おかえりミリオンライブ。そしてまた会う日まで【ミリオン7thR感想】

どうもこんにちは。ぬこもやしです。

やー…結局握ってたチケットを払い戻しして、配信で見ることにしました。
THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 7thLIVE Q@MP FLYER!!! Reburnの話です。

全体として悪くはなかったんですけど、感想としてまとめ始めると同じく5月に行ったアレと比べてこう…ねぇ…? という感じになってしまったので、その辺をさっくりまとめていきたいなぁと思います。
感想と銘打ったものの、どちららかというとあと自分が「あの時こう思ってた」っていうのを振り返るためのものくらいになりそうです。
そのあたりをご理解いただいたうえで、やっていきましょう。




・おかえりミリオンライブ


そもそもなんでこんなしみったれた話になっているのかというところからなのですが、今回開催されたTHE IDOLM@STER MILLION LIVE! 7thLIVE Q@MP FLYER!!! Reburnはその名の通り、本来であれば2020年のほぼ同時期に開催される予定であったTHE IDOLM@STER MILLION LIVE! 7thLIVE Q@MP FLYER!!! の振り替えイベントになっています。





こうしてみると、両日ともにほぼ出演者はそのまま、演出内容も本来2020年にやる予定だったものを踏襲していますという公式からのコメントも踏まえたうえでのイベントでした。
一応今のうちに言っておくと、そこまで悪いものではなかったと思います。
全体を通してアプリゲームのミリシタからミリオンライブにはまった人でもわかる曲を軸に構成され、一方で歌唱メンバーはオリジナルから変えてくる楽曲が多く、私も「こういうのをやってほしかった」と思えるような内容になっていました。
一年にもわたる沈黙を破ったうえでなおまだまだ未披露の楽曲も残っており、来るアニメや8thに向けて、前向きな人であれば期待ができる内容だったのではないでしょうか。


・また会う日まで
やーもうね…やっぱ無理だったわ…
というのが正直な感想でした。これは別にイベントそのものが悪いという話ではなく100%自分の問題です。
特に今回自分でもショックだったのが、ライブを見ていてミリオンライブのキャラクターを幻視できなかったんですよね。

幻視って何言ってんだ…?ってい人のために順番に行きますね。
私はそもそもこのアイドルマスターというゲームの付き合い方において「自分の中にあるストーリー」を大切にしています。
プロデューサーというごっこ遊びをする中で、公式からゲーム、楽曲、テキスト等々いろいろな材料を渡されますが、それを自分なりに組み合わせて煮込んで「自分だけのアイドルマスター」を作ってなんぼ。一人ひとりが自分の中のアイマス像を持っているからこそ、その遊び方は唯一無二でありほかの趣味には代替できない魅力を持っている。と、そう思っています。
事実、ミリオンライブを触り始めてある程度までは公式の展開に文句を言いながらも、都合よく情報を切り貼りして自分だけのミリオンライブを作り上げ、ほかのオタクとそれをぶつけあって遊んだものです。そして、リアルライブではステージ上の演者にそれを投影することで、その瞬間の思い出を自分だけのものにすることができていました。もちろん、普通に誰でも感じるものはそれはそれで大切なものだと思いますけど。

ただとても残念なことに、私は2020年に開催予定だった7thの前くらいから端的に言ってミリオンライブからちょっと離れちゃってたんですね。
その結果、いろいろな情勢等の問題もありますが、正直「わざわざ富士急まで行ってまでライブ参加するのめんどくさいな」という考えが頭をもたげてしまい、結局チケットを払い戻しして配信で参加することにしました。
その結果が前述のとおり、決して悪い内容ではなかったと思いますが、「普通に良い」くらいの、なんか適当にちょっと知ってるオタクコンテンツのリアルライブの配信を見てるくらいの熱量しか出てこなかったんですよね。
これは正直ちょっとショックでしたね。ミリオンライブは何年も付き合ってきたコンテンツだったのにこうも冷めるかぁという感じです。

・アニメ、8thに向けて
初日終了後はマジで上記のテンションだったんですけよ。
や、でもね、二日目の中村温姫さんを見てちょっとこう

やっぱ信頼!!!!

ってなりました。3rd福岡で初めて見た、ロコそのもののパフォーマンスはそのままに、かろうじて知ってるミリシタ以降の展開も見せてくれたので、まあ何とかもうちょっと頑張っていけそうかな…って気持ちになりました。
やはり持つべきものは

信頼できる推し

なんすよ。
気に入らんものをわざわざ見てぐちぐちいうくらいなら、自分で言いと思ったものをとりあえず取り入れていきつつ、リハビリしながら付き合っていこうかなと思っています。
実はその辺も少し希望はあって


おい!!!!!!!こんないい曲あるなんてなんで教えてくれなかったの!!!!!
特にカップリング!!!!!!!!!久しぶりに曲の向こう側にキャラを幻視したよ!!!!!
こういうのでいいんだよこういうので!!!!!!!

あとは、ごく最近のヤツで


正直、同じシリーズの曲と比べるとものすごい力技でねじ伏せに来た感ありますけど、たまにはこういうストレートな奴もいいんじゃないですかね。
すごくアイマスらしい曲だと思います。




これかなり危険球なにおいがするので、しばらく漬け込んでおきます(見なかったふり)

と、まあそんな感じです。
実はここ半年くらいミリシタがスマホから消えてたのですが、この度晴れて復活したので春香さんメインコミュから再度やり直していきます。

以上です。
それでは、またきちんとミリオンライブに向き合えそうになったら帰ってきます。
それまではしばしさようなら。

虹ヶ咲3rdライブで見た、たくさんの「夢の始まり」【ライブ感想】

こんにちは。というかお久しぶりです。ぬこもやしです。

先日、まあいろいろとあれな面はあるのですが、ちょっくらメットライフドームまで「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~」(以下、虹3rd)に参加してきました。
最初にちょっとだけ自分語りをすると、実はラブライブの周年ライブに参加するのって初めてだったんですよね。LVや周年イベ以外は虹でもサンシャインでも行ったことありますけど、いわゆるアニバーサリーライブは今回が初めてでした。今までずっと過去の映像や現地には都合で行けず…みたいな流れだったので、もう死ぬほど楽しみだったんですが…
というところでどうだったのか、やっていきましょう。





セットリストは割愛します。適当に検索してください。



・自分史上トップクラスに楽しかったです(小並感)
いや、もう…これより面白いライブ今まで何個あった?ってくらい楽しかったです。
100点満点で採点したら

減点方式で100点満点。
加点方式で1000000000000000000000000000点!!!


