大人気アプリゲーム「ららマジ」の良さと瀬沢かなえ

最近ハマりました「ららマジ」について、良いところをさっくりと紹介します。






・「ららマジ」とは




公式の紹介文です。
スマートフォンで配信されているアプリゲームで、これだけ見るとなにがすごいんじゃという感じですが、お作法として最初に紹介しておきます。
ゲームシステムはオーソドックスな横スクロールアクションゲームです。




複雑な操作は必要なく、ある程度キャラクターの強化が進めばオートでのプレイも可能なほどとっつきやすい操作システムになっています。いわゆるスタミナや体力と言った概念が基本的に存在せず、暇さえあればポチポチといつでもプレイできるのも魅力の一つです。
また、キャラクターとの交流もこのゲームの見どころです。時間や好感度に応じたセリフや、個別の交流エピソードなど、テキスト量も非常にボリューム感があり、ここもおすすめポイントです。好きなキャラクターとたくさんお話(意味深)しましょう。



・「ららマジ」のストーリー

個人的に最重要ポイントはここかな、と思っています。

プレイヤーと視点となる本作の主人公である調律師(チューナー)は、東奏学園器楽部の演奏に魅了され、この音を支えたいと思い器楽部の門をたたきます。
しかし、主人公が訪れたときには器楽部は部員の心がバラバラの状態で解散寸前となっていました。
30人の部員たちと交流し、器楽部を復活させましょう!!

というのがざっくりとしたあらすじです。
「ホニャ」という謎の存在に導かれるままに、主人公は器楽部の部員達の心を取り戻す冒険に身を投じる事になります。


ここまでの話だと、なんだまーたご都合ファンタジーものか、という印象ですが、キャラクター一人一人に用意されている個別のストーリーは音楽に関わる女の子の等身大の悩みを投影したようなものになっています。
よくある話だからこそ、多くの人の心に波紋を起こすようなとても身近でありふれた、けれどもその中にある大切なことを思い出させてくれる。そんなストーリーになっています。
学生の頃にちょっと戻ったような、そんな懐かしい雰囲気も味わうことが出来ます。部活動とか頑張って色んな経験をした事がある人などは、かなりグッとくるセリフやエピソードがたくさん詰まっているんじゃないかな、と思いますよ。1章や2章は、自分自身の殻に向き合ったり、ライバルと向き合ったり、そんな身近な悩みと身近な救い。そういったものがテーマになっているのではと感じました。
足を止めてしまう原因はわりと近いところにあって、それを取ってくれる何かもわりと身近なところにある。忙しいと忘れがちな小さなことをしっかりと描いてくれています。



まあ正直、私は学生の頃いっぱい音楽やそれに関する部活動に触れていたので、このストーリーを見てめっちゃ泣きました。うそですそこまでは泣いてないですけど、色彩豊かなストーリーとそれを表現する声優さんの演技にかなりくらっときました。水瀬いのりさん is GOD。

その一方で、作中にはまだまだ未解明の謎がたくさん残されています。

そもそもホニャとは何者なのか。
器楽部のメンバーの心がなぜばらばらになってしまったのか。
この状態になったのがなぜ、東奏学園器楽部なのか。

こういったファンタジックな謎もストーリーの随所に隠されています。普通にストーリーを見ているだけでも面白には前述のとおりですが、こういった謎を解く手がかりが見え隠れしているな…と、個人的に感じるセリフもちらほら見ることが出来ます。
器楽部のメンバーがバラバラなのは目下のところ顕在化している問題ですが、その根っこにまだ見えない何かが隠されています。たぶん。
こういっちゃなんですが、なんの疑問もなく行かされてる夢世界そのものがとても重要なファクターだと思うんですけど。






最もストレートにその謎に手を伸ばしてきたのがこの5章ですが、ボスは目ン玉飛び出るほど難しいのでこれから始める人は覚悟してください。今んとこ間違いなく一番強いボスでしたね…

最初に書いたとおり、これらのストーリーはやろうと思えば一日中いくらでも進めることが出来ます。もちろん、空いた時間にちょっとずつやってもいいので、お好きなプレイスタイルでららマジのストーリーに触れてほしいです。

・個性豊かなキャラクターというか瀬沢かなえ



作中一番人気(自社調べ)キャラクター、瀬沢かなえの話をします。

ストーリー序盤に登場し、その後のメインストーリーでもちょくちょく登場し、その豊かな感情表現とおとぼけた個性でプレイヤーの心をガッチリと掴んで放さない。瀬沢かなえちゃんです。
プレイヤーのことを先輩と慕ってくれるとても可愛い後輩キャラなのですが、程よい距離感と程よいdisを飛ばしてきて、非常に心地よいキャラクターです。オタクってわりとこういうお互い適当にやれる子って結構惹かれちゃうと思うんですよね。




出身が田舎で、もともとの喋り方がものすごくなまっていることに強烈なコンプレックスを感じていて、普段は頑張って標準語を喋っています。が、ふとした拍子に素がでてしまい、このこえがまぁたかぁあわいいんですよ…

極度の方向音痴でしょっちゅう道に迷っています。こいつよく今まで生きてこれたな…ってレベルな割に、どちらかと言うと主人公が迷子になっていてそれを自分が探してあげているという思考になりがちなのがとてもむかつきます。でも、最後の最後は泣きついてきます。とても可愛いです。
中3で後輩。繰り返します、中3後輩です(最重要)

以下、瀬沢かなえの畜生発言集をお楽しみください。









と言った感じで、キャラクターも個性豊かでとても楽しいです。
私自身最近始めたばかりで見逃しているイベントも多いので、これからもうちょっと色んなキャラのストーリーを見ていければと思っています。

個人的にはこの辺の子らが担当している楽器や、公式資料集にでている設定を見て「おっ?」ってなりました



自分の使ったことある楽器のキャラとかそれはずるいっすよ。コンファゴ振り回すゴリラ先輩ほんますこ。
あっ、もちろん胡弓は触ったことすらないです。

ということで、ざっくりとですが「ららマジ」について話をさせてもらいました。
アプリゲームが次々でてきてなにをやれば良いのやらという昨今ですが、検討の一助になれば幸いです。

では、また。