アニメ「はいふり」はキャラが多いけど、覚える必要はないのではっていう話

正直な話、私はアニメを見るのに公式サイトってあまり見たくないんですよ。

っていうのも、例えば小説を買って読みますっていう時に、本文以外の情報がないと理解できない小説ってそれは欠陥品じゃないですか?もちろん、作品ごとに事情はあると思いますけど。そして、アニメで言うところの本文というのはやはり放送される、ないしは円盤化される映像がそれにあたるわけで、それ以外の情報が前提として必要不可欠っていうのは、正直やめてほしいなというのが私の意見です。


さて、前置きはこの辺にして、始まりましたね。「はいふり」あらため「ハイスクールフリート





事前の情報では、いかにもゆるっとしたキャラクターデザインと、これでもか!これでもか!と言わんばかりに豪華な声優陣であることを強調した、声豚御用達アニメかと思われていたところ、蓋を開けたらなんとびっくり、わりとリアルな船の描写やシリアスで緊迫感のある導入の作品であることがわかりました。

で、ここで最初の話なんですが、1話をの本編を見た限りではどんなアニメになるのか正直掴み兼ねるというのが正直なところです。ただ、公式のストーリーを見ると、わりとリアルに海洋航海に関する話であるとか、ガチの沿岸警備に従事する女の子のストーリーなのかもしれません。1話でもなんとなく伝わってきましたが、はいふりの世界はいわゆるウォーターワールドです。陸地が減ってます。困りましたね。ということで、海洋交通網が発達し、それを守る人間が多く必要になった。その中で女性の進出も進み、「ブルーマーメイド」という全国の女子のあこがれの職業があるそうです。
けど、この設定、1話ではそんなに伝わってこないというか、結局この子たちはなんなんだと思いながら公式サイトを見たら「あーなるほど」と手を打ちました。もちろんこれからストーリーが始まる以上、まだまだ決めつけるのは早いですが、果たしてこれで引きこまれた人はどのくらいいたのでしょうか…


声豚御用達と言いましたが、実際まじでその通りで、キャスト一覧がすごいことになってます。はいドン



多すぎぃ!
というのも、これは言ってみればクラスの出席簿の様なもので、主人公たちが乗る船の搭乗員が全員ここに出ています(未確認のため要検証)。こんなん覚えられへんわ、というか多分覚える必要ないと思います。絶対こんなにたくさんのキャラはストーリーに絡まないから。大半はモブでしょうね…けど、船お動かすにはこれだけの人が必要であるって言うことを印象づけつつ、見る人が来るための門戸を広げるには良い策だと思いました。

あっ、でも、個人的にはぜひ、田辺留依さん演じる姫路果子ちゃんは応援してあげてください(宣伝は基本)




最後に、このアニメ今後どうなるのか、少し考えてみましょう。

多分ですが、制作サイド的には放送前の声優押しは、その界隈の人を呼ぶための釣りであり、それまでのプロモーションと、1話のギャップでオタクのハートをハートキャッチプリキュアする狙いだったのかもしれません。そう考えると、今後も1話のような日常なんだかシリアスなんだか、どういうテンションで見ればいいのかわからない展開が続くのかなぁと思います。

個人的にはそれほど悪くはなかったんですけど、いかんせんどういうテンションで見ればいいのかついぞわからなかったのだけが結構きつかったです。ものの例えですが、私ははこれからこのアニメを見るのに普段着で行けばいいのか戦闘服で行けばいいのか、はたまたスーツを着ればいいのか。これわからないと結構精神削れるので、はっきりしてくださいって感じではあります。


さて、こんな感じでだらっとやりましたが、もう少しだけ見極めたいなぁと言うのが正直なところです。

OPはまさかのTrySailのかっこいい路線ですごく好きです。
動画貼ろうかと思ったら公式のがなかったので、自分で探してください。まぁ、ミューレだししゃーなし…

おわりだよー