って感じでした。
今回の虹3rdは主に昨年10月に放送されたアニメ「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」をメインのコンセプトに据えた構成になっていました。
え、ていうかちゃんと見ました?アニメ虹ヶ咲。ラブライブシリーズのアニメの中では異色といってもいいくらい新しい作り方をされていて、ここから一気にはまった人も多いのではないか、と思うくらいとても出来がいいアニメでした。細かいところは私も途中までブロマガで感想書いてます(推し回で力尽きましたが…)ので、ぜひ一度ご覧になってみてください。オタクの感想は見なくてもいいです。
そんな、歴史に残る名作であるアニメ虹ヶ咲から生まれた楽曲が虹3rdではセットリストの半分以上を占めていて、私はまあそのなんというか…大半感情が爆発してずっと泣いてました。
単純にライブの出来がいいというのにも加えて、目の前で虹ちゃんがアニヶ咲の曲を歌っているところをずっと見たいと思っていたので、それが叶ったこの二日間は本当に幸せな時間でした。こういった自分で自分にかけたバフも含めて、最高のライブだったなぁ…と思います。

どこら辺がよかったか、みたいな話を振り返ろうかなと思うですけど

全部よかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!(クソデカ大声)

になっちゃうの。おしまいです。

あえて言うなら、演出面が本当に素晴らしいライブでした。
前述のとおり、一曲目からしばらくの間はアニメの再現に全振りした構成でした。その中でも、4曲目「Poppin’ Up!」から11曲目「VIVID WORLD」まではアニメ振り返り映像や幕間、MCなどは一切なしのノンストップだったのですが…って、ちょっと待って8曲全く隙間なくぶっ通してたの?バカ?
閑話休題、その間の曲では1番がアニメの挿入歌MVが使用され、2番以降は基本的にステージの様子がメインモニターに映されていて、左右のモニターで該当回のアニメダイジェストが映っていたのを見た瞬間に

あっ、これ、死ぬ前に見る走馬灯だ…

と気づいてまた号泣してました。特に、アニメ再現パートラストの「夢がここからはじまるよ」では、作中で開催されたスクールアイドルフェスティバルの観客と、現実でサイリウムを振るオタクが交互に映されていて

あっ!!!!わたしもスクールアイドルフェスティバルに参加してる!!!

と気づいた瞬間にマジで号泣しました。
多分近々虹3rdに参加したオタクは近々老衰で死にます。大往生ですね。

あとはまあ、やっぱ「みんな一緒にこの場にいられた」というのは大きかったでしょうねぇ…。もちろん、あと10日くらいの間誰も病気しないという前提でですが…
無観客で行われた2ndライブの時とは比べ物にならないくらい、キャストの皆さん良い表情をしていましたからね。あれを見られただけでも、本当に開催できてよかったなと、今まさに文字書きながら泣いてます。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「夢の始まり」
さて、この「夢の始まり」というのは、今回開催された虹3rdの副題なわけですが、タイトルにもある通り、この二日間には本当にたくさんの形や意味での「夢の始まり」が見られたと思います。
虹ヶ咲は一応「当初アニメ化の予定はなかった」ということになっています。しかし、1stライブでアニメ化が発表され、すぐ翌日に知り合いのオタクと抱き合った記憶があります。これはキャストの方も同じらしく、天王寺璃奈役の田中ちえ美さんなども「虹ヶ咲のアニメが夢だった」と何度も繰り返しています。
そして、実際にそのアニメ化が叶い、さらにそれをコンセプトにしたライブの開催まで実現した、このライブそのものがある種の「夢の始まり」そのものなのではないかと思っています。「始まり」という表現にはなっていますが、まさに目の前で誰かの夢が結実して、最も花ひらいた瞬間が、この3rdライブという時間だったのだと思います。

キャストさんの中で話をするならば、やはり外せないのは矢野妃菜喜さんのことでしょう。
アニメ化に伴い、追加された新キャラ高咲侑のキャストさんです。今回は応援出演ということで、壇上で歌ったり踊ったりということはほとんどなかったのですが、アニメでは1話から登場し、各キャラと交流しながら作品全体を動かしつつ、ストーリー終盤ではその交流の中で新しい夢を見つけ、夢に向かって動き出す勇気をもらうという、作品全体を通じた語り部や第2の主人公的な役割を持っています。正直前述の話と被る部分もありますが、見ている我々はこの高咲侑にある程度自分を投影し、虹ヶ咲という作品の中に自分の役割を見出す側面があると思います。
そして、ライブ中盤ではそんな高咲侑役の矢野妃菜喜さんがピアノをワンフレーズ弾くという演出がありました。ラブライブでキャストによるピアノの生演奏というと、人によってはちょっと思い出すところもあるだろうなという感じですが、ここも両日通じて本当に素晴らしい時間でした。時間にして1分にも満たない時間ですが、ぜひご覧になってほしい名場面の一つです。配信だとマジでいいカットが映っています。私は両日ともに全く見えませんでした
矢野妃菜喜さんはこの演出のために0からピアノを練習したとのことで、理論上は全然可能でしょうが、めちゃくちゃ練習したでしょうし、万単位の客がただ一人のピアノの音に集中するという緊張感は想像を絶するものです。しかし、それをキャストたちの絆でもってやり遂げたことはいつまでも語っていきたいものだと感じました。
矢野妃菜喜さんも、合流した最初のころは正直一部キャストとの距離感とか大丈夫かな…?と感じることもありましたが、今回の様子を見ていたらもうそんなのはどうでもよくなりましたね本当に。あれを見て今更あの10人の絆を疑うのはもう野暮というものでしょう。

