THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!で結婚相手を見つけた

僕は!!

五十嵐響子ちゃんと!!!

結婚します!!!!!!!




はい、ということで、デレ6thナゴヤドーム公演2日目のみ、参加しました。
シンデレラガールズの単独イベントって、たぶん現地は初めてのような気がしますね。(LVはライブの代替未満思想過激派)

アニメに出てくるようなキャラ以外はほとんど知らないくらいのテンションでいったにも関わらず楽しかったので大満足だったのですが、色々と考えることもあったのでざっくりとまとめて行きます。めんどくさい話もしたい気分なので、その辺は後半に入れていきます。

・なんだかんだ言っても、好きの発信って大事だなと感じた楽園
さっきも書いたとおり、私は本当の初期以外シンデレラガールズに関する知識はへっぽこなんですよ。アンダーザデスクとかインディヴィジュアルズとかなにそれってくらいなんですが、それでもアイマス界隈に身を置いていればほっといても目にはいる情報がいくつかあります。そのひとつが「関裕美」です。
詳細はよくわからないが、とにかく関裕美という文字とたぶんエモいキャラなんだろうという情報は入ってくる。そんな感じです。アウェーのライブにいく以上多少の予習はしていこうと考える人間なので、どこから手をつけようかな…と考えたときに、真っ先に出てくるのはこの手の無意識に刷り込まれた情報です。そんなわけで、関ちゃんソロ曲の楽園は聞いていったのですが
あっ、関裕美…
という感想でした。特に、間奏の「世界が輝いて見えたの。でも、きっと最初から輝いていたんだよね」という台詞で完全に浄化されました。物語を書くのが好きな人間なので、こんな台詞を言わせるとしたら…と考え始めると、どんなキャラなんだろう。この台詞にはどんな背景があるんだろう。そんな興味を持たされてしまいました。というか、モニターに映る会沢さんが見た目そのまんま関ちゃんでびっくりしましたね…
けど、これにいたるにはとにかく関裕美という情報を発信し続けた関ちゃんPがいたからこそなんだろうと、今にして思っています。感謝感激関裕美。

松井恵理子さん、神谷奈緒に会ってくれてありがとう
意外かもしれませんが、たぶん私はシンデレラのキャラなら神谷奈緒が一番好きです。自分には決して自信がないけれど、舐められたくないから少し強気にでがち。好意を寄せた相手に素直になりたいけれど、恥ずかしがりだからどうしてもひねくれてしまう。そんな彼女のことを表しているのがソロ曲一曲目の2nd SIDE。
そんな彼女が立つステージはどんなものでしょうか。あくまで個人的な感想ですが、アイドル神谷奈緒にはわりと敵が多いと思います。本心をさらけ出せない彼女の前には、本来の彼女に気づけずに敵になってしまった者がたくさんいるはずです。彼女を理解してくれる少ない味方と一緒に、大きな世界と戦わなければならない。それがアイドル神谷奈緒だと勝手に思っています。
Neo Beautiful Painという曲は、きっとそんな彼女の「武器」です。それも、逆境を覆すとびきり強力な、けれどすぐには使えない最終兵器。そんな不安定な曲を成立させるためには、しれっと軽く歌う人ではなく、魂震わすエネルギーを全身から発する人が望ましいと思います。だからですかね。いつもそうなんですけど
松井恵理子さん、すべてが全力すぎ…
そこまでたくさん見たことがあるわけではないですが、神谷奈緒のNeo Beautiful Painをここまで表現してくれるひとは、他にそういないんじゃないかなと思うくらいです。歌、ダンス、ステージの使い方。そのどれもが見る人の心を震わせる。最高のNeo Beautiful Painでした…

・五十嵐響子と結婚しよう
いや、これ、みんなそう思ったでしょ?ってくらい、五十嵐響子とかいうキャラは反則では?
存在が可愛い。歌う曲は軒並みラブソングでしかも常に全力でこちら向き。障害があるとすれば15歳という年齢…まだ、結婚できぬ…うおぉ…
セットリスト的にもアツアツ♪マカロニグラタン→ラブレター→(マイスイートハネムーン)→with loveとかいう、五十嵐響子ガチ恋欲張りセットになっていたので、完全に溶けてました。
アツアツ♪マカロニグラタンの歌詞に至っては、これ完全に嫁ですよ。嫁。もはやここまで来るとなんか洗脳でもしてるんじゃないかと不安になりますね。きょうびラブコメのヒロインでもこんな無条件の愛を提示することないですよ。
しかし、このこはなぜ登場当初からPにベタ惚れデレッデレなんですかね。こんな意味のわからないスペックの女の子に惚れられるって、前世でどれだけの徳を積めばいいんでしょうか…
ひとまず、しばらくの間は五十嵐響子に関する情報を浴びるためにネットの海を漂います。

