この一瞬に咲き誇れ【蓮ノ空OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~】

どうもこんにちは。ぬこもやしです。

 

ということで、ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~に参加してきました。

時間もったいないので、サクサク行きましょう。

キャラ名などの基本情報は各自調べつつ読み進めてください。

 

 

何から話せばいいですかね

とりあえず、100点満点で採点した結果

1000000000000000000000000000000点

みたいなイベントでした。

 

 

公式ツイッターからライブの構成などを引用しています。

はじめに軽ーくトークを…というのは元からわかっている話でしたが、ここも大変良かったですね。

みらくらぱーくの二人が大騒ぎする横で、花帆とさやかが頑張って場をコントロールしようと努力し、梢と綴理は基本喋らない。という、作中のキャラクターたちのようなやり取りが繰り広げられるトークパートは見ていて飽きないものになっていましたね。

まあ、約数名ちょっと中身漏れてるというか様子がおかしい方もいらっしゃったような気がしなくもしませんが……

という具合に楽しく聞くことができたトークパートの後でやってきたライブパートでしたが

 

15.5曲!?やりすぎぃ!!

 

先ほどの公式ツイッターに掲載されている画像のとおり、正直最初の各ユニット2曲ずつのパートが終わったあたりで

「あ~そろそろおわりかな~」

なんて思っているところへ普通にもう一度DOLLCHESTRAが登場し、3曲も歌ったあたりで、客席の雰囲気は完全に戦闘モードに入っていました。

もちろん曲数が多いから満足、という話ではありません。

 

スリーズブーケはとにかく芸の幅が広く、担うことのできる役割の圧倒的な多さが、まさしくこの作品の主人公ユニットらしいオーラを放っています。

花帆と梢の関係がわかるストーリーを踏まえたうえで聞くと見え方が大きく変わる「水彩世界」「Reflection in the mirror」「Holiday∞Holiday」や、しっとりさやたまに見せるお茶目さといった梢の魅力を存分に引き出す「謳歌爛漫」「フォーチュンムービー」といった曲でしっかりと聞かせながらも、最後には「Mix shake!!」で客も演者もみんな巻き込んで大暴れすることもできるという、何でもできることが単純に強いユニットになっています。

あとは、その、なんていうんですかね……

 

花宮初奈さん……

ちゅきです………………

 

気合が入ったときのちょっとハの字になる眉、漫画のキャラクターみたいな造形の泣きぼくろ、ターンの美しさ、指の先まで張り詰めたような立ち姿、透き通るような声、あとたまに様子がおかしくなるところも含めて、全部が好きなのだけれど……

 

DOLCHESTRAはもうすいません。

野中ここなさんだけ見てました。もう本当に、あの人は無理です。強すぎます。

スリーズブーケが作品のストーリーも存分に絡めながらやってくれているのに対して、DOLLCHESTRAはもう「蓮ノ空のことをなんも知らなくてもハマれる」くらいには完成度が高いなと、改めて感じました。まさに、実力でオタクを黙らせるユニットです。

その中でも特に、野中ここなさんのステージは素晴らしく、夜の部のSparkly Spotは完全にゾーン入ってましたね。本当にしびれました。何度でも見に行きたい、そう思わせる力があるユニットだったと思います。

 

みらくらぱーくは

アンコールあけの映像でこれやってくれた(これをやったとは言ってない)ので、公式と解釈一致しました。まあ、藤島慈たむはなんぼアップにしてもいいので……

冗談はさておき、みらくらぱーくというユニットはまだ、何もかもが足りていません。曲数も全然ないしそもそもゲームにちゃんと登場してないのに何しに来たんだといわれてもおかしくないのですが、ド!ド!ド!の一曲だけでも、十分に爪痕を残してくれました。

もうさすがにみんな気付いてるんですよね、ド!ド!ド!が泣ける曲だって。

 

 

さて、もう少しだけお付き合いください。

この蓮ノ空という作品は、ラブライブバーチャルアイドルという概念を持ち込むことで生まれたものです。また、カレンダーと連動して365日を共に過ごすというリアルタイム性もポイントとして押し出しています。

実際、バーチャル要素はどうなのかというと、ゲームのほうは結構頑張ってると思うのですが、ライブのほうには明確なバーチャル要素もリアルタイム要素もあったか?といわれるとちょっと困るかなぁ…という感想にはなります。

なにせ、そもそもゲームにちゃんと登場していないキャラクターの声優さんも出てきているので、今この瞬間に完璧に連動しているとは言い難いでしょう。けどこれも、あとで振り返るとなんかわかるかもしれないので、一旦保留としますが……

 

では、ゲームとリンクしている部分が全くないかといわれると、もちろんそんなことはありません。

アンコール前の幕間パートで、綴理と梢が「蓮ノ空の先輩たちに胸を張れるかどうかといわれると不安」と心中を吐露するセリフがありました。

これは、今まさにゲーム内で展開されている、スクールアイドルとして、蓮ノ空の伝統を受け継ぐユニットとして始動こそしたものの、1年生のころの話が原因となってまだまだ胸のわだかまりが取れない彼女たちの気持ちを想像すると、どんな想いでの発言だったのか、少しだけ意味が変わってくるように思います。まあ、私は普通に泣いてました。このあたりの演出はかなり良かったと思います。

このあたりは、あとで映像を見ても「このライブの時にリンクラのストーリーがどのあたりで、どんな空気感だったか」までは、後追いではなかなかわからないと思います。まさしく、今この瞬間の蓮ノ空を見ている我々の特権です。

 

しかし、ここで「じゃあゲームやってないやつはたのしめない…ってコト!?」みたいな脳直反応してくる人がいそうなので先にお伝えすると、別にそれはそれでいいんじゃないかなと思っています。

感想は本当に「見たまんま、感じたまんま」で全然いいと思います。

この作品に関わる我々には大きく二つの立ち位置があり、一つは彼女たちのストーリーに触れながら今この瞬間を見ていくことで、彼女たちの秘めた意図に思いを巡らせることができる場所。もう一つは、そういったこみ入った事情は何も知らずに、スクールアイドルのイベントに遊びに来たお客さんとしてみることができる場所。

これまでのラブライブシリーズにそういった側面がまるでなかったわけではありませんが、リアルタイムとバーチャルを押し出して、よりキャラクターとの距離感縮めようとしている蓮ノ空では、前者の遊び方を選んだ時の深みはこれまでにないものになっているでしょう。

 

ただ、この二つの立ち位置はどちらも正しいと思います。

なにせ、リンクラの世界にいる彼女たちのファンの大半は後者のはずです。同じことを我々がやって何が悪いのかと、そう思いませんか?

事実、何も知らずに来たって楽しめたのが、今回の「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ OPENING LIVE EVENT~Bloom the Dream~」だったと思います。ただまあ、やっぱ個人的には、すべて知ったうえでどちらに立つか選択できる前者のほうが、より深く楽しめるとは思いますけどね。

OPENING LIVE EVENTという名前には、ここまで書いてきたような内容を包括して、いろんな楽しみ方ができるコンテンツなんだよ、というのを我々に見せてくれたうえで

 

「では、ぼちぼちみらくらぱーくの加入や、1stライブといった本格始動に入るから、身の振り方考えてくれよな!」

 

というメッセージがあったののかな?と感じたりしました。

細かい要素出し始めるとまだまだあるのですが、今回はこのあたりでサクッと終わりにしましょう。

これからも、自分に無理のない範囲で蓮ノ空の日々を見守っていきます。次は小倉で会いましょう。