虹ヶ咲学園アニメーション研究会活動報告 その2

か、かすかすぅ~!!!!
困ってる顔もかわいいよかすかすぅ~~~~!!!!



ということで、アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2話の感想をやっていきましょう。

1話もそうなんですけど、各回の頭にその回のメインになるキャラのモノローグが入る感じなんでしょうねたぶん。
そうすると、1話は新規曲MVはあったもののあれは歩夢回じゃなくて、あくまで侑ちゃん回で、歩夢がどうにかなっちゃう話はまたそのうち…ということなんでしょうけど、どうなるんでしょうね…。





あ~はいはい…同好会解散の理由はそういう感じ…
かすみんのやりたいことと、せつ菜がやりたいことは正面衝突してどっちも引けなくなっちゃったんですね。1話でも寝坊した彼方ちゃんが「せつ菜に怒られる」って言ってたあたりからも、練習中のせつ菜は単純にポジティブパッションというよりは、今回出てきたように緊張感というか圧迫感のほうが強いタイプだったんでしょうね。

正直言うと、この論法はクソコーチに分類されるほうの人種です。彼女の言い方だと「お前たちがやりたいって言ったんだから、私の指示に死ぬ気で従いなさい」って言ってるんですよね。誰かのやりたいことのために力を貸してるふりをしていても、結局は自分のやり方を押し付けているという、年功序列で何もしなくても一番上になれる部活動の部長とかによくいる独りよがりコーチです。これの下で教わると大体やる気が死にます。で、それを見て育った後輩が同じタイプの部長になるという負のスパイラルです。皆さんも、誰かの上長になったときはこれをやらないように気をつけましょうね。
ただそれにしても、なんでこんな押し付けるくらいの言い方になっちゃってるんでしょうね。なにか急いで同好会の実績を出さなければならない理由でもあるんですかね?分からないですけど。





アニメの朝香果林、略してアニ香果林のできる女オーラがやばすぎる…
こんな顔して数学3点の女(半非公式)(中の人の勝手なイメージ)ってマジ…?
中須が生徒会長をおびき出すとかいう馬鹿をやっている裏で、ちらっと生徒名簿を写すのがちゃんと2話の最後にも効いてくるし、アニメ制作うまおか…?





あと、はんぺん(猫の名前)が出てくるのはまあまあ大声出ました。



ぎいいぃぃぃいいぃぃゃあああぁぁあぁぁぁあぁぁあああ!!
OPだあああっぁぁああっぁあぁあああああ!!!


ビッグサイト水没!!!!!!



でもこれって、この建物のコンセプト上別に変な表現ではないというか、むしろ正しいという情報を見てスタッフの本気度が伺えるなど。



詳細はざっかりーさんのツイート(https://twitter.com/Zacharylion/status/1314940987811143682?s=20)をご参照ください。この方はかなりのお台場ガチ勢なんですけど、アニメスタッフも多分相当ガチのお台場考証班がいますね…



歩夢の部屋にサスケと、く、くそゲーが!?!?!!?!?!?!!?!??
ちょぼヶ咲の設定がマジで生き残ってしまっている…

EDがの絵が全体にしっとりとしていて、ゆっくりとした気持ちでアニメの内容を反芻できる雰囲気なのに対して、OPは正反対の空気感がありますね。
同好会のメンバーが侑ちゃんと一緒にお台場のいろいろなところに行っているのかな?と思わせるようなシーンの連続で、本当に生き生きとした物語がこれから始まるんだというわくわく感にあふれています。サビでカメラがぐりぐり動くところとかめちゃんこかっこいいですよね。
その割に、一瞬だけモノクロのかっこいいシーンを何回か挿入するのが曲の雰囲気に対するアクセントになっていて、かえってポジティブな雰囲気が引き立ちます。そこに加えて、こういう雰囲気のシーンもあるからね?という提示にもなるので、虹ヶ咲学園スーツ同好会のカットはバケモンです。



愛さんがイケメン…いや、愛さんは最初からイケメン…すき…



おああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛



あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

現場からは以上です。



ここで胡坐かいてるエマ先輩好き。
エマ彼方とは連絡取れないし、しずくもかすみの愚痴を聞きつつでも演劇部には普通に出入りしてるしで、かすみんの孤軍奮闘感がいいですね…まあ、基本的にから回ってるんですけど。