ちょっとこのパート長くなってきましたが、最後に外せないのはやはり1日目アンコールの「無敵級*ビリーバー」です。ちょうど1stライブのころに実施された選挙の結果で、中須かすみのソロ曲作成が発表され、2ndライブで無観客ながら披露されたのですが…
正直、その出来栄えは決して最高とは言えない物でした。特に、当時は無観客配信でライブやイベントを実施するというのも決して当たり前ではなく、無人のホールで歌う必要があるキャストの緊張が画面越しにビシビシと伝わってきました。そんななかで2ndライブのほぼド頭で披露することになった無敵級*ビリーバーだったのですが、ようやく今回客前で披露するというリベンジが叶いました。いろんな場面で、中須かすみ役の相良茉優さんがその時の後悔を語っていただけに、この曲のイントロが来た瞬間にマジで椅子の上で跳ねてしまいました。
細かいところは相良茉優マジヲに任せたいのですが、2ndの時とは全然違う「やり切った表情」を見た時はまた号泣してました(こいつずっと泣いてんな)。なんだかんだ、我々みたいなキモオタでも居るのと居ないのでは全然違うのかもしれないですね…

・わたしだけの「夢の始まり」
さて、まだここからも長いです。お付き合いください。
個人的に一番大声を出してしまったのが、2日目アンコールの2ndアルバムメドレーでした。この楽曲たちは1stライブ以降披露される機会がなっかたため、私も生で聞くのはすべて初めてでした。
ずっと個人的に、どうしてここで2ndアルバム楽曲を歌ったのか、引っかかっている部分がありました。確かに、2ndで1stアルバム楽曲を披露して、シャッフルフェスでも1stアルバム楽曲だったので、順番で行けば2ndアルバム楽曲をやるのは順当といえば順当なんですが、別にもう一回「無敵級*ビリーバー」でもよかったと思うんですよね。実際、私も含めてみんな黄色にして準備してましたし。
で、3日くらい寝ながら考えたのですが、もしかしたらこれは

私たち、一人ひとりの「夢の始まり」

だったのかな、と思いました。
虹ヶ咲の展開には、なんだかんだ言ってもアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALL STARS(以下、スクスタ)」の存在を切っても切り離すことはできません。
スクスタでは、プレイヤー自身が「あなたちゃん」という存在になり、メインストーリー、あるいは各キャラクターのキズナエピソードを通じて、様々な夢をかなえていきます。
2ndアルバム楽曲は、そんなスクスタで実装されているキズナエピソード前半の物語を踏まえた楽曲になっています。要するに2ndアルバム楽曲は

虹ヶ咲の各キャラクターとあなたのキズナ

なわけです。もちろん、これらの楽曲はすでに1stライブで披露済であり、今更かよという見方もあると思います。しかし、当時の温度感としてあの頃はまだまだ虹ヶ咲自体が若干侮られている面があることは否定できないと思います、
また、事実として、アニメ前後で増えたファンの方もものすごく多いと感じています。そんな、最近虹ヶ咲を追いかけ始めた人が今まさに聞きたいと感じているかもしれない2ndアルバム楽曲を「ただの順番だから」で片づけてしまうのはちょっともったいないと思い、どうにか意味付けることができないかと考えていました。

ライブの副題である「夢の始まり」ですが、決してこのライブがスタートであるとは限らないと思います。始まった以上は終わりがあり、このライブの中で始まったものがある程度の結実を見せてもいいというのは、前半のアニメ再現パートからもわかることでしょう。だからこそ私は、今回披露された2ndアルバム楽曲には

私たち一人一人の夢の始まり、あるいは結実

がという意味があってもいいのではないかと思います。
特に、虹ヶ咲はそれができる場所だとも思います。アニメではたまたま演出の都合上高咲侑というキャラクターがいましたが、そもそもの出発点であるスクスタにはあくまで「あなた」しかいません。あの2ndアルバム楽曲にどんな意味や価値を見出すかは、「あなた」がこれまで「虹ヶ咲の誰」「どんなキズナを紡いできたか、それに基づくのではないでしょうか。
あとは皆さん、自分自身で、少しだけでもこれまで虹ヶ咲とどんなふうに歩んできたかを振り返ってみてください。
そして、来る4thを震えて待ちましょう…多分スクスタメインのライブなので…


・おわりに

4thライブ!!!!!!!!!!!!! 
アニメ2期!!!!!!!!!!!!!!
やったあああああああああああああああ!!!!!!!


はい、ということで、大声出ました。ごめんね。まあでも、みんな声出たでしょあれは。
てな感じで、今回の3rdライブである程度の形が見えた虹ヶ咲の「夢」はまだまだ終わらないということがわかりました。
もうしばらく死ねない理由ができたので、皆さん頑張って生きていきましょう。

正直細かい話はまだまだ絶対あるんですが、すでに相当長くなってるのでいったんここで終わりにします。
今週1週間はアーカイブが見られるので、同時視聴会なども含めて、ぜひみなさん最後まで楽しみましょう。

おしまい!!!!!!!


追記
アニメ化の発表は1stライブでした。修正しておきます。
あと、細かいところ随時直してます。ごめんね。

虹ヶ咲学園アニメーション研究会活動報告 その6

こんにちは。ぬこもやしです。
いつものヤツをやっていきましょう。

といいたいところなのですが、まずそもそもアニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会第6話に関して、もう何を書けばいいかわからないくらい感情が迷子になっているので、とりあえず整理ができている話からやっていこうと思います。

と、いうことで今日の話は



ダンスシーンの話とそのちょっと前後に絞ります。
そのほかの本編の話や天王寺限界感情怪文書は、まとまりそうな時期に適当に投げるので少々お待ちください。
ところでこの動画のサムネ、さすがにちょっとずるくないすか?なんでここなの?ボケ?

