アニメ ミリオンライブを見に墓から出てきました

はじめまして。

以前、ミリオンライブに触れていたものです。

 

いわゆる、2次元アイドルといわれる界隈の中でもとりわけ長い歴史を持つ「アイドルマスター」という作品がありますが、その中の一つである「アイドルマスター ミリオンライブ!」が、この度ついにアニメ化となり、全国の劇場でテレビ放映前に先行公開されています。

見てきましたので、何となくよかったところをいくつか書いたり書かなかったりしていきます。

 

当然ですがアニメ アイドルマスターミリオンライブ! 劇場先行上映の

 

ネタバレ

 

を大量に含んだ内容になります。ご留意ください。

あと、これは私の書きたいことを何となく連ねるブログです。その点、ご了承ください。

 

 

では、やっていきましょう。

 

・実際どうだった?

事実だけ書くと

泣きました。本当にすっごい泣きました。

もうこの作品のファンや、敬虔なプロデューサーだとは口が裂けても言えないくらいの感じになってしまっていますが、それでも泣きました。何か所か、本当に前見えなくなるくらいに。とはいえ、どこでどう泣いたのか、一応整理していきます。

 


765PRO ALLSTARS

まず、開幕でだめになりましたね。

今更新規の歌って踊る765プロのみんなを劇場の大スクリーンで見れるなんて思ってなかったですからね。もうあの辺で完全に涙腺は爆発してました。ところで、765プロオールスターズって名称はいつから出てきたんでしたっけ……覚えてない……

 

あのシーンのいいところはもう一つあります。単純に映像として見ると、ひょんなことから765プロのライブに参加した未来ちゃんが、そのキラキラにあてられて自分のやりたいこと、夢を見つけたと動き始めるシーンなわけですが、これは我々のようにこれまでアイマスを見てきた人間にはちょっと違った刺さり方をするんじゃないかなと思います。

アニメの中で765のライブが行われていた会場は幕張メッセイベントホールという会場なのですが、ここは現実の765のライブに参加していると、おそらく何回かは行くことになる会場でもあります。

狙っているのかどうかはわかりませんが、765のライブの舞台セット、衣装、演出などが、これまでの765のライブからちょっとずつ組み合わせているようなものになっています。この時点で、一度でも765のライブを見たことがある人だと「あれ、自分が参加したあの時のっぽいものが……?」と感じたのではないでしょうか。

そして、見ている人はそれぞれに「任意の765のライブでもらった感動」をちょっとだけ思い出すことで、同じ感動をもらっている未来ちゃんの気持ちがするっと入ってくるという寸法なわけです。ライブでもらった感動がトリガーとなり、心と体と物語が動き出すという、アイドルアニメとしては大変王道の展開ですね。

 

また、この展開はこのミリオンライブの世界が「765プロというアイドルたちが明確に存在する世界」で起きている話だという、世界観の説明を非常に明快している面もあります。

少し話は逸れるのですが「劇場版アイドルマスター 輝きの向こう側」というアニメがあります。10年前の作品なので、知らん人はガチで見なくていいです。

この作品にも、ミリオンライブのアイドルが765プロのバックダンサーという役割で登場します。ここには、アニメ ミリオンライブの主役となる3人は登場しませんが、それでも765プロの活動の一部にミリオンライブのキャラクターが組み込まれ、みんなが一丸となって前に進むことでミリオンライブのキャラクターたちも成長していくシーンが多数描かれます。

今回公開されているアニメ ミリオンライブとは、明らかに異なる世界であると考えていいとは思うのですが、ミリオンライブの世界は765プロと地続きであるという、10年前から変わらない設定をそのまま生かしてくれるのは大変良かったと思います。

 

あと、ToP!!!!!!!!!!!!!を歌うシーンで

「I CAN DO IT NOW」を歌えない静香と

「WE CAN DO IT NOW」のほうが印象に残っている未来と

「I CAN DO IT NOWね…」と訂正する静香

この辺も、大変示唆的でよかったですね。多分あのうどん、まだそのうちどっかで仲間に頼らずにやらかしますよ。

「WE CAN DO IT NOW」でも別に間違いじゃないので、わざわざ訂正する静香は本当になんて言うか……まあ、この辺はたぶん2幕以降のおたのしみでしょう

 


・Legend Girls!!

