを見てきた人間にはちょっと違った刺さり方をするんじゃないかなと思います。
アニメの中で765のライブが行われていた会場は幕張メッセイベントホールという会場なのですが、ここは現実の765のライブに参加していると、おそらく何回かは行くことになる会場でもあります。
狙っているのかどうかはわかりませんが、765のライブの舞台セット、衣装、演出などが、これまでの765のライブからちょっとずつ組み合わせているようなものになっています。この時点で、一度でも765のライブを見たことがある人だと「あれ、自分が参加したあの時のっぽいものが……?」と感じたのではないでしょうか。
そして、見ている人はそれぞれに「任意の765のライブでもらった感動」をちょっとだけ思い出すことで、同じ感動をもらっている未来ちゃんの気持ちがするっと入ってくるという寸法なわけです。ライブでもらった感動がトリガーとなり、心と体と物語が動き出すという、アイドルアニメとしては大変王道の展開ですね。
また、この展開はこのミリオンライブの世界が「765プロというアイドルたちが明確に存在する世界」で起きている話だという、世界観の説明を非常に明快している面もあります。
少し話は逸れるのですが「劇場版アイドルマスター 輝きの向こう側」というアニメがあります。10年前の作品なので、知らん人はガチで見なくていいです。
この作品にも、ミリオンライブのアイドルが765プロのバックダンサーという役割で登場します。ここには、アニメ ミリオンライブの主役となる3人は登場しませんが、それでも765プロの活動の一部にミリオンライブのキャラクターが組み込まれ、みんなが一丸となって前に進むことでミリオンライブのキャラクターたちも成長していくシーンが多数描かれます。
今回公開されているアニメ ミリオンライブとは、明らかに異なる世界であると考えていいとは思うのですが、ミリオンライブの世界は765プロと地続きであるという、10年前から変わらない設定をそのまま生かしてくれるのは大変良かったと思います。
あと、ToP!!!!!!!!!!!!!を歌うシーンで
「I CAN DO IT NOW」を歌えない静香と
「WE CAN DO IT NOW」のほうが印象に残っている未来と
「I CAN DO IT NOWね…」と訂正する静香
この辺も、大変示唆的でよかったですね。多分あのうどん、まだそのうちどっかで仲間に頼らずにやらかしますよ。
「WE CAN DO IT NOW」でも別に間違いじゃないので、わざわざ訂正する静香は本当になんて言うか……まあ、この辺はたぶん2幕以降のおたのしみでしょう
・Legend Girls!!
号泣2か所目です。2か所目といいつつここで最後ですが。
たしか3話後半だったと思うのですが、工事中のシアター見学ツアーのラスト、屋上で百合子がなんか「ここの景色を見せたかった」見たい話をするシーンでこの曲が流れるのですが……
まあ、本当に号泣しました。理由はよくわかりません。
Legend Girls!!という曲は、ミリオンライブの曲の中で「Thank You!」を除くと、一番最初にリリースされた複数人曲(当時はユニットという名前はなかった)になります。
いうなれば、我々のようなゾンビが生きてて元気だったころの最初に聞いてた、いわゆるママみたいな曲です。この表現があってるかは知りませんが。
また歌詞も、このシーンにピッタリなんですよね。
START!! 手のひらからこぼれ出した
夢へのSunrise はじまりの合図
ねえ、キミもきっと待っていたよね?
わたし達のこのステージ
憧れから現実になる 瞬間が今なんだ
毎日ステップアップ どこまでいけるかな
今日が未来への一歩
ここからはじまる伝説へLet's join
みんなで目撃者になろう
一緒に感動したいね
忘れられないステージ We'll be legend!!
なんかもう、説明できないんですけど、良くないですか?いいですよね。良いんですよこれ。このシーンにぴったり合いすぎてるんですよ。
この曲に合わせて、話をするキャラクターが七尾百合子っていうのもよくてですね。今もたぶんそうですが、最初期からミリオンライブという作品の人気を支えたキャラクターが何人かいるのですが、七尾百合子はそのうちの一人で、多くの人がこの子と出会ってなんか知らんうちにミリオンライブの村に入村していました。七尾百合子のどこら辺が人気出る要素なのかなどは、話始めるとそこらへんでちょっと宗教戦争がはじまりかねないので控えますが、とにかくそういうキャラクターが、この曲に合わせて、ちょっと偉そうに講釈垂れてるシーンなんですね。
なんか、泣いちゃいましたね。
たぶん、何回もいろんな組み合わせで聞いた思い出深い曲が、なんかよくわかんないけどいい感じのシーンで良い感じのアレンジで出てきてしまったので、思い出が滝のようにあふれてきてしまったんじゃないかなと思います。
・さて…
ここまでで「お前さっきから感想といいつつ思い出話ばっかじゃねぇか」と思ったそこのあなた。
その通りです
アニメ ミリオンライブくん、確かに良かったんですけど、まずここまでに話したような感情が先に出てきてしまって、細かく見ることができていません。かといってもう一回1900円出すかといわれるといやなので、誰か、ムビチケください(乞食)
真面目な考察や感想はイキの良い方が書いてくれることでしょう。
あとは覚えてる感想を雑多に箇条書きしていきます。
・伊吹翼、14歳でB85!?!?!?!?!?!?
・ロコアートが思ってた3倍くらいごみの集合体だった
・「みんな気持ちがばらばらで…」ってセリフのとこで雨ざらしのゴミが映るの本当に涙止まらん
・「仕入れ仲間……」めっちゃすき
・加速度的に増えていくシアター内の禁止行為
・ゲームだと人情の女なのにアニメになると途端にエゴむき出しになる横山奈緒
・唐突なあんロコ
・これ2幕で「Thank You!」じゃん
・周防桃子、思ったより一発殴りたい
・繰り返し音に出したい言葉「はらっぱらいぶ」
・プロデューサーきみなんかしごとした?
まだなんかありそうな気がするけど、出てこないのでこの辺で。
まあ、2幕もたぶん見に行きます。
ではまた。
この一瞬に咲き誇れ【蓮ノ空OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~】
どうもこんにちは。ぬこもやしです。
ということで、ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~に参加してきました。
時間もったいないので、サクサク行きましょう。
キャラ名などの基本情報は各自調べつつ読み進めてください。