この「ツナガルコネクト」のダンスシーンは、6話でなんやかんやあって、なんやかんやを乗り越えた天王寺が満を持して初めてスクールアイドルとして人前に立つシーンです。
ストーリーとしては今バッサリ省略したなんやかんやが重要なのですが、前述のとおりまだまとまってないので…

まずそもそもこのダンスシーンは、この作中にすでに登場しているどのダンスシーンにもなかった要素がいくつかあります。
その一つが「同好会メンバーのバックアップ人数が最多(というか上限値)」であることです。







ジェバンニが一晩で作成したオートエモーションコンバート璃奈ちゃんボードを侑ちゃんに装着してもらい、薄暗い舞台袖から光にあふれるステージへと進んでいく天王寺。そして、その背中を見守る同好会メンバーという構図ですが、単純にその場にいる人数だけだったら3話のDIVE!も一応全員集合していますが、ステージに上がるにあたって全員から背中を押されているのはここの天王寺が初です。
そのくらい、天王寺がスクールアイドルとして人前に立つにあたっては同好会全員の力を借りなければならないくらい、まだまだ生まれたての小鹿ちゃんのような存在なんだという解釈ができます。

それから、1話アバンを除くと作中で初めて「お客さんを正式に呼んでやってるライブ」になっています。



このカットいいですよね。
ちょっと視点が低いような気もしますが、実際に人ごみに紛れて天王寺のライブを見に来たみたいな気持ちにさせてくれるカットです。





6話に出てきたこの謎の猫のようなキャラクターも実はい仕事をしていて、事前に公開している天王寺の情報はこの「キャラクター」のみだというのが作中で語られますが、このキャラクターが先にあるからこそ、この画面が割れて出てきた天王寺が何やら謎のボードをつけていてもさほど抵抗がないんですよね。「見たことあるキャラクターが実際に出てきた!」みたいなテンションになるってことです。







ここら辺、完全にサンライズの悪ふざけ感ありましたね。
効果音やカメラワークが完全に「ガンダム大地に立つ」って感じで、ちょっと笑っちゃいました。けど、それもまあそれで正解で、さっきも書いた通りこのシーンは「天王寺が初めてスクールアイドルとして人前に出る」場面なので、「スクールアイドル天王寺璃奈!起動!」っていうのをどう伝えるかといわれれば、サンライズだったらそりゃガンダム演出がありますよねというやつです。まあ、ガンダムを見たことない人には伝わらないかもしれないですけど。
ちなみに、このサンライズの悪ふざけは後でもう一回触れます。



ここ鏡像なのに反転してない。


といった感じで前置きはおしまいで、ダンスシーン本編に行きます。



まず、今回のライブシーンはこれまでと違って心象風景というよりは実際に天王寺に見えている風景だと思っています。
衣装やボードは自分たちで作成し、バックに映されている映像やエフェクトも本人が作成したもの。そして、フロアを埋め尽くす鮮やかな光は、お客さんのサイリウム。このカットが「スクールアイドル天王寺璃奈」の始まりの風景なわけです。
また、ジョイポリスの屋内コースターである「撃音 ライブコースター」がシーンの転換に使われていますが、音ゲーとジェットコースターを融合させているこのコースタ―がちょっと見えるかどうかくらいに活用されているのが後で効いてきます。覚えといてください。





それからここ、先ほど書いたサンライズの悪ふざけその2です(多分)
これなにかというと、たぶん「勇者パース」の反転だと思っています。ちなみに勇者パースというのは、サンライズ作品の特にロボアニメによく出てくる、必殺技を放つ構えのようなカットのことです。サンライズパースとか勇者立ちなどの呼び方もあり、同じくサンライズのアイドルアニメであるアイカツにも出てきます。

これです。
実際に、さっきの天王寺を反転させると


右足を大きく前にだし、剣先を画面手前やや左に向けて構える。
持っている武器に強烈なパースがつくので、極端に武器が大きく長く見えるのが勇者パースの特徴です。

そうみると、わりと条件は満たしているんですよね。ただし、天王寺が勇者パースをするには反転しかねればならないのと、反転させてもまだ背中を向けているというのが、普通の勇者パースにはない特徴となっています。
まず、反転というのが「まだ天王寺が正しく勇者パースを使える場所にいない」ということなのでしょう。勇者パースから必殺技技を放てるのは、主人公かそれに類するキャラクターであることがほとんどです。それに対して、彼女はまだスクールアイドルとしてたくさんの人のバックアップを受けて初めて人前に建てた段階です。きっと、一人だけの力でステージに立てる時まで、正しい向きはお預けということなのでしょう。

それから、背中向きなのはもはや言うまでもないですね。天王寺は自分の表情が思ったように変えられず、それを乗り越えるために璃奈ちゃんボードを思いついたので、まだ表情を見せて必殺技を放つことは当然できません

それでも間違いなく「背中を向けて反転した状態」であれば「ライブを通してお客さんとここと心をつなぐ必殺技」を放てるようになったということでもあります。
このカット、時間にするとほんの一瞬なんですが気付いたときはまあまあ震えました。



これも本当に数フレームくらいしか映りません。
「見えないけど確かにそこにある」という、天王寺の感情みたいな演出をしれっと入れるのはやめてください。死んでしまいます。







アニメから虹ヶ咲を知った人だと、天王寺の曲がまあまあアップテンポでピコピコ音全開だし、ダンスも飛んで跳ねてちょこちょこ動き回ってという雰囲気で、わりと面食らった人もいるかもしれないんですけど、要するに「これが本来の天王寺璃奈」ということです。
たまたまなんやかんやあって友達がつくれなかっただけで、普通に誰かと一緒に遊びたいし元気いっぱいに飛び回れる子なんだけど、それが見えてなかっただけ。本当はこんな風に生きていたいと思っているからこそ、自分の理想を体現している愛さんにあこがれているのだと思います。
その証拠に、これまでアニメで出てきた挿入歌は愛さんの「サイコーハート」を除くと全員外国語タイトルになっていて、今回の曲名は「ツナガルコネクト」と、同じカタカナ表記でしかも韻まで踏んでいるという、徹底したりなあい楽曲になっています。やはり公式最大手カップルは油断も隙もありません。







かあぁああぁあああぁぁぁぁあああ~~~!!!
卑しかぁああぁああぁぁああぁぁ~~~!!!


