3人くらいのアイマスPがいくラブライブ!フェス

新年あけましておめでとうございます。ぬこもやしです。今年もゆるりとやっていきますのでどうぞよろしくお願いします。

ということで、先日開催されたラブライブ!フェスに参加してきました。
2010年にスタートした「ラブライブ!」シリーズ9周年を祝う記念のライブイベントとして開催されたのが今回のラブライブ!フェスです。
作品に登場したユニットがほぼ全員集合するという過去に例のない豪華なイベントとなっており、チケットは当然戦争。首都圏ではライブビューイングすら枯れるという化け物イベントでした。まあ、単体で東京ドーム埋めるユニットが二つもいるんだから当然といえば当然ですけど…

ということで、私もそれなりに思い入れがある作品だったので、二日目のみですが参加してきました。
ざくざくと感想を書いていこうかなと思います。
ちなみに、今回のブログには私のほかに連番した人間と、私が洗脳してAqoursクラブに入会させたうえで、自力で完全見切れに飛びこんだ人間(どちらもアイマスP)が時折出てきます。あらかじめご容赦ください。





セットリストはどっかに転がってるので省略します。

・楽しさ全開の虹ヶ先学園スクールアイドル同好会
シリーズ最新作として2017年から始動したこの虹ヶ先学園スクールアイドル同好会(以下ニジガク)は、前シリーズに当たるラブライブサンシャインとは違い、参加している声優がある程度の活動歴があるメンバーが選出されている印象があります。
ただし、だからこそのむずかしさがあり、どうしてもほか2作品のメンバーと比べてまだまだな部分が見られてしまうシーンがなかったというとウソになってしまうかな、というステージでした。
ただ、ニジガクの良さはその裏返しとしてのこれからへの期待というものと同時に、登壇している人たちが全員「ラブライブがすき!」というのが伝わってくるところかなと思います。
別にほかの作品の人たちがどう、という話ではなく、ステージ上での表情やMC,それから様々な場面での露出を見ていると、言葉の端々にラブライブという作品の参加者としてこの段階で選ばれたことへの喜びやプレッシャーを感じることができます。中には、ニコ生の最中に感極まってマジ泣きが入る人もいるくらいです。
そういった本人の気持ちを知ったうえでニジガクのステージを見ると、ものすごく応援したいという気持ちになるのが、ニジガクの見どころの一つではあると思います。そういう意味では、完璧やレベルの高いパフォーマンスを求める人向けのものには現状なってないという言い方もできますが…

さて、私が見たのは二日目だけなのでどうしても曲の感想はそちらに寄るのはご容赦ください。

中須かすみのダイアモンドは、前述のニコ生でマジ泣きした人の曲です。


コールが楽しいっていうのは、最近オタク同士の誘い文句としてよくある「曲はいい」と同じくらい陳腐化してしまったなぁと感じるところではありますが、それにしたって2日目にソロ曲を歌わないメンバーがバックダンサーとして出てくるのはずるでしょう。さすがにひっくり返ってしまいましたね。
また、その後ろで踊ってる天王寺璃奈を演じる田中ちえ美さんの楽しそうなことよ本当に。自分のソロの時はクッソ真面目そうな顔してるくせに…
まあでも、天王寺中須と同学年で、実質初めてできた同輩の友達みたいなところがあるので、演出としては大正解なんですよね。アプリゲーム最新作の「スクールアイドルフェスティバル」では、ニジガクのストーリーがかなり軸になっているので、ちょっと気になった方はそちらをポチポチしてみてください。中須天王寺もクッソいいストーリーなので…
特に天王寺は見ての通り、こういった装身具持ちキャラが、成長していく中でそのアイテムをどう扱うかという命題に対して大正解の回答を出してくるキャラなので、割とマジでおすすめです