何から話せばいいですかね
とりあえず、100点満点で採点した結果
1000000000000000000000000000000点
みたいなイベントでした。
🪷~Bloom the Dream~🪷
— ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ(Link!Like!ラブライブ!) (@hasunosora_SIC) 2023年6月4日
ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~
セットリストを公開🎉
昼・夜公演のアーカイブはこのあと23:00~配信予定✨
チケットは今からでもご購入できます!
・1公演視聴券:3500円
・アーカイブ期間:… pic.twitter.com/CLUxdkLAVL
公式ツイッターからライブの構成などを引用しています。
はじめに軽ーくトークを…というのは元からわかっている話でしたが、ここも大変良かったですね。
みらくらぱーくの二人が大騒ぎする横で、花帆とさやかが頑張って場をコントロールしようと努力し、梢と綴理は基本喋らない。という、作中のキャラクターたちのようなやり取りが繰り広げられるトークパートは見ていて飽きないものになっていましたね。
まあ、約数名ちょっと中身漏れてるというか様子がおかしい方もいらっしゃったような気がしなくもしませんが……
という具合に楽しく聞くことができたトークパートの後でやってきたライブパートでしたが
15.5曲!?やりすぎぃ!!
先ほどの公式ツイッターに掲載されている画像のとおり、正直最初の各ユニット2曲ずつのパートが終わったあたりで
「あ~そろそろおわりかな~」
なんて思っているところへ普通にもう一度DOLLCHESTRAが登場し、3曲も歌ったあたりで、客席の雰囲気は完全に戦闘モードに入っていました。
もちろん曲数が多いから満足、という話ではありません。
スリーズブーケはとにかく芸の幅が広く、担うことのできる役割の圧倒的な多さが、まさしくこの作品の主人公ユニットらしいオーラを放っています。
花帆と梢の関係がわかるストーリーを踏まえたうえで聞くと見え方が大きく変わる「水彩世界」「Reflection in the mirror」「Holiday∞Holiday」や、しっとりさやたまに見せるお茶目さといった梢の魅力を存分に引き出す「謳歌爛漫」「フォーチュンムービー」といった曲でしっかりと聞かせながらも、最後には「Mix shake!!」で客も演者もみんな巻き込んで大暴れすることもできるという、何でもできることが単純に強いユニットになっています。
あとは、その、なんていうんですかね……
花宮初奈さん……
ちゅきです………………
気合が入ったときのちょっとハの字になる眉、漫画のキャラクターみたいな造形の泣きぼくろ、ターンの美しさ、指の先まで張り詰めたような立ち姿、透き通るような声、あとたまに様子がおかしくなるところも含めて、全部が好きなのだけれど……
DOLCHESTRAはもうすいません。
野中ここなさんだけ見てました。もう本当に、あの人は無理です。強すぎます。
スリーズブーケが作品のストーリーも存分に絡めながらやってくれているのに対して、DOLLCHESTRAはもう「蓮ノ空のことをなんも知らなくてもハマれる」くらいには完成度が高いなと、改めて感じました。まさに、実力でオタクを黙らせるユニットです。
その中でも特に、野中ここなさんのステージは素晴らしく、夜の部のSparkly Spotは完全にゾーン入ってましたね。本当にしびれました。何度でも見に行きたい、そう思わせる力があるユニットだったと思います。
みらくらぱーくは

