アイドルマスターミリオンライブ「M@STER SPARKLE」シリーズを聞こう

おひさしぶりです。ぬこもやしです。
先日、アイドルマスターミリオンライブ5thライブのCD先行抽選の当落が発表されましたね。皆さんいかがだったでしょうか。

私は両日現地参加です。

私は両日現地参加です。

すみません間違えて二回タイプしてしまいました。
ということで、楽しみだな~というところなのですが、今回このミリオン5thに参加するにあたって、ぜひ皆さんに聞いていただきたいCDシリーズがあります。それがタイトルにもある『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE』シリーズです。オタクの間では通称『MS』や『MSシリーズ』といわれています。既存のアイマスCDシリーズとかぶっていますが、いまさらそれを話題に出す人もまずいないのでひとまずスルーします。

このMSシリーズですが、ミリオンライブは先日母体のひとつであったソーシャルゲームがサービス終了し、スマートフォンゲームに一本化がされました。その影響で、登場するアイドルの内面に関して明らかに『ソシャゲの頃』と『スマホゲームの頃』の二つが微妙にずれて存在するようになってしまっています。ですが、これはソシャゲ時代からやっていた人の感想であり、スマホゲーム版から始めた人には何のことやらというものです。そのため、このMSシリーズは改めての再スタートという側面が強く押し出されているように感じる曲が多く収録されています。リセットというほどではないにしても、最近知った人にも昔から知ってる人にも、同じイメージを持ってもらいたいという意図があるようにも感じます。
そのせいかはわかりませんが、案外このCD、ちゃんと聞いてない人がいるように感じるんですよね・・・

ちょっと待って!!それは!!とてももったいない!!

といいたくなる曲がたくさんあります。そこで、今回は私が聞いて『良い!!』と思った曲をざっくり紹介します。
まだ買っていない人、買ったけど封も開けてない人、これから買おうと思ったけど多すぎてさすがに全部は・・・という人はぜひ参考にしてください。


M@STER SPARKLE01
まずは一枚目。満を持して発売されたMS01です。ここで紹介するのは、スマホゲーム版から登場した新キャラ『白石紬』の『瑠璃色金魚と花菖蒲』です。和のテイストを思わせる雅な雰囲気のイントロからは想像できないほどの、重低音が体の芯に響くロックサウンドがとても印象的です。私自身この曲をはじめて聴いたときはものすごい衝撃をうけましたし、この曲をモチーフとした非公式グッズ作成が有志によって実施されたのもうなずける一曲です。歌詞に登場する「瑠璃色金魚」が白石紬自身であると考えると、アイドルになるべく上京した彼女の心の揺れや、激しい動きを表現しているのではないかと読むことができます。まさに、白石紬自身を表した一曲といえるでしょう。
もう一曲、MS01からは『周防桃子』の『ローリング△さんかく』も紹介したいのですが、この曲はなんと言うかその、このキャラが持っている背景を知った上でしっかりと聞いてほしいので・・・とりあえずゲームやってください!お願いします!


M@STER SPARKLE03
つづいてはこちら、MS03です。
まずは『箱崎星梨花』の『Come on a Tea Party!』を聞いてください。ミリオンライブのかわいい担当は箱崎星梨花をもろに表現したような軽快でキュートさにあふれた一曲に私は昇天させられてしまいました。また、歌詞の中にもただ楽しいだけではなく、パーティーを開催するホストとして、ゲストが楽しんでくれるかどうかという他人の気持ちを想像できるキャラであることもしれっと描かれています。
もう一曲は『高山紗代子』の『Only One Second』です。時に空回りしてしまうほどの熱血や情熱を内に秘めた沙代子を直球で表現している、まじりっけなしの一曲。このキャラはこれまでどちらかというとバラード調の曲を担当していたため、個人的には待ってましたといわんばかりの正統派楽曲です。歌唱を担当している駒形友梨さんの歌唱力も、一度聞いたことがある人ならばご存知のとおりです。これを楽しみにせずして何を聞きにいく。と言い切ってもいいくらいでしょう。


M@STER SPARKLE05
『真壁瑞希』の『Silent Joker』
強い!!いいから!!とりあえずこれを聞いて!!!!!終わり!!閉廷!!


M@STER SPARKLE08
最後はこちらMS08から『天空橋朋花』の『Sister』です。まず、この曲の情報が公開された時点で、「作詞・作曲:小岩井ことり」の文字に多くの人がひっくり返りました。それ朋花の中の人やないか~い!!って具合です。ただ、これただの無茶でもなんでもなく、実は朋花の声優である小岩井ことりさんは作曲に関する造詣がそんじょそこらの人よりよっぽど深いというのは結構有名な話だったりします。また、この曲ができるまでに関する話も公開されているので、興味がある人は本人のツイッターなどを見てください。もちろん、そのエピソードがすごいからというだけでなく、曲のほうも文句のつけようがありません。なんだかんだでこれまでのイメージを踏襲している曲が多い中で、これまでのパンク調の曲からうって変わったようなフラメンコ調のメロディーに、朋花自身が持つ強い意思や願いが乗っているように読むことができます。そりゃ、演じてきた人に歌詞かかせれば一番ストレートにそのキャラが表現できますって。それでなくても、小岩井さんがキャラクターとどのくらい真摯に向き合ってきたも多少なり知ってるわけですから。私は完全にノックアウトされました。明日から子豚ちゃんになります。

ほかにもいい曲はあるのですが、とりあえず今回はこのあたりで終わりです。
CD一枚ずつに表現するべき流れというものがあるので、すべてがその限りではないですが、それぞれの曲に『作品におけるそのキャラの役割』が埋め込まれているようにも感じます。そういった視点から静香の「SING MY SONG」などを聞くと、ようやっとその役回りがきたかという感じもします。

ということで今回はこの辺で。
また会いましょう。