UNI-ON@IRが終わったけど、次はロコとどこに向かおう【ミリオンライブ6thツアー追加公演の感想】

どうも、ぬこもやしです。
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE UNI-ON@IR!!!! SPECIAL、本当にお疲れ様でした。
4月から始まった仙台公演から、およそ半年弱のツアーということで、様々な思い出がありますが、その総決算として、申し分のない二日間だったと思います。





細かい感想は今後もチラチラと何らかの形でアウトプットしたり、各自で探していただくとして、今回はというか今回もどうしてもまとめなければならないこととして、ロコとJelly PoP Beansについて、書いていきたいと思います。
というか、このブログを開いた方は「ロコPが今回のツアーをどう見ていたのか」という興味がきっとあるのではないかと思っています。本当に、そのくらい
アイマスとしてこれ以上ない、ミリオンライブのロコ史上最もアイマスをしていた半年だった』
と断言できると思います。そのあたり、順序立ててやっていきます。

・Jelly PoP Beans(以下JPPB)について
THE IDOLM@STER MILLION THE@TER GENERATION 15 Jelly PoP Beans」というユニットはどこから始まったかというと、個人的には昨年末に最上静香とジュリアの「D/Zeal」が発表された時からがスタートだったと言えます。
すでに、MILLION THE@TER GENERATIONでさまざまなユニットが発表され、そのどれもが組み合わせの必然性や驚異的なストーリー強度を持ち合わせていて、果たしてロコはどんな役割になるのかと期待をしていました。
フェアリータイプのユニットは夜想令嬢から始まり、徐々に他のユニットが発表されていく中で、少しずつ選択肢が狭まっていきました。そして、D/Zealの発表と同時に、ロコとそれ以外の3人によるユニットであることが確定となったわけです。

個人的にはこの時
「余り物じゃん」
と悪態をついたことを、今でも覚えています。振り返ると、この発言は大変浅慮で軽薄なものだったと後悔しています。JPPBのユニットメンバーは、ミリオンライブにおいてロコとは少なからぬ絡みを持ち、彼女の個性に対して一定の理解やリスペクトを示してくれるメンバーでした。それでも、ユニットのストーリーは周防桃子というミリオンライブの中でも屈指の人気キャラがいる以上、彼女を中心としたものになるのだろうな…と思っていました。
そうしてついに公開されたJPPBは、その初動で「ロコプロデュースによるロコ中心のユニットである」という情報が公開されました。持ち曲である月曜日のクリームソーダとI did+I will。また、ゲームで展開された彼女たちのストーリー。これに関しては、すでにブロマガを1つ公開していますのだ、そちらを参照していただけると幸いです。簡単にまとめると、ロコプロデュースのユニットであると考えた時に、彼女がどれほどの才能の持ち主であるかということが遺憾なく発揮されている曲や物語だということです。
ゲームやドラマCDのなかでも、様々なロコの変化が描かれているので、また実は聞いたことがない…という方はぜひどうぞ。

・今回のツアーで見たもの
さて、アイマスにおけるアイドルの成長や変化というのは、何もゲームや楽曲の中だけにあるものとは限りません。リアルライブという、特殊な場においてもそういった要素が盛り込まれることがあります。一応、今回のツアーに関しての個人的な感想(仙台)(神戸)(福岡)もあるので、ご興味があれば。

では、ロコとJPPBに関してはどうかというと、やはり印象的なのものとしてあげられるのが、6thツアーの中で
福岡公演では「ロコからユニットメンバーへ」
今回の追加公演では「ロコからプロデューサーへ」そして「ユニットメンバーからロコへ」
と語られた、明確な感謝の気持ちでしょう。
特に、今回の追加公演で、中村温姫さん以外のメンバーが発された、ロコと温姫さんへの感謝の気持ちというのが、もうその瞬間はどう感情を整理すればいいのかわからなくなるくらいのものでした。
ミリオンライブにおけるロコは、何度も話したことがありますが、彼女の突飛なセンスに関して「他人からの理解」をどうやって得ていくかというのが至上の命題だと思っています。それが、JPPBというユニットを通じて、彼女の才能が外向けに発揮され、それに巻き込まれたメンバーが、彼女に対しての感謝を述べる。これは、このJPPBというユニットの動きの全てを通じてロコという存在が多くに認められ、物語が大きく前進したことを示しています。前述の通り、D/Zealの発表から数えるとおよそ9ヶ月に渡るロコの成長物語としてのJPPBが、今回の追加公演で完成したわけです。そしてその彼女の成長が、他のキャラクターからも承認されているというのが、今回の追加公演のオチになるわけです。その瞬間を生で見てしまったのですから、まあなんというか、絶頂でしたね本当に…

きっと、ミリオンライブ自体は触っていたけど、ロコのことはあんまり知らないなぁ…と感じていた人たちにも、たくさんの楔を打ち込んでくれた。
ユニット結成から追加公演までの期間はきっとそんな時間だったと思います。ただ、その中には、沢山の人との関わりがあったからこそであり、決してロコ一人でどうにかできたものではなく、彼女が中心となってJPPBを彼女のインスピレーションをもとに作り上げ、ソレオについていくことを選んでくれたメンバーのおかげである。という、そういう物語をじっくりと描きあげて完成まで導いてくれた、ミリオンライブというコンテンツに感謝をしたいと思っています。

・で、次はどこいく?
観測範囲の中でというか、私自身が一番そうなのですが
『JPPB絡みの展開があまりに良すぎて、我々は不要なのでは?というか、もう日の目は見ないのでは?』
という漫然とした不安が、ロコPの中にあるように感じています。まあこれは至極もっともで、なにせ前述の通り。JPPBは明らかに『ロコ史上最良の展開』だったわけですから。もちろん、あくまでミリオンライブというものは商業作品という虚構でしかありません。本当のところはどうなるかわかりません。
ですが、少なくとも私は公演後にいろいろな人と話をして(ミリオン歴はまだまだ浅いのに見苦しいところを見せてしまったKさん、ごめんなさい)自分なりに一定の答えは得ています。
というのも、今回ロコが大きく前進したJPPBは、なんだかんだ言っても周りには「味方」ないし「ロコに対して一定のリスペクトを持った人間」しかいませんでした。
実は、シアターの中にすら、彼女に対して保護者ヅラをして、下手をすればちょっと馬鹿にしている連中がいます。まあ、誰とは言いませんが…
要するに、ロコは次のステップとして『彼女にとっての敵』と戦うステップが残っています。
今回のツアーでも確かに成長はありました。ただし、それは『これまでマイナスだったものを、みんなと一緒に解消した』にすぎません。
これまでのロコに付き添ってあげなければならないプロデューサーはもう不要かもしれません。ですが、次のステップに進むときには、きっとまた誰かの助けが必要になるはずです。そのときに、そばにいることができれば、それはきっと私達の役目になるしょう

と、だいぶポエムになりましたが、そんな感じです。
確かに、この6thツアーで『ミリオンライブのロコという存在』は大きく前進しました。ですが、今はまだ顕在化していないだけで、彼女が超えるべき壁はまだまだ存在します、いつかきっと、そのことを語る日が来るはずです。
ですがそれまでは、もう少しだけ、今回見ることができた幸福に浸っていたいと思います。

以上、かいさん!!