・暴力の権化、Trinity Fieldくん


まずそもそも、この曲はどっからでてきたんですかね。って調べたら、デレステのオリジナル曲ってのはすぐにわかりました。
いやあのね、この曲はもうズルですよ。シンデレラガールズという看板を最初に背負った化物が化け物と化け物を引き連れたユニットになって、そこに化け物が書く詞と化け物が書く曲を与えてるわけですよ。これがずるじゃなくてなんなんですか。知り合いがこれをほぼ最前で見てると聞いてぶち転がそうかと思ったくらいですよ。
もう、この曲だけは絶対聴くつもりでいたので死ぬほど予習していきましたし、出だしのハモリが来た瞬間に叫びましたよ本当に。もうこれだけは、ただただ思うままに浴びることしか出来ないですよ。頭空っぽになりましたね。次はもうちょっとどんな様子だったのか、じっくり見たいと思いましたけど、たぶん流れたから条件反射でアホになるので無理ですね…


ライブの感想は大体そんな感じですかね。他にも田辺さんがくっそエモかったっていう個人的な話とかもあるんですけど、まあ、いいですかね別に。
それで、ここからちょっとめんどくさい感じになります。

・プロデューサーなのかファンなのか
シンデレラのライブではちひろさんが会場の客に向けて「ファンの皆さん」という言葉を使うと聞いてわりとびっくりしました。
アイマスってのはプロデューサーを演じるごっこ遊びだと思っていたのですが、シンデレラガールズにはおそらくそうではなく、アイドルのファンとしてくる人がかなりの割合でいるのでしょう。これは別にPが正しいとかファンが間違ってるという話ではなく、シンデレラガールズはそういう遊び場としてディレクションがかかっているのだろうな、という私自身の感想でしかありません。
実際、今回の遊園地というコンセプトや徹底して声優ではなくキャラとしてステージに立っているMCなどは、本当にシンデレラガールズというアイドルグループが存在し、そのグループのライブにいるような感覚でした。
今回発表された新アイドル7人に関しても、今の時点で空気レベルの扱いを受けてる声なしアイドルのPの気持ちを考えるとものすごくもやもやすると思ったのですが、逆に「シンデレラガールズというグループの中に推しがいる、あるいは興味があるファン」からすれば、これはおそらくものすごくうれしいことに感じられるはずです。特に印象的だった感想は「今からでも推せるアイドルが増えるから、これからでもシンデレラに参加できる」といっている人がいたことです。あーそういう視点があるんだなぁ、と素直に感心しました。ただまあ、その遊び方も行き着く先はいわゆるAKBグループなので、運営に推されないアイドルに惚れこんでしまうと、結構大変ですが…。
不人気アイドルのファンは、MVで画面の端に一瞬映るのを一生懸命探して見つかって喜ぶくらいの乾きっぷりらしいっすよ…

ただ、今回私が行ったナゴド公演2日目はちょっと特別だったのか、ステージやアナウンスから「ファン」という言葉は一切聞こえてきませんでした。
何より印象的だったのは、ニュージェネレーションズがその日登壇した全員を引き連れて歌ったalwaysです。歌詞を見れば、アイドルからPへのメッセージという特色が色濃く感じられます。もちろん、最後の締めとしてのバラードと見ることも出来ますが、これをわざわざ全員で最後に歌わせるのは、それなりに意味があるのではないでしょうか。
この曲はただのバラードとして聴くか、担当アイドルからの感謝として聞くかでまったく印象が変わる曲になっているので、この曲を聞いて崩れ落ちる人たちにはきっと今の私には絶対わからない苦悩が今もあるのだろうなと思います。
シンデレラガールズというコンテンツとどう付き合うか、という話をしたときに、ファンとしてなのかプロデューサーとしてなのか。どちらが正解かというのはないとは思います。ただ、少なくとも、ナゴド二日目を見ている限りでは、プロデューサーとして付き合っていく道も決してなくなっているわけではないと思います。遊園地というコンセプトを徹底しつつも、しっかりとプロデューサーへのメッセージを入れてくれたところを感じて、なんだかんだシンデレラガールズアイドルマスターとしての進化をやめているわけではない。今日はおそらく、アイドルマスターという作品がたどる歴史の転換点のひとつになるのではないかと、そんな感覚でした。
どっちが、というわけではなく、ファンとプロデューサーが一体になって盛り上がっていけるような遊び場であればいいなと、外野ながらに感じました。


と、そんなところでしょうか。
それでは、私は巣のミリオンライブ君にかえります。

またいつか。