【LinQ】声優やってるっていう理由で知ったロコドルのライブに興味本位で突撃したらいろいろ新鮮だった【出前公演】

九州のロコドル「LinQ」が、普段ホームグラウンドでやっているライブを全国に届けるというコンセプトのLinQ 全国出前公演~始めました~』に行ってきました。
※ロコドルとは、「ローカルアイドル」を略したもの。東京ではなく地方に本拠地を持ちながら活動しているアイドルのことです。


お前なんで九州のロコドルに興味持ったんだよっていう話から始めると、アニメ「VENUS PROJECT」にLinQメンバーの1人が参加しています。そこから、興味を持ちいろいろ調べたらなにやら九州のロコドルをやっているらしい。東京で公演は…時折やっているけどなかなか機会が無いですね…おや、今日なら行けるんじゃないか…?これは、行ってみますか?
という流れでした。


会場は秋葉原の真ん中、AKIBAカルチャーズ劇場です。幾つかのライブで行ったため、わりと勝手知ったる会場なので安心して参加することが出来ました。客席の7割がシッティングでなければならないというちょっと不思議な会場なので、個人的には最前を取れない時点で後ろの
立ち見エリアにあるバー前を確保したい。と思っていたらわりとすんなりバー前を確保できました。
今回は椅子席はほぼ満席。立ち見エリアは上手側はわりと人がいっぱい。下手側はわりとスペースありという感じでした。なんで下手側はスペースあるのか不思議だったんですが、後でわかりました。下手側はドチャクソするオタク用エリアだったため、客の年齢層が高いLinQではちょっと異質な空間でした(それでも、これまで見てきたものと比べると全然普通に健全で大人しいと感じる騒ぎ方でしたが)

先に回りにいたLinQファンの話をすると、非常に気さくな方が多く、いろいろと話を聞くことが出来ました。また、私がVPから興味持ってきたという話をしても、ああ納得という感じで受け入れてくれて、非常に暖かい感じの客層だったように感じます。
ライブ中はおそらくファン全体に浸透しているのであろう定番のコールはかなりの熱量でしたが、それ以外は正直もっと盛り上がってもええんちゃうんか?って言いたくなるくらいおとなしい雰囲気でした。特別静かなわけでも特別うるさいわけでもない、まあこんな感じでいいんかな?というくらいでしたね。


ライブはやはりアイドルと言うか、私が主に見ている声優ライブとはやはり動きもトークも違いました。ダンスのキレは素晴らしく、特にリーダーの天野なつ(?)さんはモデルのようなスタイルを自在に動かしていて、相当ここまで積み上げてきたんだろうなというのが見て取れました。
MCでは平気で自分は不人気だの彼氏がいないっていうのはほんとだよだの、なかなか険しいトークも飛び出していましたが、普段からこういう話をしていればもう慣れてしまうのかなというくらいに、まわりの客はドッカンドッカン笑っていました。正直言うと結構トークも面白かったです。



個人的に一番ビビったのは終演後の物販なんですね。
LinQコインtというものを1枚500円で購入し、それを持ってお目当てのアイドルの列に並ぶとサイン会と少しお話ができるというものです。事前に公演情報のページを見ると「砂時計の砂がなくなったら終了」という記載がありました。どんなもんかと思ったら1人1分だったそうです。

え…?ちょっとまって、500円で1人1分?
しかもサイン会と握手くらいならオーケー…?

普段、声優イベントで数千円出して数秒のハイタッチ会や円盤を積んで数秒の握手会というものに慣れt切っていたぬこもやしくんはそれを知った時こんな顔でした。






21:30頃から開始して、私はどういうシステムなのかわからず出遅れた私は、お目当ての姫崎愛未参列の最後尾に並んだところ、最終的に1時間位待つことに。更に驚くべきことに、他の人のサイン会を終えて並んできた人も含めた列も徐々に形成されたのですが、時間の都合上、私の後ろ5人くらいまでしか参加できませんでした。まあ、逆に言うと一応最初から並んでた人は全員参加できたってことなんですけど。

そこで、姫崎さんから結構興味深い話を聞けました。

もやし「そういえば、VPの時と全然違いますね。なんか意識してるんですか?」
あーみん「あーそうですよ。声優の時はなるべく大人しくして、イエーイってやってます」(うつろな目をしながら手を突き上げるようなポーズ)

やはり、アイドルの時と声優の時とでは違うっていう意識なんだなって言うことですかね。
たしかに、VPでは歌はかなりのものですが、踊りの方はそもそもそれほど激しいダンスではないっていうのもありますけど、LinQの時ほどのキレはないかも?という感じです。ちょっと今度VP行くときは注意してみてみよう。
逆に、今日見たLinQ姫崎愛未さんのダンスはすげぇやばかったです(語彙力不足)
もともと眼力はある方だなーと思っていたけどそれも格段に強くなっていて別人やんけ!って思いながら見てました。
ちなみに、結局サイン会では緊張して聞きたいことを幾つか忘れてました。今度からメモでもみながらやろうかな…



声優とアイドルというと、今ではアイドル声優なんていう言葉があるため、かなり境界線があやふやになっていると思います。
しかし、お互いに求められる技量が違うため、本来声優がアイドルの真似事をしたりするのはどうなんかな?とちょっとだけ思ってしまいました。
少し前では、映画の吹き替えにタレントやアイドルが起用されるとかなり騒ぎになっていた記憶があります。雰囲気が壊れるだの何だのと散々な言い方をさせれているものも見た記憶があります。
そのくらい、歌と踊りと少しの接近戦でファンにいろいろな感動を届けるアイドルと、声だけで様々な表現をする声優では求められる技術が違うのかもしれません。

もちろん、声優にそういったアイドル的なものを求めている我々にも責任は間違いなくあります。不買運動ではありませんが、そういう商売が成り立たなければそういう活動おこることはありません。かと言って、じゃあお前明日からなくなってもいいのかって言われると…いや、ごめん、ちょっと言い過ぎたかも(半べそ)ッて感じなので、悩ましいところですね…
ただ、本来求められること以外に時間をとられて、声優を目指した人が声優として大成できない。という絵はあまり見たくないなぁというのも事実なので、どうしたものかなと考えながら帰りの電車で寝てました。

んー…今日はここまで!
おしまい!解散!
こういう話は体力あるときにおいしいお酒でも飲みながらやりたい機運はあります。