号泣2か所目です。2か所目といいつつここで最後ですが。

たしか3話後半だったと思うのですが、工事中のシアター見学ツアーのラスト、屋上で百合子がなんか「ここの景色を見せたかった」見たい話をするシーンでこの曲が流れるのですが……

 

まあ、本当に号泣しました。理由はよくわかりません。

 

Legend Girls!!という曲は、ミリオンライブの曲の中で「Thank You!」を除くと、一番最初にリリースされた複数人曲(当時はユニットという名前はなかった)になります。

いうなれば、我々のようなゾンビが生きてて元気だったころの最初に聞いてた、いわゆるママみたいな曲です。この表現があってるかは知りませんが。

また歌詞も、このシーンにピッタリなんですよね。

START!! 手のひらからこぼれ出した
夢へのSunrise はじまりの合図


ねえ、キミもきっと待っていたよね?
わたし達のこのステージ

 

憧れから現実になる 瞬間が今なんだ
毎日ステップアップ どこまでいけるかな
今日が未来への一歩

 

ここからはじまる伝説へLet's join
みんなで目撃者になろう
一緒に感動したいね
忘れられないステージ We'll be legend!!

 

なんかもう、説明できないんですけど、良くないですか?いいですよね。良いんですよこれ。このシーンにぴったり合いすぎてるんですよ。

この曲に合わせて、話をするキャラクターが七尾百合子っていうのもよくてですね。今もたぶんそうですが、最初期からミリオンライブという作品の人気を支えたキャラクターが何人かいるのですが、七尾百合子はそのうちの一人で、多くの人がこの子と出会ってなんか知らんうちにミリオンライブの村に入村していました。七尾百合子のどこら辺が人気出る要素なのかなどは、話始めるとそこらへんでちょっと宗教戦争がはじまりかねないので控えますが、とにかくそういうキャラクターが、この曲に合わせて、ちょっと偉そうに講釈垂れてるシーンなんですね。

 

なんか、泣いちゃいましたね。

 

たぶん、何回もいろんな組み合わせで聞いた思い出深い曲が、なんかよくわかんないけどいい感じのシーンで良い感じのアレンジで出てきてしまったので、思い出が滝のようにあふれてきてしまったんじゃないかなと思います。

 

・さて…

ここまでで「お前さっきから感想といいつつ思い出話ばっかじゃねぇか」と思ったそこのあなた。

 

その通りです

 

アニメ ミリオンライブくん、確かに良かったんですけど、まずここまでに話したような感情が先に出てきてしまって、細かく見ることができていません。かといってもう一回1900円出すかといわれるといやなので、誰か、ムビチケください(乞食)

真面目な考察や感想はイキの良い方が書いてくれることでしょう。

あとは覚えてる感想を雑多に箇条書きしていきます。

 

・伊吹翼、14歳でB85!?!?!?!?!?!?

海浜幕張駅幕張メッセの会場内外の描写がリアルでキモイ

・ロコアートが思ってた3倍くらいごみの集合体だった

・「みんな気持ちがばらばらで…」ってセリフのとこで雨ざらしのゴミが映るの本当に涙止まらん

野々原茜、業務上横領で書類送検されそう

・「仕入れ仲間……」めっちゃすき

・加速度的に増えていくシアター内の禁止行為

・ゲームだと人情の女なのにアニメになると途端にエゴむき出しになる横山奈緒

・唐突なあんロコ

・これ2幕で「Thank You!」じゃん

周防桃子、思ったより一発殴りたい

・繰り返し音に出したい言葉「はらっぱらいぶ」

・プロデューサーきみなんかしごとした?

 

まだなんかありそうな気がするけど、出てこないのでこの辺で。

まあ、2幕もたぶん見に行きます。

 

ではまた。