アンコールあけの映像でこれやってくれた(これをやったとは言ってない)ので、公式と解釈一致しました。まあ、藤島慈たむはなんぼアップにしてもいいので……
冗談はさておき、みらくらぱーくというユニットはまだ、何もかもが足りていません。曲数も全然ないしそもそもゲームにちゃんと登場してないのに何しに来たんだといわれてもおかしくないのですが、ド!ド!ド!の一曲だけでも、十分に爪痕を残してくれました。
もうさすがにみんな気付いてるんですよね、ド!ド!ド!が泣ける曲だって。
さて、もう少しだけお付き合いください。
この蓮ノ空という作品は、ラブライブにバーチャルアイドルという概念を持ち込むことで生まれたものです。また、カレンダーと連動して365日を共に過ごすというリアルタイム性もポイントとして押し出しています。
実際、バーチャル要素はどうなのかというと、ゲームのほうは結構頑張ってると思うのですが、ライブのほうには明確なバーチャル要素もリアルタイム要素もあったか?といわれるとちょっと困るかなぁ…という感想にはなります。
なにせ、そもそもゲームにちゃんと登場していないキャラクターの声優さんも出てきているので、今この瞬間に完璧に連動しているとは言い難いでしょう。けどこれも、あとで振り返るとなんかわかるかもしれないので、一旦保留としますが……
では、ゲームとリンクしている部分が全くないかといわれると、もちろんそんなことはありません。
アンコール前の幕間パートで、綴理と梢が「蓮ノ空の先輩たちに胸を張れるかどうかといわれると不安」と心中を吐露するセリフがありました。
これは、今まさにゲーム内で展開されている、スクールアイドルとして、蓮ノ空の伝統を受け継ぐユニットとして始動こそしたものの、1年生のころの話が原因となってまだまだ胸のわだかまりが取れない彼女たちの気持ちを想像すると、どんな想いでの発言だったのか、少しだけ意味が変わってくるように思います。まあ、私は普通に泣いてました。このあたりの演出はかなり良かったと思います。
このあたりは、あとで映像を見ても「このライブの時にリンクラのストーリーがどのあたりで、どんな空気感だったか」までは、後追いではなかなかわからないと思います。まさしく、今この瞬間の蓮ノ空を見ている我々の特権です。
しかし、ここで「じゃあゲームやってないやつはたのしめない…ってコト!?」みたいな脳直反応してくる人がいそうなので先にお伝えすると、別にそれはそれでいいんじゃないかなと思っています。
感想は本当に「見たまんま、感じたまんま」で全然いいと思います。
この作品に関わる我々には大きく二つの立ち位置があり、一つは彼女たちのストーリーに触れながら今この瞬間を見ていくことで、彼女たちの秘めた意図に思いを巡らせることができる場所。もう一つは、そういったこみ入った事情は何も知らずに、スクールアイドルのイベントに遊びに来たお客さんとしてみることができる場所。
これまでのラブライブシリーズにそういった側面がまるでなかったわけではありませんが、リアルタイムとバーチャルを押し出して、よりキャラクターとの距離感縮めようとしている蓮ノ空では、前者の遊び方を選んだ時の深みはこれまでにないものになっているでしょう。
ただ、この二つの立ち位置はどちらも正しいと思います。
なにせ、リンクラの世界にいる彼女たちのファンの大半は後者のはずです。同じことを我々がやって何が悪いのかと、そう思いませんか?
事実、何も知らずに来たって楽しめたのが、今回の「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~」だったと思います。ただまあ、やっぱ個人的には、すべて知ったうえでどちらに立つか選択できる前者のほうが、より深く楽しめるとは思いますけどね。
OPENING LIVE EVENTという名前には、ここまで書いてきたような内容を包括して、いろんな楽しみ方ができるコンテンツなんだよ、というのを我々に見せてくれたうえで
「では、ぼちぼちみらくらぱーくの加入や、1stライブといった本格始動に入るから、身の振り方考えてくれよな!」
というメッセージがあったののかな?と感じたりしました。
細かい要素出し始めるとまだまだあるのですが、今回はこのあたりでサクッと終わりにしましょう。
これからも、自分に無理のない範囲で蓮ノ空の日々を見守っていきます。次は小倉で会いましょう。
Link!Like!LoveLive!のストーリーの話をさせてください
皆さんこんにちは。
ついにスマートフォンアプリ「Link!Like!LoveLive!」がリリースされましたね。
そもそもどんなゲームなんじゃい!!という質問が来そうですが、今のところ私もストーリーを読むか、わけのわからないプロフィール画面を作るくらいしかできることがないと思っているので、私もよくわかっていません。
さて、そんなLink!Like!LoveLive!ですが
いやぁ~…………
ストーリーがですね、ものすっごく良かったんですよ…………
アプリ内の「活動記録」というモードがいわゆるメインストーリーに今のところ相当しており、主要キャラクターたちの物語が現在(2023.4.17時点)第6話まで展開されています。
できるだけネタバレを避けたうえで、何が良かったのかを端的に表すと
最高にラブライブしてる
という感想です。
ラブライブにまったく触れたことがない人は全然意味わかんないと思うので、もう少し具体的に表現するのであれば「スクールアイドルは、いつでも誰かの希望になっている」という、この作品における基本的な理念が現在公開されている6話までの根底にあるように感じます。
といったところで、そろそろ詳細伏せて話すのも限界が近くなってきたので、ここら辺からネタバレ全開で参ります。もちろん、すでに一般公開されているスマホアプリストーリーくらい好きなように話せよと思わなくもないのですが、ラブライブを知っている人ほど「何も知らずに浴びてほしいキーワード」がいくつも出てくるので、今回はこのような形式で感想を書き連ねていきます。
ではいきましょう。