どうやって部室を取り戻そうかと悩んでいるところに、たまたまスクールアイドル同好会の話をしていた侑と歩夢が通りがかることで、侑と中須後輩がついに出会うわけなんですけど、このシーンもいいですねぇ。しずくとしか連絡取れてないのにしっかり配布用コッペパンは持ち歩いてる中須後輩…



それから、侑と中須後輩の会話をに挟まれてる歩夢の反応もいいですね。
そりゃたしかに、つい先日プロポーズしたらOKもらった相手が、舌の根も乾かないうちに別の子にかわいいって言ってるところを見ちゃったら

「えっ?!?!!?!!?!?!?」


って顔にもなるわね…
ただ、上原さん…多分この流れ、これから毎回来ると思うんですけど、大丈夫ですかね…?





度重なるかわいいハラスメントを受けて精神が崩壊した上原歩夢さん…

それをみたかすみんが何気なく「そんなんじゃ、ファンにかわいいは届きませんよ」と言ってしまったところで、同好会解散はせつ菜が悪いと思っていた中須後輩自身も、自分がよくなかった所に気が付いてすっとBパートに入るこの流れ、まあ完璧でしたね…
中須後輩と歩夢の顔芸でけらけら笑っていたら、それがちゃんと後半のまじめな話に行くための準備になってるんですからね。
でもシスター・プリンセスVTuberは出てくるたびに「なんで今更シスプリなんだよ」って毎回笑うので勘弁していただきたいところですね。

今週の天王寺!!!!






はんぺん!!!!愛さん!!!!!
この二人だけ本筋全く関係なしでりなあいキズナエピソードやってるの、マジでマイペースすぎませんかね。毎週りなあいが補充できるのはとても喜ばしいので、ぜひ続けていただきたいですが。
ちなみに、現実のビッグサイトでここ入ったら怒られるので気を付けてくださいね。

「かすみんには、一番大切にしたいものがあって、だから、スクールアイドルがやりたくて…」



「それはきっと、みんなもそうなんですけど…」



ここで同好会のほかのみんなが映るのはいいカットですね…
このアニメ、思った以上に映してないところで話が動いてるんですよね。2話の名探偵果林先輩とか、さっきのりなあいとはんぺんの話とか。
きちんとあとで回収してくれてるからついていける絶妙な構成だなと思います。

「自分なりの一番をそれぞれかなえるやり方って、きっとあると思うんだよね」



今回判明した、同好会解散の原因の一つである、「それぞれのやりたいことの衝突」をどうクリアしていくのか。
実のところ、今の段階では答えは出ていません。ただ、せつ菜とかすみだけでは衝突したまま終わりだったこの問題に対して、侑が「(解決策を)探してみよう」「そのほうが楽しくない?」という考え方の転換を提案しているわけですね。



EDのここら辺からもわかるんですけど、虹ヶ咲のストーリーにおいては、個人と個人の距離感が重要な要素になっています。
傘というのはパーソナルスペースの最小単位であり、そこに他人を入れるから相合傘とかはそれそのものがキュンキュンしちゃうわけなんですけど、EDのこのカットでは全員がそれぞれの傘を持ちつつ横並びという、「個人のスペースは最低限確保してかつ、一緒に並んで立つ」というバランスが成り立っているわけです。今はまだお互いの傘をぶつけあったり、そもそも同じ場所に並んでいない彼女たちですが、その距離感を少しずつみんなで調整しあっていくことになるのだと思います。
2話の最初に出た、せつ菜がどんな理由でかすみたちに彼女の考え方を押し付けてしまったのかはわかりません。しかし、彼女の言い分をまずは理解し、お互いに歩み寄ることができれば、同好会解散も少しは潮目が変わってくるのかもしれませんね…

とはいうものの、どこに行っても姿の見えない優木せつ菜さんには一体どうやって会えば…







アイエエエエエエエエエエエエ!!!?!!!?
生徒会長が優木せつ菜だったの?!?!?!!?!?!?!?!?


という公然の秘密が割とあっさりばらされたところで次回に続きます。

そういえば挿入歌の話が一ミリもない…
ま、いっか…