「THE IDOLM@STER ニューイヤーライブ!! 初星宴舞」で少しだけ原点を思い出した

新年から早速アイマスのライブに行ってきました。
ミリオンライブにうつつを抜かすようになってそれなり経ってしまいましたが、やはりアイマスってのはオールスターズがあってこそだなぁと再確認してきました。まずはセットリストからサクッと見ていきましょう。

day1

01.THE IDOLM@STER 初星-mix-
02.START!!
03.プラ・ソニック・ラブ!
04.私だって女の子
05.トリプルAngel
06.ロイヤルストレートフラッシュ
07.聖炎の女神
08.LEMONADE
09.Funny Logic
10.BRAVE STAR
11.addicted
12.Day of the future
13.Next Life
14.edeN
15.Fate of the World
16.合言葉はスタートアップ!
17.Light Year Song
18.隣に…
19.チアリングレター
20.虹のデスティネーション
21.Just be myself!!
22.Destiny
En01.自分REST@RT
En02.ToP!!!!!!!!!!!!!

day2

01.THE IDOLM@STER 初星-mix
02.ステキハピネス
03.フラワーガール
04.放課後ジャンプ
05.全力アイドル
06.BRAVE STAR
07.虹のデスティネーション
08.ブルウ・スタア
09.ゲンキトリッパー
10.いっぱいいっぱい
11.七彩ボタン
12.ら♪ら♪ら♪ わんだぁらんど
13.オーバーマスター
14.迷走Mind
15.追憶のサンドグラス
16.Rebellion
17.CRIMSON LOVERS
18.始めのDon’t worry
19.9:02pm
20.Light Year Song
21.細氷
22.Destiny
En01.自分REST@RT
En02.TOP!!!!!!!!!!!!!

私は2日目のみの参加だったので、どうしても2日目の話が中心になってしまうことを予めご了承ください。

まああああああああああああ~…

泣きました。
もう、気持ち悪いくらい泣いてました。

私はアイドルマスターSPからこの作品を知り、色々見てきてライブとかに行くようになったのは2014年のSSAからっていう話はよく色んな所でしてるんですが、作品に関わるタイミングとしてはすごく中途半端で、リアルライブに行くようになったのはむしろ遅くない?これまでなんで在宅してたん?っていわれても仕方ない程度には後発組かなぁと思っています。まあ、本当に2014年のSSAまでは「声優のライブって正直それ楽しいの?声優やぞ?キャラがいる訳とちゃうねんぞ?」って言うスタンスでした。
今回はそういう思い出話系ではなく、そんな私がこのライブでなにを感じたかっていうところに触れていきます。特に印象に残っているところで行くと…

星井美希がいたと感じた「追憶のサンドグラス」
いきなりですが、多分これが2日目で最強の一曲だったと思います。感想を一言で行くなら

星井美希がいた

になると思います。そのくらい気迫というか、理屈抜きで見るものを引き込む出来だったと思います。この感覚を言葉に出来ないのが本当に口惜しいのですが、あえて言葉にするなら「幕張メッセ星井美希を召喚した」というしかないという感じです。ライブなので、当然色んな人が参加します。知り合いから聞いたところによると1日目からそれなりの数でMCやらなにやらでつまらん茶々を入れる人が混ざっていたそうですが、この曲に関しては多くの人がサイリウムを振ることやコールをすることを忘れてただ聞き入っていたように見えました。ほぼ一番後ろから見てたので多分そんなに間違った感想ではないと思います。
この曲の前が、プロジェクト・フェアリーオリジナルメンバーのオーバーマスターと平田さん渾身の迷走Mindという、ぶち上がっていく曲でした。そこに緊張の糸で縛り付けた聴衆をぶん殴るようなイントロから始まるこの曲をぶち込んでなお我々を黙らせるステージ。本当に言葉を失いました。
この曲はどこ出典かというと、ミリオンライブの最初のCDシリーズである「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE(通称:LTP)」からのものです。ミリオンライブに重心が寄っていた私にはえらい刺さりました。ミリオンライブの中でも天才キャラという位置づけで成長を続ける伊吹翼が、先輩として慕う星井美希のステージだったわけです。星井美希もいわゆる天才キャラと言う属性を持っており、それを何年も演じ続けて本当に天才のような存在にまでなってしまう長谷川明子さんの執念が結実したような一曲でした。先日、ミリオン3rd幕張の映像を見たばかりでミリオンライブも成長し続けているなと思っていたら、その先輩である765ASはまだまだ先にいるんだというという事実でぶん殴られた。とても幸せな4分間でした。
ミリオンシターのアイドルたちは、これに続いてほしい。ミリオンのPである私の率直な感想です。

・若林さんの煽りをフルで初めてみた「いっぱいいっぱい」
この曲、私はフルで聞くのは多分初めてなんですよね。映像とかで見てたり知り合いからずーっと「この曲の神の煽りが云々…」と聞かされ続けてきたのですが、ここで初めて見ることが出来ました。楽しかったです。
アイマスって言うコンテンツはもう長すぎて、最近入った人が全部を知った上で追いかけるっていうのは実質無理な域まで来ていると思います。人によってはそれに対して「プロデューサーとして失格…」と感じる人や、他人にそんなようなことを投げつける心無い人までいるかもしれませんが、はっきりいいましょう

そんなん全然関係ないから!好きに楽しめ!