・そもそも、この作品はどんな世界なのか
ストーリーの細かい話を始める前に、そもそもこのLink!Like!LoveLive!に登場する蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブとはどういったものなのか。ストーリーで開示された情報を中心に軽く触れていきます。
蓮ノ空女学院は、金沢の山奥にある全寮制の女子高であり、先日実施されたアプリ内ライブで登場した「103期生」という単語からもわかるように、かなりの歴史がある学校です。
特に、芸能面に特化した学校であるという特色を持っており、なんと「スクールアイドル」という言葉が生まれる前から「芸楽部」という名前で、学生がアイドル活動をしていたという事実が明かされました。この時点で、ほかのラブライブシリーズに登場する学校と比較して、最低でも結ヶ丘並みの歴史がある学校であることがわかります。
そして何より驚いたのが


蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブは、全シリーズにキーワードとして登場するスクールアイドルの全国大会「ラブライブ」に優勝したことのある学校である、ということです。これはさすがにおったまげましたね。ちなみに、この辺の設定はまた後の話で少し意味を持ってきます。
また、この作品には「スリーズブーケ」「DOLLCHESTRA」「みらくらぱーく!」という3つのユニットが登場する(ということになっている)のですが、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブではこの3つのユニットとそれにかかわる曲や衣装を代々受け継ぎながら活動するという伝統があります。このあたりの設定が今後どのように生かされるのかは要注目です。
ただ、みらくらぱーくとかいうユニットを最初に考えたのはいったい何者なんですかね……
・梢、綴理、慈が1年生のころは……
ここは完全にこれまでの設定を踏まえたうえで、明示されていない妄想に近い話をします。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブには、今作の時系列の一年前に、まだ当時一年生だった乙宗梢、夕霧綴理、藤島慈の3人が所属していたことがわかる描写があります。
しかし、梢と綴理は「去年の話はしない約束」というやり取りをしていたり、慈にいたっては何らかの理由(多分ケガ)でスクールアイドルクラブから一時的に離脱していることがわかります。
本編に触れればわかるのですが、3人とも本来であれば才能にあふれ、見るものを魅了するステージができるほどの力はあるはずなのですが、仲が悪いわけでもなさそうなのに伝統であるユニットを組むでもなく個別に活動し、明らかに3人が向いている方向はバラバラです。
後述しますが、梢をはじめとして誰もが「やりたいことがあって」蓮ノ空に来ているはずであり、最初からそんな状態なはずがないという仮定の上で考えるなら「何らかの理由があってそのような状態になっている」わけですから、ストーリー開始時点で彼女たちが抱えているもやもやや閉塞感はどれほどの物か、今の時点では想像することしかできません。
そのうえで、花帆やさやかと出会った梢と綴理の世界にどれほどの光が差したのか、止まっていた時計が動き出した感覚がどれほどだったのかは、私の言える範囲でこれから書いていきたいと思います。
・花はどこでだって咲ける ~スリーズブーケの物語~
さて、上記がなんといいますか。今回の話をするうえで最低限開示が必要な作品の世界観についてのお話でした。
ということで、まず最初は日野下花帆と乙宗梢のユニット「スリーズブーケ」のお話です。現在公開されている全6話のうち、3話までが主にこの二人の話になります。
蓮ノ空女学院1年生の日野下花帆は、ちょっとした事情から生まれ育った長野で両親からやや過保護気味に世話を焼かれる生活をしていました。そんな窮屈な状況を変えるべく、長野から遠く離れた金沢の蓮ノ空女学院への入学を決めます。そこで彼女を待っているのはキラキラした女子高生生活!のはずだったのだが、全寮制で山奥に校舎がある都合上、その生活は本人曰く「監獄」。そんなある日、花帆はスクールアイドルクラブの乙宗梢と出会い、スクールアイドルとしてきらめく彼女の姿に徐々に心惹かれていき……
というのが、ざっくりとした二人の物語の出だしです。
この二人のストーリーでよかったところは、とにかく花帆と梢が「大切なことに気づいていく様子」が丁寧に描かれることです。
第1話では、蓮ノ空での生活が、これまでの生活と大して変わらず「楽しいことができない」と決めつけた花帆が転校しよう!と決めるのですが、花帆のハチャメチャなテンションにも慌てずゆっくり本人の話を聞いたうえで、決して意見を押し付けず自分の姿を見て答えを決めてほしいと話をする梢の先輩力にドキドキさせられました。
また、そんな梢に次第に心惹かれていく花帆が