いやマジで時折挿入される作画カットはマジで何なんですかね。いくら何でも距離詰めすぎでしょ。ガチ恋しか生み出さない機械か何か?私は天王寺ガチ恋ではないので効果はありませんが、マジでこれは危険ですよ?





もうはっきり言いますね。

ここで一番大声出ました。

このシーン、天王寺のソロ曲1曲目「ドキピポ☆エモーション」の反転なんですね。



同じ姿勢のちょこちょこ歩きで、ステージ下手側から上手側に移動して、途中で何かにぶつかったような振り付けになっています。
この下手から上手に移動というのが、インターネット回線の上りのことで「気持ちを送信」しているのがドキピポ☆エモーションです。ただし、振り付けを見ると送信した気持ちは「何かしらの壁」にぶつかって伝わり切っていないことがわかります。まあ、何かってそれはたぶん気持ちを伝えるために作ったボードのことで、ボードがあるから気持ちを送信できる一方で伝わり切らない何かがあるっていうのがまた後で出てくるんですけど。

この話をし始めると長いのでアニメのほうに戻しますが、ツナガルコネクトでは逆に「下り」になっているので、気持ちを「受信」しています。
そしてそのまま歌詞が「ここが私の好きな場所」と続き、客席中を指さし、自室でくつろぐ天王寺とゲームをやる気満々の天王寺が映ります。







「気持ちを送信できるようになった!けど…」というドキピポ☆エモーションの反転ということは、気持ちをしっかりと受信できるようになった
そして、相手の気持ちを受信したうえで「私の好きな場所」として今この瞬間のステージや自分のお部屋、ゲームなどの自分の大好きを発信しているというところから、気持ちの送受信ができるようになったということがこの数秒だけで分かるので、ここはマジで大声でました。
というかこの、サビラストだけでも十分天王寺が6話まででどんな場所まで進んでこれたのかがわかるようになっているので、バケモン級の数秒です。えげつなさすぎます。もうみんな何回でも見てください。


あとはまあもう、たぶんみんな何回も言ってるところですけど…



だから!!!!!!!
数フレームで!!!!!!!!!重要な演出を!!!!!!!!するのは!!!!!!!!!!!!やめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1


誰に見えていないところで、表情がちょっとだけ作れるようになりましたとさ。
チャンチャン。

ぼけ!!!!!!!!!!!!

もうここに関して特にいうことはないです。ただただボケという称賛だけ送ります。



ということでだいぶ長くなってきたので最後にしますが





一瞬ですけど、今度は割とはっきり撃音 ライブコースターが映りこみましたね。
ちなみにこの撃音 ライブコースターは、最初は謎の音ゲーをやらされて、それが終わると最後に屋内コースターで爆走というアトラクションです。
つまり、「コースター部分は最後」ということです。ダンスシーンでも、最初に本当にわかるかどうかくらいの一瞬映ったコースターがはっきりと映るのは「ダンスシーンの最後」です。撃音 ライブコースターを使って締めですよという演出になっていて、ダンスシーン一番最初のシーン転換にコースターが使われていたのがここの伏線というか予告になっていたわけです。
ジョイポリスのステージであることをフルに生かした演出も完璧で、まあまあびっくりしました。


といったところで、ダンスシーンに関して書きたいことは大体書き連ねたので終わりにします。
本編の話とかは、まあ、そのうち…

解散!

虹ヶ咲学園アニメーション研究会活動報告 その5

どうもこんにちは。ぬこもやしです。
ではいつものヤツ、やっていきましょう

今回はトピックを一つだけ、初めてタイトルの通りにフィールドワーク(フィールドワークとは言ってない)の報告をしていきます。


・劇伴がやばすぎる
既に気づいている方も多いと思うんですけど、アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はストーリーの構成、演出、OPED、あらゆる要素が頭のおかしいクオリティになっているのですが、劇伴も頭がおかしいです。はっきり言って、変態が手掛けています。

5話も序盤からエマ専用と思われる曲から始まったりしていますが、個人的にビビったのはAパートラスト。エマが果林の部屋を訪問して、服飾部に話をつけてくれてありがとうを言いに来るシーンです。

ここから


ここまでですね。


夜の学生寮という、静かなシーンにふさわしいピアノのみの音で、エマと果林の何気ない穏やかな日常の1ページという雰囲気で、しっとりとした気持ちにさせてくれます。
しかし、途中でエマが果林にスクールアイドルを一緒にやろうと声をかけたところで、果林の何らかのスイッチ(後で強がりだったとわかるのですが)を踏んでしまいます。そこから音に弦楽器が加わり、静かな雰囲気はそのままに少しの不安が加わります。
本当に、この二人らしからぬ緊張感が漂い、息をのんでみていましたが、このシーンの音楽の進行があまりにセリフとぴったり過ぎたので、ツイッターで「もしかしてこのシーンのために作ったんですか…?」と空中に投げたところ