さて、ニジガク二日目を語るうえでやはり外せないのは、楠木ともりさん演じる優木せつ菜でしょう。



一度見ればわかります。一度聞けばわかります。各種サブスクサービスで彼女の歌を聴けるので、一回聞いてみてください。
キャスティングやキャラの役割はおそらくいろいろとあるんでしょうが、ラブライブという看板を背負ったニジガクのその中でも、最大の屋台骨として作品全体を力づくで引っ張っていく使命を与えられたのであろうということはおそらく議論の余地がありません。そのくらい、パワーに満ち溢れたキャラであり、そのくらいエネルギーをぶつけてくるラブライブフェスでのステージだったなと思います。
ちなみに隣席と完全見切れのニジガク完全初見のアイマスPは二人ともここで感情を殺されてました。そらそうよ。


・いま最もホットなラブライブサンシャイン
ホットという表現が妥当かどうかは置いておきますが、今回登壇した中で今一番パワーがあるのはラブライブサンシャインAqoursであるのはさすがに間違いないでしょう。
ラブライブシリーズの第2弾としてμ'sを引き継いだAqoursですが、そのメンバーの多くがこの作品からまともにデビューした人たちであり、その道のりはきっと平坦なものではなかったと思います。
しかし、それを乗り越えた彼女たちが見せてくれたラブライブフェスのステージはまさに圧巻の一言でした。一部ではセットリストに対する不満として「これじゃラブライブフェスじゃなくてAqoursフェスじゃん」というものもありましたが、μ'sやニジガクに課すことのできる負担の上限やAqoursが現状できることを考えると、ある程度妥当なセットリストだったんじゃないかなとも思います。ニジガクの久保田さんとかつい先日まで某ユニットのMV撮ってたって話ですし、そんなんであれこれできるわけがないんだよなぁ…μ'sは言わずもがなですね…




今回のフェスが初披露となった新曲「未体験HORIZON」ですね。

いや、バケモン…

時間がある方はMVとかちょっと見てみてください。MVのショートバージョンとかもあるので。
みました?あのですね、ステージ上に「それと全く同じダンスとフォーメーション」があるんですよ。、いやまじで、バケモン…どうなってるんですかこの人たち…
前述のとおり、Aqoursのメンバーはその多くがこの作品でほぼまともにデビューした新人だったのですが、それから声優として5年近い歳月のほぼすべてをこの作品に費やしてくれた結晶がこの未体験HORIZONなのではないでしょうか。先ほどの隣席のアイマスPもこれ見終わった瞬間「え、画面と全く同じ…バケモン…」と頭抱えてました。
完全見切れの奴は、終わった後Twitterのアイコンが国木田(この曲のセンター)になりました

途中に出てきたお舟(メインステージからでべそまで進行する船の演出はさすがに爆笑してました)はそれでも彼女たちのダンスの負担を減らすためだったのかなーと思わなくもないです。
船の上でやってた届かない星だとしても、未来の僕らは知ってるよ、WATER BLUE NEW WORLDなども、普通にやればフォーメーションダンスガッチガチの奴なので…
それでも場所をかわるがわるに入れ替わって、それぞれのキャラクターに合わせたダンスを一切途切れることなく披露し続けたパフォーマンスは完全にバケモン集団のそれなんですけど。WATER BLUE NEW WORLDの最後で伊波さんが肩で息してるところをカメラで抜かれてましたが、あれも多分アニメに寄せてる演出です。ラブライブ決勝でやり切った高海千歌の恍惚の表情は何回見ても泣きます。演出で肩で息ができるくらいもうダンスが染みついてるんですよたぶんあの人たち。Aqoursはもうこの9人じゃないとダメなんですよ本当に。

あーでも、私は去年くらいからラブライブサンシャインのアニメ大好き人間になったので、特に好きだった2期の曲をやってくれたのはよかったですね…未来の僕らは知ってるよなんかは個人的最強曲なので、曲振りで大声出しちゃいましたね。周りも結構騒がしかったのに、MCとか曲振りではみんな黙ってて、私のほうが変な奴みたいになってたのはちょっと申し訳ないなぁと思いましたおしまい。