転校して楽しいことをしたいと思っていたのは「逃げ」でしかなく、自分の気持ち次第で現実は変えていけると気付くこのシーンはさすがに涙なしには見られませんでした。ここまでの流れも本当にに丁寧で、音楽や演出の効果も相まって、とんでもない名シーンの一つになっています。
まさしく「乙宗梢というスクールアイドル」から花帆は自分で自分の世界を変えられる、花はどこだって咲けるという希望をもらい、彼女のストーリーは動き出していったのです。
で、ですね。
スリーズブーケの話はまだ終わりません。花帆が梢に希望をもらったように、梢も誰かに希望をもらっています。
そもそも、乙宗梢がなぜスクールアイドルを志したのか、それは

はい反則~それはずるで~す(号泣)
初めて感じたトキメキに自分も近づきたくて、親からも反対されたがきちんと説得してスクールアイドルをやるために蓮ノ空に進学したという話はさすがにずるです。
しかし、先ほど書いたように、そんな夢を描いて入学したはずの蓮ノ空のスクールアイドルクラブで待っていたのは「去年の話はしない」と決めなければならないほどの現実だったわけです。
そして、そんな彼女の前に現れた日野下花帆という人物は、彼女にラブライブ優勝をもう一度夢見させるほどの衝撃でした。

まじめでコツコツと積み上げたものを表現することしかできないと自分を評する梢は、自由奔放でそれこそが本人の魅力である花帆を直属の後輩としてきちんとコントロールするべきか、あるいは本人のしたいがままに任せるべきなのかという葛藤にぶつかります。
スクールアイドルとしての活動は楽しいものだが、見る人に良いものを届けるためには苦労を積み重ねる必要もあるということに自ら気付いた花帆に対して、一旦は本人の希望するように厳しい練習メニューを課しますが、それが空回りした花帆はオーバーワークで体を痛め、それが原因となって満を持して参加するはずだった二人のライブは中止となってしまいます。
これに、花帆は「梢先輩を失望させた」とひどく落ち込んでしまいますが、そんなときに部室においてあった一冊のノートを見つけます。
それは、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブに代々受け継がれているノートで、そこにはまさに今の花帆と同じような悩みを抱えていた、ずっと前の先輩の書き込みや、今まさに花帆とどう向き合えばいいか悩んでいる梢の書き込みもありました。
これを見た花帆はようやく、きちんと梢と向き合わなければならないと気付き、お互いにどうして失敗してしまったか、これからどうしていきたいかを正直に話せる関係になることで、本当の意味で「花帆と梢のスリーズブーケ」は、今まさに産声を上げたのです。
「どこだって花咲ける。小さな星の光だって掴めるかどうかは自分次第」という、現状を変えるのはいつだって自分の心がけ一つなんだという希望を梢からもらった花帆。
「ラブライブ優勝」というあこがれに近づくために入学した蓮ノ空だったが、そこで待っていたどうしようもない現実を変えてくれるかもしれない新しい力という希望を花帆からもらった梢。
Link!Like!LoveLive!は、以前から「今」を切り取り、ともに歩んでいくという言葉をテーマとして掲げていました。
この二人の物語はまさしく、「新しい希望」に出会い、スクールアイドルとしての時間が動き出していく様子がじっくりと描かれている、そんなストーリーになっていると感じました。
細かいところはかなりすっ飛ばしたので、ぜひご自身の目と耳で感じて、自分なりの感想を持ってほしいなと思ってるんですよ本当に。
とか何とか言ってたらもう結構書いちゃったので、今回はここまでにします。
残り3話で描かれたDOLLCHESTRAのお話はまた次回にします。
「希望」がテーマだったスリーズブーケに対して、DOLLCHESTRAは「居場所」とか「自信」とかがテーマだったかなぁ…?と思います。細かい話はまた次回といううことで。では、また。
さようなら~。
空に向かって咲く、蓮の花たちの道行きに幸あれ
皆さんこんにちは。
ついに発売されましたね。
あの大人気シリーズ「ラブライブ」から最新作、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのデビューミニアルバム「Dream Believers」の話です。

