THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 最後のフェアリー曲はどうなるか

昨日発売のTHE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 12 D/Zealを聞きました。



初披露のときからまぁ~えらい強い曲だったんですけど、フルで聴くともうほんっと怖い曲ですねこれ。
ドラマもまあよかったので、そらフラゲ日の時点で3万枚弱売れるわけですよ。さすがミリオンライブくん。だいにんきこんてんつですね(すっとぼけ)

さて、今回はそっちの話ではなく、このシリーズについて書きたいと思います。

THE@TER GENERATIONシリーズは、ミリオンライブシアターデイズが始まってからリリースされ始めたCDシリーズで、ゲーム内のエンジェル、フェアリー、プリンセスの各属性のアイドルがユニットを組んで新曲をもらっているシリーズです。曲の完成度もさることながら、それに付随したドラマの完成度も高く、最初のころは誰もが自分の担当アイドルがどこでどんな曲をもらうのかと期待してたものです。

1曲目の夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-は、ミュージカル調かつ今までにない仄暗いストーリーで、ミリオンライブ君の本気を見て驚かされました。


2曲目のEScapeも、強固なSFの世界観と歌唱力お化けたちのとんでも曲で、初見でひっくり返りました。



そして、昨日発売のD/Zealはフェアリー属性の3曲目で、次がいよいよ最後の曲となりました。そうするともうメンバーはほとんど確定なわけです。
最後のフェアリー曲に登場するいかれたメンバーはこの子達です




















D/Zeal発表の時点で私は困惑しました。

こいつらで何するんだよ…

って感じです。

今までの曲に出てきたアイドルたちにどんな共通点があるのかといわれると結構苦しいんですけど、けど、この4人にはこの4人しかない共通点がありました。
実はこの4人には、社会常識や普通ならこう、という概念と戦っているというテーマが隠されています。

歩は好きなことをして生きるという生き方を望んでいたものの、普通に就職しろと迫られた中でアイドルを目指すという物語を持っています。
ロコはアートという表現が普通の人にはなかなか理解されないという苦しみと戦っています。
桃子は普通の女子としての幸せをなげうって芸能界で戦うという道を一度は選ぶも、敗北した(という暗喩が多く見られる)という背景があります。
昴は男の子と同じように生きてきたが、アイドルの世界に飛び込むことで急激に性の違いという命題にぶつかり、女の子らしさとは…と、もがいています。この辺の話題はセンシティブなので嫌う人も多そうですけど…

こんな風に書くと、結構この4人はただのおふざけ4バカグループではなく、その子だけの特殊な壁を乗り越えなければならないというストーリーを存在自体に内包しています。
最後のフェアリー曲がどんな者になるのかは当然今はわかりませんが、この4人が持っているテーマを活かして

常識や当たり前と戦う意志を示す曲

だったりしたら熱くて良いなぁと思った次第です。

さくっと書きましたが、これは別に予想しようとかそういう意図はあまりなくて、この4人が最後に残った意味をちょっとだけ考えたいと思ったので、文字にしてみました。

それではこの辺で。