作曲された本人から返事が返ってきました。
いや、さすがにびっくりして部屋の中で横転してしまいましたね…

映画音楽の制作手法の一つに「フィルムスコアリング」というものがあります。
すでに出来上がった映像に対して音楽を作っていくという手法です。この手法のメリットは、「音楽による細かい心理描写」や「見ている人の心理を誘導する」ことができる点です。
同じシーンであっても、音楽が変われば印象はがらりと変わります。それを狙った心理の誘導などができるのが大きな特徴です。
もちろんデメリットは、絵に合わせるという制限がかかるということです。要するに、大きなテーマのもとで自由な尺で作ったりはできないということですね。
アニメの劇伴は、サウンドトラックなどを聴くとわかると思うのですが、ある程度「こういうシーンで使いたい曲」というテーマの下で複数の曲が制作され、シーンに応じてどれを流すか決めていることが多いはずです。虹ヶ咲でも、よく流れるというかほぼ毎回使われている曲がありますよね。普通、アニメの劇伴はそういった流れで作られますが、このシーンの曲は明らかに異質でした。

もちろん、遠藤さんのツイートをしっかり読めば、完全なフィルムスコアリングでないことはわかります。いやむしろ、わかっちゃうからこそこの作品のスタッフの変態度がわかるといいますか。作曲家が特定シーンのセリフ回しを想像しながら書いた曲とかいう、ほかで使えなさそうな曲にOKを出しつつ、それを不自然にならないように少しだけ編集して使ってるって…
いやあのね…こだわりすぎですって本当に…

という感じで、劇伴についての調査報告でした。


・次回の天王寺
来ちゃいましたね…天王寺回…



天王寺に関して、5話で明らかになった話があります。気づいてました?
「同好会が公開してる映像周りは、天王寺加入後は天王寺が主に作成している」という設定です。
6話予告でもバケモンみたいな音響設備の自室(と思われる部屋)が出てきていましたが、この子バキバキの理系で且つ映像制作や音いじりもたぶんできるってことなんですよね。
それが天王寺回と何の関係があるんだよという話なんですが、同好会のPVを天王寺が作っているということは

みんなの笑顔を自室で一人、何回も見ている

ということです。
映像制作をやったことのある方ならわかると思いますが、どんな簡単なものです数分かそこらで終わるものではありません。しかも、作成中はずっと素材となる映像とにらめっこすることになります。
前回のブログでも言及しましたが、天王寺は「表情を作るのが苦手」です。そんな彼女が、表情豊かな同好会メンバーの笑顔をずっと見ているのですから、何も思わないはずはありません。
その証拠が、5話Cパートのラストですね。エマ先輩の笑顔の目の前で、だれがどう見てもわかるごまかしを言いながら伏し目がちになる天王寺の対比が、とんでもなくえぐいラストシーンになっています。

自分は表情を作るのが苦手。しかし、これからスクールアイドルとしてやっていくために克服しなければならない。そんなプレッシャーを抱えながら、同好会みんなの表情を一人で黙々と作業をしている間ずっと見せつけられている。
果たして、次回どんな話になるんでしょうね…

とりあえず、タオルは用意しておいたほうがよさそうですね。

ということで

次回!ぬこもやし死す!
デュエルスタンバイ!


虹ヶ咲学園アニメーション研究会活動報告 その4

どうもこんばんは。ぬこもやしです。
では、いつものヤツ、やっていきましょう。

という感じで、今回は愛さん回だったので

天王寺の話が9割です






いやあのですね、なんでかっていうとですね。
いや実際4話もよかったんですよ。何がよかったかというと、構成がもうめちゃくちゃうまい。3話まででとりあえず細かい話は置いといて「とにかく同好会を再始動する」という話のために時間のほとんどを使っていたので、(どのくらいいるかはわかりませんが)虹ヶ咲から初めてラブライブに触れました!という人のための細かい説明がかなり省かれていたんですね。

特にスクールアイドルとは何ぞやとか、スクールアイドル同好会って何する部活なのとか。そういう世界観を共有したうえで展開される話はやはりその分だけ見る人の気持ちに届きます。
何をどのくらい書くかというのは監督なりシリーズ構成のかたが塩梅を決めるものなのですが、虹ヶ咲の4話はそういった「世界観の話」をしながらも同時に「愛さん回」としての役割もしっかり果たしているんですね。そこらへん細かくやり始めるとめんどくさいので割愛しますが…

それでですね。
私、気づいちゃったんですよ…

6話の天王寺回(暫定)が

ド級のクソデカ感情大爆発回

になる準備が進んでるな…って。順を追ってやってきますね


天王寺のキービジュアル



いやまずですね。これがアニメ放映直前くらいに公開された各キャラのビジュアルなんですけど



いや、あの…


君なんか写真と顔違わない?!?!!?!?!!?!?!?

ってところからアニメの話は始まってるんですよね。
もう、この際ここの話は(一応)この先のネタバレになるので伏せますけど、すでに天王寺のオタクの感情はもうハチャメチャなんですよ。


・4話までの天王寺
初登場から愛さんと必ずセットで登場していて、細かい説明がなくても「愛さんと仲がいい」というのがわかるようになっています。
その関係で、4話でも愛さんと一緒に同好会の練習に参加している描写がされていますね。

ここがさっきの話にちょっと関連していて、同好会の練習シーンを描くことで「同好会がどんな活動をしているのか」や「各キャラの現状」や「その中での愛さんの活躍(4話における重要ポイント)」を同時に描いています。
しかもそこに天王寺の要素として「体めっちゃ固い」「インドア趣味」「スクールアイドルとして大切だと思っていること」などの天王寺個人の描写もしっかり混ざっています。
これが、最初から愛さんと仲良しだということをちゃんと描いてるから無理なく各シーンに挿入できるわけです。






・これからの天王寺
さて、ようやく本題です。
天王寺が4話までで、愛さん以外にまともにほかのキャラと会話をしているシーンは実は数えるほどしかありません。
1話の侑ちゃん(あと一応歩夢)
3話の中川菜々
4話のせつ菜とエマ
です。