なんのこっちゃという方のために、とりあえず動画を2つ貼ります。
せっかちな方はそれだけ見てもらえばあとはもう帰ってもらって大丈夫です。
はい。ということで、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのスマートフォンアプリのOPと、デビューミニアルバム「Dream Believers」の全曲試聴動画をご覧いただきました。忙しい方はもう帰ってもらって大丈夫です。
もう少しだけお付き合いいただける方は、ちと長くなるかもしれませんがそのままお付き合いください。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブとは、4月にリリース予定のスマートフォンアプリ「Link!Like!LoveLive!」に登場する、キャラクターたちのことです。
アプリ自体がリリース前のため、詳細はまだまだ分からない部分もありますが、すでに判明している情報では
「メンバーたちの”いま”にアクセスできる」
「365日を刻んでいくカレンダーシステム」
「アプリでの生配信」
など、これまでにあまり聞いたことのないキャッチコピーがところどころに登場してきます。
アプリの話を今あれこれ想像しても詮無き事なので、早速本題に移りましょう。
「Dream Believers」から感じる『いま』と『蓮』
さて、今回は上の見出しのとおり、デビューミニアルバム「Dream Believers」の表題曲である、「Dream Believers」がとてもよかったという話になります。
実際、皆さん聞きましたか?え、まだ?
各種サブスクで配信してますので、ちょっとフルで聞いてきてみてください。
この曲を聞いたうえで強烈に感じるのは、作品のテーマにもなっている
『いま』
というキーワードです。歌詞の中にも何度も「いま」という単語が出てきます。何度も、と言いつつ、サビにしか出てきてないような気もする…あ、やっぱそうですね。
サビといわゆる落ちサビ以外に「いま」という単語は出てきません。この歌詞の構成を「あの畑亜貴大先生」が書いた歌詞においてまさか偶然とは思えませんね…
さて、さらにもう一つ。


最初にもありましたCDジャケットとCDの盤面に注目したいところがあります。
この作品のキャラクターたちは蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブと名乗っているにもかかわらず、デビュー作のジャケットや盤面に蓮の要素は一つもなく、ちょうどリリース時が桜満開の時期であったことや、はじまりの作品であることも意識してか、桜の要素を全面に押し出しています。
個人的にここも大変示唆的だなと感じており、後述する『蓮』の要素とも絡むのですが、またしても『いま』を大事にしているアルバムだと思います。
『蓮』という花は早朝に花が開くと昼頃には閉じてしまう、見られる時間が短い花で知られています。そして、今回のジャケットでも春の季節を感じられるものだけを残すことでまさしく『いま』を切り取った刹那的な印象を与えてくれます。
蓮と桜に大きな共通点があるとは思いませんが、ここまで『いま』を切り取ろうとした作品であると考えると、狙ってやっているのではないかな、とそう思いますね。
そしてもう一つ。『蓮』の話をしていきましょう。
ちなみに『蓮』といえば、様々な宗教において神聖な花として扱われ、如来様の乗る台座として使われたりもします。この辺掘り返すとマジで時間が足りないので、各自で調べておいてください。
今回は蓮の花について話をしようと思ったときに、個人的に思い出した言葉についての話をします。
泥より出でて泥に染まらず
何か正確には違う気もしますが、大昔の儒教学者が、蓮の花について語った言葉です。
蓮の花は、きれいな水や土の中からではなく、濁った水底の泥の中からそのきれいな花を咲かせます。その様子から、どれほどつらく過酷な環境にあっても、その環境に染まらず清く美しく生きるのが蓮であり、そういう風に生きることはできるはず。そんな意味だと私は考えています。
さて、この話を『蓮』の名を関するスクールアイドルたちに当てはめてみましょう。
「Dream Believers」だけでなく、収録されているほかの曲もよく見ると「過去の失敗」や「辛いこと」や「苦しいこと」を連想させる部分が多く盛り込まれています。
また、すでに公開されている情報でも、それぞれのキャラクターの「過去」に関する描写が登場します。ストーリーティザーPVなどでは、花帆がかつて病弱だったこと。このあたりは大変分かりやすいですね。
その他に、個人的に引っかかった場所は藤島慈の紹介文です。

小さい頃からタレント活動をしており、自分の可愛さを自覚し、可愛く見られるための努力を惜しまない。一方で興味のないことは一切やらないため、学業成績が振るわず、学院に入学させられた。
一見すると何の変哲もない紹介文ですが、どこにも「今うまくいってる」や「才能がある」などの文字はなく、むしろ「努力は惜しまない」とあり、努力しないと全然ダメととれる内容になっていると思いませんか。
それから、大沢瑠璃乃の趣味を見てください。

