楽園追放されて自宅帰ったら
お渡し会当たってました
ありがとうございます!
ありがとうございます!
え?左側のDVDの感想?それいる?
と、言うことで、以下の内容は現在上映中の映画「楽園追放」のネタバレを含みます
一応ご注意ください
「楽園追放」とは
ガンダム00の水島精二監督と魔法少女まどか☆マギカの虚淵玄がタッグを組んで送る、オリジナルアニメーション映画
ざっくりとしたストーリー
ナノハザードという現象により荒廃した地球
人類の多くは肉体を捨て、データとなって電脳世界ディーヴァの中で暮らすようになる
そのディーヴァに、フロンティアセッターと名乗る謎の人物による、地球上からのハッキングが行われるようになる
主人公のアンジェラは、フロンティアセッターの正体を突き止めるべく、地上に降り立ち、地上捜査員ディンゴとともにフロンティアセッターを探す
だいたいこんな感じ
1回見た上での感想としては…
公式のPVがほとんどネタバレしてるって思いました
いや、実際大事なとこほとんど流してる。映像があってないから一応わからないようにはなってるけど
順繰り触れていきましょう
まずストーリー
見る前に、虚淵なのに白いとか虚淵なのにキャラが死なないとか
あなた達は一体虚淵を何だと思ってるんですかね。あの人は別にキャラを殺すのが趣味とかそういう訳じゃ…あ、うーん…まあでもたしかに、他の作品と比べると飛び抜けてすっきりするというか、すんなり始まってすんなり終わった作品でした
たかだか2時間弱の中で、見るものの度肝を抜くような大どんでん返しなんてのはなかなか難しいとは思いますけどね
ただそれでも、アンジェラというそれまでの境遇のせいで考えが凝り固まったキャラを主な視点に置くことで、先をなるべくばれないようにはしていたなぁとは思います
対してディンゴの推理はほとんど正解。この辺りはそれぞれのキャラの特性が出ていたなぁというところです
アンジェラとディンゴ
この2人の成り立ちは非常に、この作品の「生きる意味を問う」というテーマにおいて重要でしたね
アンジェラは電脳世界ディーヴァで生まれ育ち、通常の肉体では体験できないような生活をしてきました。序盤ではこの宇宙に私達が知り得ないことなんてない。というくらいです
しかし、この電脳世界ディーヴァのなかは、システムによって完璧に効率化され管理されたディストピアとなっています。ディーヴァの中でまともに暮らしていくには有限(?)であるメモリを割り当ててもらわなければならない。そのためにはシステムに言い渡される仕事を必死にこなす必要がある。それができないようなら暮らしてはいけない。最悪ただのデータとして永遠に凍結される。
肉体を持たない新しい人類となる代わりに、電脳の奴隷となったのがアンジェラ達ディーヴァ市民なわけです
対してディンゴは、我々と同じ肉体を持つ普通の人間です
しかし暮らしている環境は劣悪そのもの。そう遠くない未来に滅ぶ世界でなんとか生きています
その中で暮らす糧を得るのは自己責任。ただし自由である。それがディンゴたち地球に暮らす人間たちです
人間というよりは野生動物に近いと言えますね。自分の力で生きなくてはならない。更にそこに病気や怪我という運不運、自分ではどうしようもない要素が絡んできます
平等な不平等というやつです
現代社会は、この2つの両極端な世界の真ん中といえると思います。努力すればいい暮らしができるし、もしもその運がなくてもなんとか最低限を保証してもらえる制度がある
作品の中であえてこの両天秤を提示し、主人公をその両方にぶちこむことで、ちょっとした現代社会への風刺も混じってるのかなぁというところでした
先程も書きましたが、ストーリー自体は非常にわかりやすい、正直先の展開が読めてしまう内容でしたが、地球の暮らしを経て精神的に成長したアンジェラが、フロンティアセッターを破壊するために送り込まれたディーヴァの兵と戦うシーンで
「私は、まだこの世界を…ろくに知らない」
というところなどは結構グッときました
ディーヴァの市民になるとも地球に残るとも全く別の、第3の道をフロンティアセッターに提案されたところでどう返事をすいるのかと思ったら、そうきたかと
少なくとも管理される世界ではなく、自分で生きる意味を見つけなくてはいけない
楽園は自分で見つけるもの。そういう意味なのかもしれません
そういう意味では、なぜフロンティアセッターをアンジェラとディンゴが助けたのか
これは、フロンティアセッターの行く道が、彼自身が切り開いた楽園への新しい見ただと思ったからなのかもしれません
もう1点
この作品最大の見所はやはり
3DCGアニメーションでしょう
全編がCGアニメーションで構成されています
ちょっと前までアニメでCGなんて手抜きだとか言われていましたが、蒼き鋼のアルペジオやシドニアの騎士などのフルCGアニメーションが大きな話題を呼んだり、アイカツやラブライブのライブシーンで非常に質の高いCGが使われていたりと、最近ではあまりCGだから無条件でダメ、という声はあまり聞かなくなったように感じます
この作品のCGもひっじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおにクオリティが高いです
円盤がすぐ出るのはありがたいですが、ぜひ一度劇場の大スクリーンでごらんになることをおすすめします
遠い方は…なんとか…がんばって…ください
それくらいアニメーションの新しい可能性を見せてくれる作品です
見に行って損はないと思います
いやーそれにしてもパンフレット売り切れとは
ほしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
誰か余らせてないですか
再入荷するっていっても手に入るかわからないんだよなぁ…
一応円盤に縮刷版が封入されるそうですが、公式から「絶対読みにくいです。再販するんでそっち買ってください」といわれてしまってはなぁ…
まーとりあえず
明日のお渡し会楽しみ
ふへへ…みにゃみと接近戦だ…ふへへ…
じゃあ私お酒飲むから
ありがとうございます!