特に重要なのが4話のエマとの会話です。
ちなみに対中川ははんぺん保健所行き一歩手前の緊急事態だったことと、4話の対せつ菜はせつ菜が勝手にまくし立ててるのでこれから話すようなことは問題視されません。





「同好会はどう?」

と質問するエマに対して

「楽しい」

天王寺が表情を変えずに返答するのでエマは首をかしげます。
本人の言うように天王寺「感情を表情に出すのが苦手」というのがここではっきりと提示されます。この時は愛さんが近くにいてすぐにフォローしてくれたので、「楽しんでくれてるならよかった」と天王寺が本当に楽しいと思っていることがエマにも伝わりました。

しかし、「気持ちをうまく伝えられなくてごめんなさい」と謝るセリフがそのあとに出てきます。このやり取りが提示されるのはめちゃくちゃ重要だと思っていて、「描かれていないだけで、こういったやり取りが同好会の中ですら何回も行われているんだろうな」というのは容易に想像ができます。
誰かが天王寺に何かを投げかけて、その都度返事はするものの表情は変わらないのでうまく気持ちが伝わらない。だから相手は少し困ってしまい、その都度天王寺は「ごめんなさい」をして説明をしなければならない。
ちょっとしたことかもしれませんが、その負担は決して小さいものではないでしょう。

ちなみに、唯一の例外は侑ちゃんです。皆さん、一話でのやり取り覚えてますか?
天王寺が「質問されて少しびっくりしただけ」というったのに対して侑ちゃんは笑顔で「そっか。ならよかった」と答えます。
もうすでに侑ちゃんが持つ人並外れた共感力や観察力はすでに語るまでもないことだと思いますが、そのおかげで1話の天王寺は侑ちゃんを困らせずに済んでいたわけです。同時に、侑ちゃんが持つパフォーマンスの伏線にもなってたんですけど。

かすみんによるスクールアイドル概論では、参加していたしずくと愛さんと天王寺「スクールアイドルとして必要なことは?」という質問がされています。
そこで、天王寺は「ファンの人と気持ちをつなげる事」、しずくは「自分の気持ちを表現すること」と答えています。
「必要なことは?」と聞かれて答える内容ということは、それは大なり小なり回答者にとって「自分に足りないもの」であるといえます。つまり、天王寺はほかの細かいことはさておきまずは「気持ちをつなげたい」と思っているにもかかわらず、同好会の中ですら気持ちをつなげられずごめんなさいを繰り返しているわけです。
これは、相当やばいストレスですよ…?日々のちょっとしたやり取りですら自分の理想からかけ離れていると自覚させられているわけですから。
まあ、愛さんは「わからない」っていう、ある程度何でもできるから逆に何していいかわからないとかいう一番やばい回答だったり、しずくも自分の気持ちを表現できてないんだ…ってなりますけど。

閑話休題、ここまでくればもう何となく見えてきましたね。
要するに、今までの天王寺はあくまで、愛さんがすぐ横にいたから大きな問題が起こっていなかっただけであり、これから天王寺は4話でも描かれた通り「ソロ活動をするスクールアイドル」として動き出さなければなりません。その時のステージ上は、すぐ隣には愛さんも侑ちゃんもはんぺんもいません。彼女一人の力で「気持ちを伝える」必要があります
これをどうやって解決するのか。そして、その時に見える景色というのが一体どんなものなのか。

想像するだけで…あ、うあぁ…


気になりすぎて、3時のおやつものどを通らない生活を強いられています…

いやまじで、天王寺回見終わったらその晩は要介護者になってしまうかもしれません。

といった感じで、天王寺の話に全振りしましたが実はこの虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会とかいうアニメは、随所にこういった伏線というかネタ振りが隠されている(ような気がする)わけなんですね。
ちょっとしたセリフや表現の一つ一つに、意外なほどの情報が詰め込まれているので、改めて見返してみるのも面白いと思います。

では、今回はこの辺で
また次回お会いしましょう。

虹ヶ咲学園アニメーション研究会活動報告 その3


どうもこんにちは。
いつものヤツ、やっていきましょう。

今回はもう、3話で披露された挿入歌「DIVE!」の話しかしません。
よろしくお願いします。

・今週の天王寺



んびゃあぁああぁああぁぁああぁぁぁあああ~~~

いきなりうそをつきましたがこれだけ許してください。
はんぺんがあわや保健所いきというところに慌てて駆けつける天王寺
表情は変わらないけど、はっきりと「はんぺんは渡さない」と意思表示する天王寺
すきだ…

なんか、アニメ始まってからにわかに天王寺の人気が上がってると聞いて困惑しています。
こいつ冷静に考えるとこれから「顔を隠すストーリー」が描かれるの、まあまあ変わり種感ありますね…


・DIVE!の話を始める前に
今放送中の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は「ラブライブ」と銘打ちつつも、過去のアニメにかかわったスタッフの多くがメインスタッフとして起用されていません。
これが何を意味するかは正直わからない部分も多いですが、すでにアニメ化が決まっている「ラブライブスーパースター」と、後継作としてどのような立ち位置にあるのかという違いは、ここからある程度察することができます。

しかし、虹ヶ咲に一切過去のメインスタッフがかかわっていないかというと、それはそれでそんなことはありません。
例えば、エンディングのNEO SKY, NEO MAP! では、畑亜貴先生が作詞でかかわっています。
そしてなんと、第3話挿入歌のDIVE!では、あにめ「ラブライブ!」の監督である京極尚彦先生がダンスパートの絵コンテおよび演出で参加しています。絵コンテとは、簡単に言うと3話ダンスパートをどんなものにするかざっくり決めるお仕事です。要するに、「この世で最もラブライブの書き方を分かっている人」が、この3話のダンスシーンの骨組みを作ったことになります。
これも最初の話と同じく、何を意味するかまでは我々には推測しかできませんが、少なくともとても重要なシーンだからこその起用であることはほぼ間違いがありません。

といった前置きはそこそこにして、やっていきましょう。


・MVに込められた想いを考えてみる



はい。見えますか?最初のカットですね。ということで

このカットがこのMVのすべてです!!!!
以上解散!!!!