釣り、カラオケ、バッティングセンター
これは私も知り合いに言われて気付いたのですが、どれも「自分一人でできる趣味」になっています。
大沢瑠璃乃というキャラクターは、誰かと楽しむことが好きという割に、気を遣いすぎるとしばらく一人になりたがる、というキャラクターです。
相変わらず一人でやるのが好きという可能性もありますが、誰かと一緒にいてもできる趣味にまで昇華できている可能性もあると思います。どちらにしても、何ともキュンとする趣味だなと感じます。
このあたりは完全にこじつけなのですが、そんな個性を背負ってきた彼女たちが、ここまでにどんな道を歩んできているのか、先ほどの蓮の花の話とあえて関連付けをすると、決して無視できない要素になってくるのではないでしょうか。
一方で、現在公開されている情報はどちらかというと「ある程度ストーリーが進み、スクールアイドルとして歩み始めて彼女たちの様子」が多く映し出されています。
しかし、実際にアプリがリリースされれば、出会いや結成の話などのために少しだけ時間が巻き戻ることはほぼ間違いがありません。
この時初めて、実は少しずつ蒔かれていた、各キャラクターの過去を示唆していた伏線を回収するようなお話がくるのかなぁ~…と思っていたりしています。
どれだけ『いま』を楽しんでいる人にも、乗り越えてきた『過去』が絶対にあります。
蓮の花が咲く前の過去という名の泥が実は我々の見えないところにあるということを知りつつ、『いま』を輝く彼女たちを見た時に、どれほど感情が揺さぶられるのか。
今は想像することしかできませんが、そういった楽しみ方やテーマが、もしかしたらこの作品にはあるかもしれない、とそう思った次第です。
久しぶりに大変真面目な文章を書いたので、とても疲れました。
藤島慈たむの学生証カードを眺める仕事に戻ります………

この子の趣味もアレなんですよね。
「女の子の絵を描くこと」って、それはなんていうかその、かわいい子の憧れを抱いて自己投影してた頃の名残とかそういう、なんていうか、その……わざわざそんなこと書きます? みたいな趣味なんですよね。なんなんでしょうね本当に。
では今回はこんなところで締めたいと思います。
ラブライブシリーズにおいては、Liella!に続くというよりは虹ヶ咲の系列に近い「外伝作品」という面が強い作品だとは思いますが、やれる範囲で楽しんでいきたいと思います。

見てのとおり「作品名にラブライブがない(あっても小さい)」「キャラクターシルエットの横にグループ名がない」など、外伝作品に共通する要素が多いですね。
虹ヶ咲にハマった人間からすると、こっちのほうがよほど危険な気もしますが……
細かいことはアプリが始まってから考えます。
では本日はここまで。お付き合いありがとうございました。
すべてを巻き込む「彼女のEutopia」
みなさんこんにちは。
ぬこもやしです。
と、言うことで始まりましたね。
全世界注目の神アニメこと「ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会第2期」のお時間です。

今ならまだ一話も見られるので、細かいことを聞く前に見たいって方はこちらをどうぞ。
実際自分の目で見て、すごく大事にしたいシリーズでもあるので、言いたいことや話せることはいろいろあるのですが、今回は特に度肝を抜かれたこちらの話をしていきましょう。
2期から新登場のキャラクター、鐘 嵐珠(ショウ・ランジュ)の新曲。
「Eutopia」です。
繰り返しにはなりますが、彼女はこの作品にアニメでは2期から。ほぼ原作に当たるスマホアプリでも2nd Seasonから登場するキャラクターです。
アニメでは、1期最終話のスクールアイドルフェスティバルに心を動かされ、はるばる香港から留学生として虹ヶ咲学園へとやってきました。どうやら、同じく二期から登場の三船栞子やミア・テイラーと浅からぬかかわりがあるようであるようです。
この辺、たぶんスクスタとはまたちょっと違う人間関係になってそうなんですよね。
まあ、それはさておきなんやかんやあってスクールアイドル同好会の部活紹介の際に、かすみんがやらかしてしまい、お客さんがみんないなくなってしまいそう…というところで
「みんなをここにくぎ付けにすればいんでしょう?」

と、自信満々かつ勝手にステージを始めてしまいます。
正直この曲は、この辺からの流れも混みでめちゃくちゃよかったので、公式で公開してるMVもこのあたりからやってほしかったですね…