今後のAqoursはどうなるのかというと…
そりゃ、私にわかりませんが、中の人がよーいどんで一斉に個人活動を始めたあたりでいろいろと察するところはあります。
個人活動には興味あるようなないようなという感じではあります。私は好きなキャラに声を吹き込んでくれた人には無限の感謝を送りたい人間なので、渡辺曜を演じる斉藤朱夏さんへの感謝を忘れることは死ぬまでないと思いますが、個人活動行くかといわれるとうーんまぁ…機会があれば…
ただまあ、まじで誇張抜きにAqours「残り少ない」のはほぼ間違いないとは思うので、後悔がないようにはしたいですね。


・レジェンドとしてのμ's
はいきました。μ'sです。
2010年にスタートし、ラブライブという平成のオタク界隈におけるトップヒットをの一つを生み出したぐうの音も出ないレジェンドたちですね。今回のフェスも、彼女たちが出るならと行く決心をした人も多いのではないでしょうか。実際、会場周辺にはμ's関連のグッズやシャツを着た人をたくさん見かけました。隣で座ってたお姉さん(知らん人)も、Aqoursなどでは座って休んでましたが、μ'sの時は嗚咽を漏らしてました。そらそうよ。真剣に追いかけてる人たちですら何年振りよって話なので。
セットリスト的にはかなり曲数が抑えめで、大半がトロッコというダンスの負担も抑えめでした。まあ、中の人たちの現状を考えるとさもありなんという感じです。それでも、様々な障害をクリアして今回この場に立ってくれたことに関しては感謝以外の言葉がありません。アニメの曲やアニメ史に残る名曲といえる「Snow halation」でのサイリウムチェンジなど、だれもが待ち望んでいたシーンの詰め合わせでむしろこれ興味なしでこの場にいた人いるの?と聞きたいくらいです。
私は実はμ'sをまともに見るのは初めてで、もうずっと大声出してました。完全見切れの奴と終ったあと少しお酒を飲んだのですが、ちょっと感極まって泣き始めてお前マジかよって笑ってしまいましたごめんね。
正直申し訳ない話として、私もμ'sのターンはもう感情が迷子になってステージあんま見て、かったんですよね。なので、これを書いてる後のディレイに行ってもうちょっと落ち着いた気持ちで見てきます。ユメノトビラとかで大声出したのとかは覚えてるんですけど。

ラブライブがこれほどまでに大きくなった理由は、それはもちろん裏側にいろいろなことがあったんでしょうけど、我々に見えるところの一つとしてやはりμ'sが後続のあこがれであったところは大きかったんじゃないでしょうか。
先ほどニジガクのメンバーがラブライブが好きでという話はしましたが、Aqoursも負けず劣らずラブライブやμ'sのメンバーが好きなんだろうなぁというのは言葉の端々から感じられます。二次元アイドルコンテンツは、今となっては大小さまざまなものが生まれては消えているのが最近の流れではありますが、その草分けの一つとしてμ'sが界隈に与えた衝撃や影響の大きさというものはやはり無視できないものではあると思います。μ'sのファーストシングルが出たころには私もすでにオタクをやっていて、家が近いので秋葉原にはよく足を運んでいました。当然、広告などを目にしましたが当時はまったく目もくれなかったことを今でも覚えています(最初のCDって何枚売れたんでしたっけ…?)
そこからスタートしたラブライブが、これほど多くの人にたくさんの感動を与えられるようになるまでの道のりを考えると、多少なり裏側を知っている当事者たちからしたら明らかに偉大な先輩であり、それを引き継ぐことの嬉しさや重圧というものは計り知れません。
まあ、それ自体は我々に直接関係あるものではないので、出てきたものをおいしくいただくことに専念すればいいのですが。向こう側も我々も待ち望んだ瞬間が集結した結果、今回のフェスを我々も向こうも全力で楽しむという、幸せな時間につながったのではないかなと思います。
本当に、最高の時間でした。

Saint Snow



Believe again!!!!!!!!!!!1お前らがラブライブ優勝!!!!!!!Saint Snowしか勝たん!!!!!!!!!!

田野さんのMC、アライズも含めて32人って言ってくれたの、本当に感情が爆発しました…ありがとうございます…


こんな感じですかね…
正直記憶ぶっ飛んでるところもまちがいなくあるので、少しでも今日のディレイビューイングで記憶を補完してきます。

では、解散!!!