でいいと思います。私もアイマスを知ってから7年近く経ちましたが(しれっといってますがだいぶやばいですね。アイマス好きすぎか?)それでも未だに「他人から見れば定番曲」と言うものを初めて見るという経験ができる。という、凄まじいコンテンツだと思います。今からでも遅くないです。あなたのプロデュースを始めてみてははいかがですか?

仁後真耶子さんとか
最後に、少し暗めの話をします。
私がアイマスにはいったきっかけは高槻やよいでした。彼女のプロデュースを特に考えずに始めて、一緒に少しずつ成長していったが最終的には力が足りずに中途半端なところで終わってしまいました。それでも彼女は私を責めるでもなく、また一緒に頑張ろうと、そういってくれたように感じました。いつかきっとこの子の夢を叶えてあげたいと、たかがゲームですが悔しさにちょっと涙を流しました。この気持ちが私のアイマスにおける原点であり、そこから得た人生経験のすべての始まりです。だからこそ、その道を作ってくれた高槻やよいと、そのキャラに魂を吹き込んだ仁後真耶子さんにはずっと感謝し続けることと思います。
2日目に披露されたゲンキトリッパーがちょっと声でてないのでは?って思ったことや、Light Year Songの最後でやよいのあのポーズをとっていて号泣したことなど、話し始めれば色々あるのですが、このライブで最も強く自分の中に残ったのは

また、やよいのプロデュースをしたい

という気持ちでした。ゲンキトリッパーでちょっと声が出てないのは、単純に興行としてみれば多分失敗に入ると思います。ですが、ある意味では発展途上のやよいらしい一面と見ることも出来ます。一人ではまだまだでも、765の仲間と一緒でならばしっかりと立っていけるという面をLight Year Songで見ることが出来ました。今回は席の位置の関係でずっと座ってられたので、曲中でも気になるところでは双眼鏡を使って表情をずっと見てたりすることが出来ました。本当に楽しそうに歌ってくれるんですよね。ミスをしたときに笑うというのは、人によってはヘラヘラするなと感じるところかもしれません。ですが、高槻やよいに関してだけを言うのであれば、彼女はステージ上でどちらかと言うと転ぶ方なんです。それも、誰にも見えないところではなくファンの見ているところで転ぶ方なんです。けれど、その失敗を引きずるのではなくすぐに笑って切り替えられるパワーを持っているのも高槻やよいなのだと思っています。だから、今回はこれでいいんだと思いました。本当の意味で大成功するステージは、他人の手ではなく私の手で叶えるべきなんだ。と、そう感じました。
少し時間かかってもいいから、PS4買ってステラステージやろうかな…なんかその前にネタバレ食らったり、また新しい展開がきそうだけど…

そして何より、最後のMCですね。アイマスライブでは本当に最後の曲を始める前に一人ずつ挨拶をするのが定番です。その順番は立ち位置の端からスタートし、その時のセンター(中村先生とか)を最後にすると言うものなのですが、今回は端からスタートして、そのまま順番通りに真ん中に立っている中村先生が挨拶を始めた瞬間冷や汗が出ました。
えっ、その順番だと(スタートと逆端に立ってる)仁後ちゃんが最後じゃん…って気付いたからですね。
直前の若林さんが少しおどけて順番を回してくれましたが、それでもこの順番でなにを言うのかと心臓が飛び出そうでした。というのも、仁後ちゃんは声優という仕事に対して、おそらくもうそれほど前向きではないのだと思います。あくまで、様々な場面での言動から察するレベルのものですが、いつ辞めようかなと悩んでいるのではないかと思います。もちろん、それは本人が選ぶことであり、その選択を私がとやかく言う権利はありません。仁後ちゃんがいつか「その道」を選択したときに、私もどうするか考えなければならない瞬間がいつかは来るのではないかと思っています。ただ、それは今のところは杞憂だと気づきました。結局なにを言ったのかといえば「もうちょっと続けてもいいかな(意訳)」だったので、私はもう泣いてましたし、そりゃ今井麻美さんも号泣ですよ…私ですらこんな気持を抱えてるんだから、親しい仲間であるアイマスガールズの皆さんの気持ちがどのようなものか、もはや想像すらできません。それでも、最後に仁後ちゃん本人が「もう少し続ける」といってくれたのだから、もうしばらくそれを信じようと思います。
いや、やっぱとりあえず、ステラステージやるくぁ!!まずはPS4購入からですね…

そんな感じですねとりあえずは。
本当にアイマスって楽しいし好きだなぁと感じた一日でした。
おしまいです。

これを言うと怒られそうだけど、中の人が変わっても追いかけられる雪歩Pは本当にすごいと思う。私だったら、最終的にまたアイマスに戻ってくることは出来ても、次の日から同じように追いかけている自信はないですね…