アニメ「ハナヤマタ」を見て本当によさこいがしたくなるのか



多分ならないと思うんですけど(冷静)




ということで始まりましたハナヤマタ
まずやはり特筆すべきはOPの映像美ですね
配信始まったから見て、どうぞ





んーすばらしい
動きがと言うか映像効果が素晴らしいですね
いしづかあつこ監督はノーゲーム・ノーライフで最初の頃はかなり色がきつめで目が痛いと言われていましたが終わる頃には慣れましたね。※感想には個人差があります
ハナヤマタでもその映像効果の凝りようは遺憾なく発揮されています




水着のところにプールからの反射が写っていたり、アスファルトに陽炎がかかっていたりぼーっと見てると気づかないかもしれないような本当に細かいところにこだわっていますねぇ





かわいい(死)





本編に移ります

主人公「関谷なる」は頭脳明晰眉目秀麗、美術や音楽だって完璧でみんなに愛される人気者




とはお世辞にも言えない、何だって普通の女の子です
十分可愛いと思うけどそれはアニメだからっていうお約束な

中学生になれば何かが変わるかも。そう思っていた彼女ですが、どうしても最後の一歩が踏み出せず自分の生活が変わらない殻の中に閉じこもって、どこかにおとぎ話のお姫様のような出会いがあるのではないか
いつか自分も、昔見たストーリーのように輝ける日が来るのだろうか
そう思って日々を過ごしていました

そんな彼女の前に一人の妖精が舞い降ります




しかしそれ見て「私も連れてって!」は結構電波だよなー
アメリカ帰りのハナ・N・フォンテーンスタンドさんもこれにはさすがにちょっとびっくりですよ
それでもぐう聖ハナさんはなるに、一緒に踊りましょうと手を差し伸べてくれます
わかりやすく言って天使ですね







それでもなるの心は変えられず、手を離してしまいます
自分は輝いていない。物語のヒロインにはなれない
そう思って逃げ出してしまうなるですが、「頑張ればだれだって輝けるようになる」という言葉が最初の鍵を外したのかもしれませんね






さてさて、明けて次の日
なんと昨日出会った妖精さんが学校に転入してきました





それからというもの、ハナによる怒涛のよさこいしませんかラブコール
目立つのが苦手ななるは耐えられず逃げまわり最後には関わらないでほしいと拒絶してしまいます









ハナもこれをあっさり承諾
さすがに嫌がる人を無理に勧誘するほど空気の読めない外人キャラではないようですね

こうしてハナから距離をおいて平穏を取り戻したなるでしたが、ひょんなことからハナの「頑張り」を目にします
毎日遅くまで学校に残ってよさこいのメンバーを募集し仲間を集めようとするハナの姿にまた少し心を動かされたなるは、意を決して最後にもう一度だけ、持ったまま逃げ出してしまった鳴子を返しに行くという名目で、ハナが待っている屋上に足を運びます




ハナさんさすがにそこで踊るのは危ないんじゃないですかね…

そこでなるはハナに少しだけ本音をぶつけます
どうせ誰もこないし、変な目で見られるのにどうしてそこまで頑張るのか。と

それに対するハナの答えに、なるは彼女も決して遠い世界にいる人間ではなく、自分と同じなのだと感じます
ハナは子供の頃一度だけ見たよさこいの世界に混ざりたい
なるは子供の頃一度だけ見たおとぎ話のようなお姫様に自分もなりたい
根っこのとろこはハナもなるも変わらないんですね

違うところは、そのためにハナは自分の一生懸命をぶつけて頑張っている。なるは一歩が踏み出せず平穏という殻に閉じこもっている
なるから見たハナが輝いて見えるのは、きっとその差なのだろうと感じたのかもしれませんね
だからこそ出会った時のハナのセリフ
「頑張ればだれでも輝ける」
という言葉に説得力があるのでしょう

空っぽなのは、これから楽しいがいっぱい。これからたくさんのものが詰め込める

14歳にしてこのハナ・N・フォンテーンスタンドは一体どういう人生を歩めばこんなセリフが言えるというのか

まあそこはおいておいて、こうしてなるはハナと一緒に頑張ることに決めました





出会った時は話してしまった手を今度はしっかりと握ることができたわけですね
最初と同じ一緒に回るなるの笑顔がとても眩しい


こうしてハナヤマタのストーリーは動き出したわけです

うん
青春モノですねぇ…
きららフォワードだし原作が空色スクエア。の人だから、鬱とまではいかなくても結構心にチクリとくる展開もあるのではないでしょうか
あとちょい百合


さーて
もっかいOPみて寝よ