やー…も、ここの時点でえげつないんですよね。
虹ヶ咲の挿入歌MVというと、こういう具合に「現実にライブのイメージをおろしてくる」ような描き方が、1期から多くのファンに支持されてきました。単純に、歌っているキャラがどんな気持ちなのか、見ているファンがどんな感動をもらっているのか、そういった要素がわかりやすく可視化されるからですね。
ですが、ここのランジュのシーンをよく見ると、まだ彼女は歌ってもいないんですよね。ただ登場して、これからライブをやるよと一声かけただけです。たったそれだけで、たまたまそこに居合わせた人全員を一瞬にして彼女の世界観に巻き込んでしまいました。
また、そのステージ選びも絶妙で、この場所のモチーフとなっているのは東京ビッグサイトの東棟です。ここは作品の中では教室棟として登場しているのですが、ここで皆さんに質問です。中学でも高校でも構いませんが、学生時代(今学生の方は今まさにですが)に一番長く居た場所ってどこでしたか?まず多くの方が「教室」になると思います。まあ当然ですよね。普通に規則通りに登校して、そのまま素直に授業を受けてれば一日の大半をそこで過ごすことになるわけですから。
部室棟となっている西棟が、スクールアイドル同好会のメンバーにとって、トキメキや夢を表現するための場所だとすれば、反対に東棟は変わり映えのしない当たり前の日常の象徴といえます。まあだからこそ、「始まりの歌」と題して優木せつ菜が西棟でDIVE!を歌うことに意味があるわけですが…。
閑話休題、先ほどの話とまとめると、多くの虹ヶ咲の生徒たちにとっての日常の象徴である教室棟を「ただ存在するだけで自分の世界に染めてしまう」ランジュが、この時点でスクールアイドルとしていかに強力で、嵐のような存在かが少しは伝わってきてるかと思います。




や~……
もう、音だけでやばいですね。無限に跳ねれちゃいますね。本当に。
ただ、音に関しては私は本能でしか聞けないので、今回は主に「セットのアクアリウム」と「カメラワーク」の2点から、何となく情報を読み解いていきましょう。
「見るアクアリウム」と「入るアクアリウム」
なんのこっちゃという感じかもしれませんので、順番に行きましょう。
先ほどのキャプチャ画像を見てわかる通り、今回のランジュのステージにはアクアリウムが配置され、またさまざまなカットでアクアリウムが登場します。



綺麗ですよね。アクアリウム。
ただそこにあるだけで、人を感動させる美しいものではありますが、それとそれを見る人の間には、分厚いアクリル板という壁があります。厳然と「見る側」と「見られる側」には、越えられない隔たりがあるわけです。ランジュ自身も「夢は与えるだけでいい」と最後に言い放っていることからもわかる通り、彼女にとって「美しいもの」や「感動するもの」というのは、孤高でありただその存在一つだけで価値を発揮することこそが重要と考えているのかもしれません。
しかしその一方で


ランジュ自身が水やアクアリウムの中に入っているシーンもちらほら見ることができます。
もちろん、アクアリウムの中にいるものとして輝きを放っている、という風に考えることもできるかもしれませんが、その割には随分と雰囲気が暗く、Bメロでは物憂げな表情が多くなっているのが印象的です。

ここ中の人ネタ。
歌詞にも、ざっくりとした意訳ではありますが
頂上からの景色を知っているのは私だけ。それこそが完璧な私。
といっています。
いやまあ正直ですね、孤高で完璧であるという美徳もすごい言いたいことはわかるんですが、なかなか難しいと思うんですよね。ビジネス的なつながりの協力者は作ることができても、理解者はなかなか現れないという苦悩があるのではないでしょうか。
アクアリウムの中から輝きを放っても外からは理解されず、周りにアクアリウムを集めても中からは理解されない。
「誰かに支えてもらわないとステージに立てないなんて情けない」というセリフや、anyone can keep up with me? anyone.(これも意訳ですが、だれが私についてこれるのか?いないよね)という歌詞が、孤高で完璧であるがゆえにだれからも理解されなかった彼女が、自分の人生から積み上げた「それならそれで構わない。だれもついてこなくても自分は自分だ」という覚悟ゆえの言葉なのかもしれません。
ランジュを中心に回る世界
これはもう、見たまんまなんですよね。
カメラワークをよくみていただきたいんですがもうね。縦横無尽に好き放題に「ランジュを中心に」ぐるぐると回っていますね。特にサビのラストなどは非常に特徴的です。
ここからすべてが始まっていくよ
という歌詞に合わせて



ランジュを中心に一回転。完全に世界の中心です。
もう、やりたい放題ですね本当に。ちなみに後ろに逃げても無限回廊ランジュに捕まるので逃げ道はありません。
と、言った感じで、なんかまだ全然いろいろあるような気がしてきましたが、疲れてきたのでこの辺で勘弁してください。
1話で一気につかみに来るという点では、これ以上ないくらいの爆発力を見せてくれたランジュの初パフォーマンスでしたが、まあこうなんていうか、あとで見返すと結構効いてくるネタが隠れているような感じはすごいするんですよね。
どんな話になるのかなと期待していたのですが、これはちょっと…もしかしたら期待以上かもしれないですね…
という感じで、短いですが今回はこの辺で。
またね。