ありがとうございます!
え?左側のDVDの感想?それいる?
と、言うことで、以下の内容は現在上映中の映画「楽園追放」のネタバレを含みます
一応ご注意ください
「楽園追放」とは
ガンダム00の水島精二監督と魔法少女まどか☆マギカの虚淵玄がタッグを組んで送る、オリジナルアニメーション映画
ざっくりとしたストーリー
ナノハザードという現象により荒廃した地球
人類の多くは肉体を捨て、データとなって電脳世界ディーヴァの中で暮らすようになる
そのディーヴァに、フロンティアセッターと名乗る謎の人物による、地球上からのハッキングが行われるようになる
主人公のアンジェラは、フロンティアセッターの正体を突き止めるべく、地上に降り立ち、地上捜査員ディンゴとともにフロンティアセッターを探す
だいたいこんな感じ
1回見た上での感想としては…
公式のPVがほとんどネタバレしてるって思いました
いや、実際大事なとこほとんど流してる。映像があってないから一応わからないようにはなってるけど
順繰り触れていきましょう
まずストーリー
見る前に、虚淵なのに白いとか虚淵なのにキャラが死なないとか
あなた達は一体虚淵を何だと思ってるんですかね。あの人は別にキャラを殺すのが趣味とかそういう訳じゃ…あ、うーん…まあでもたしかに、他の作品と比べると飛び抜けてすっきりするというか、すんなり始まってすんなり終わった作品でした
たかだか2時間弱の中で、見るものの度肝を抜くような大どんでん返しなんてのはなかなか難しいとは思いますけどね
ただそれでも、アンジェラというそれまでの境遇のせいで考えが凝り固まったキャラを主な視点に置くことで、先をなるべくばれないようにはしていたなぁとは思います
対してディンゴの推理はほとんど正解。この辺りはそれぞれのキャラの特性が出ていたなぁというところです
アンジェラとディンゴ
この2人の成り立ちは非常に、この作品の「生きる意味を問う」というテーマにおいて重要でしたね
アンジェラは電脳世界ディーヴァで生まれ育ち、通常の肉体では体験できないような生活をしてきました。序盤ではこの宇宙に私達が知り得ないことなんてない。というくらいです
しかし、この電脳世界ディーヴァのなかは、システムによって完璧に効率化され管理されたディストピアとなっています。ディーヴァの中でまともに暮らしていくには有限(?)であるメモリを割り当ててもらわなければならない。そのためにはシステムに言い渡される仕事を必死にこなす必要がある。それができないようなら暮らしてはいけない。最悪ただのデータとして永遠に凍結される。
肉体を持たない新しい人類となる代わりに、電脳の奴隷となったのがアンジェラ達ディーヴァ市民なわけです
対してディンゴは、我々と同じ肉体を持つ普通の人間です
しかし暮らしている環境は劣悪そのもの。そう遠くない未来に滅ぶ世界でなんとか生きています
その中で暮らす糧を得るのは自己責任。ただし自由である。それがディンゴたち地球に暮らす人間たちです
人間というよりは野生動物に近いと言えますね。自分の力で生きなくてはならない。更にそこに病気や怪我という運不運、自分ではどうしようもない要素が絡んできます
平等な不平等というやつです
現代社会は、この2つの両極端な世界の真ん中といえると思います。努力すればいい暮らしができるし、もしもその運がなくてもなんとか最低限を保証してもらえる制度がある
作品の中であえてこの両天秤を提示し、主人公をその両方にぶちこむことで、ちょっとした現代社会への風刺も混じってるのかなぁというところでした
先程も書きましたが、ストーリー自体は非常にわかりやすい、正直先の展開が読めてしまう内容でしたが、地球の暮らしを経て精神的に成長したアンジェラが、フロンティアセッターを破壊するために送り込まれたディーヴァの兵と戦うシーンで
「私は、まだこの世界を…ろくに知らない」
というところなどは結構グッときました
ディーヴァの市民になるとも地球に残るとも全く別の、第3の道をフロンティアセッターに提案されたところでどう返事をすいるのかと思ったら、そうきたかと
少なくとも管理される世界ではなく、自分で生きる意味を見つけなくてはいけない
楽園は自分で見つけるもの。そういう意味なのかもしれません
そういう意味では、なぜフロンティアセッターをアンジェラとディンゴが助けたのか
これは、フロンティアセッターの行く道が、彼自身が切り開いた楽園への新しい見ただと思ったからなのかもしれません
もう1点
この作品最大の見所はやはり
3DCGアニメーションでしょう
全編がCGアニメーションで構成されています
ちょっと前までアニメでCGなんて手抜きだとか言われていましたが、蒼き鋼のアルペジオやシドニアの騎士などのフルCGアニメーションが大きな話題を呼んだり、アイカツやラブライブのライブシーンで非常に質の高いCGが使われていたりと、最近ではあまりCGだから無条件でダメ、という声はあまり聞かなくなったように感じます
この作品のCGもひっじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおにクオリティが高いです
円盤がすぐ出るのはありがたいですが、ぜひ一度劇場の大スクリーンでごらんになることをおすすめします
遠い方は…なんとか…がんばって…ください
それくらいアニメーションの新しい可能性を見せてくれる作品です
見に行って損はないと思います
いやーそれにしてもパンフレット売り切れとは
ほしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
誰か余らせてないですか
再入荷するっていっても手に入るかわからないんだよなぁ…
一応円盤に縮刷版が封入されるそうですが、公式から「絶対読みにくいです。再販するんでそっち買ってください」といわれてしまってはなぁ…
まーとりあえず
明日のお渡し会楽しみ
ふへへ…みにゃみと接近戦だ…ふへへ…
じゃあ私お酒飲むから