というわけにはいかないので続けますね。いやでも後述しますけど、イントロまででもう全部入ってるんですよねこのMV。イントロだけでもう完璧ですよ。
そう高く 果てなく
明日へと導くよ
私だけの光 放ちたい
DIVE!
イントロ前の歌詞です。
3話でようやく向き合うことができたせつ菜の想いが、はるか高く遠くへ飛び立っていくかのような青空をバックにこの歌詞を歌い上げる、もうこれだけで優木せつ菜というキャラクタ―がどんなものか伝わってくる完璧なイントロです。
ただ、実はここで少し疑問が出てきます。

なんで「DIVE!」なんだ…?

だって、高く果てない場所へ行くなら「jump」ですよね?



細かいことはいったん置いておいて、ここでせつ菜の前の水面が映り



カメラがぐるぐると回りながら



シーンが水中に移ります。
もう完璧ですね。何も言わなくても「DIVE!」という歌詞とともにせつ菜が目の前の水面に飛び込んだことがわかります。ちなみに、イントロのカメラがぐるぐる回るところで、バックの色が空から水中に変わり、濁って暗くなってるのは気付きましたか?



というか、DIVE!と叫んだところで背景が変わってますね。よく見ると空だった部分が水面(を水中から見たもの)に切り替わっています。

では、なぜせつ菜はDIVE!する必要があったのか。続きに行きましょう。
自信なくしてただ 心に鍵かけて
響く自分の声に 耳ふさいでた
このDIVE!というタイトルにはいくつか込められた意味があると思っていて、一つはここの「ネガティブ」な面です。
ラブライブ出場を夢見て虹ヶ咲でスクールアイドルを始めたものの、グループとしてはうまくいかず自分の気持ちに背を向けて、もうこれ以上スクールアイドルはやらないと(勝手に一人で)決めたせつ菜の想いが、まさしくここに現れています。



こことかすごいですよね。
作品として全体を俯瞰していた我々にはなかなかピンとこないところではありますが、せつ菜の中にどれほどの葛藤や苦悩があったのか、この数秒だけでも痛いほど伝わってきます。
本当はいつだって わかっていたんだよ
一番大切なもの ここにあること
一番大切な「せつ菜」の想いがどこにあるのか。
同好会のメンバーがそれをどうやって聞き出すかと四苦八苦していたのが2話から3話までの話でしたが、結局のところそれを一番わかっているのは、当然ながらほかでもないせつ菜自身であることは間違いありません。



水の中でもがくように空へと手を伸ばすせつ菜。
そして、彼女自身も認めているわけです。大切なものはここ、つまり今この瞬間の「水の底」にある。というか、彼女自身が重しをつけて沈めてしまったのだということです。

ということで、DIVE!に込められた「ポジティブ」な側面は、DIVE!することこそが「せつ菜自身が押し込めてしまった気持ちをもう一度見つけるために必要な自問自答」だったということです。
心の奥底にしまい込んだ気持ちをもう一度取り戻すには、同じだけの深さに潜って潜って潜り続ける必要があります。どうして「jump」じゃなくて「DIVE!」なのかという疑問に対する答えの一つは、このような理由があると思います。
自分自身の中に潜ることで、奥底に仕舞い込んだ気持ちを再発見するための「DIVE!」なのです。
無限に広がる空
迷わず進もう



ここも、どんどん潜ってるのに何で空やねんといいたくなりますが、彼女がいる水底はまるで鏡のように潜っているせつ菜を映し出しています。ということは「潜っているせつ菜の後ろにある空」も同様に彼女の目の前に広がっています。
潜るという一見ネガティブな行為も、こうした演出一つで意味合いが大きく変わってきます。
目を閉じて 言い聞かせてみたっても
もう体中騒いでる止まらない
ハート点くよ熱く
ちょっとこの辺歌詞が不安なんで間違ってたらスルーしてほしいんですけど



水の底でようやく「押し込めていた自分の気持ち」に出会ったせつ菜の視点が、このあたりから上を向くようになります。
上向きの矢印エフェクトが出てきたり、最初の深く濁った水の色だけでなく「水面」と思われる、光を吸った水も画面に現れるようになっています。





そして、ついにせつ菜のハートに火が点くことでサビに突入します。



ここ良いですよねぇ~!!!
サビの最初という一番疾走感を出したいところなんですけど、せつ菜のダンスが以外と動かないのでどうするかといわれたら、カメラをぶわーっと動かして柵についたライトを置き去りにすることでめちゃくちゃスピード感が出ています。
これ、サンシャイン2期の「未来の僕らは知ってるよ」のOP映像でも出てくる技法に近いと思います。



あくあちゃんたちはかなり小さくなってますが、サイリウムがぶわーっと置き去りにされるのでぐわーっとスピードが出ている感じがします。ロングカメラ、要所で使うとすごい。

閑話休題、でもまだこの時点ではせつ菜は「水の中」にいます。背景を見ればそこはわかりますね。
そう高く果てなく
抱きしめた未来が 奇跡になる
そして、この時、ステージ上のせつ菜と同じ高さ。つまり、水中にいるせつ菜から見たらはるか高い水面よりも上にいる高咲侑という存在に出会う奇跡によって、自分自身に深く潜ったせつ菜は一気に水中から引き揚げられます。




生まれた想いが 明日へと導くよ
私だけの光放ちたい DIVE!
こうして、せつ菜の「自分自身の一番大切な思いを探すDIVE!」は終わりをつげ、彼女が本当は一番最初から持っていた気持ちが、ようやく大空のもとに再び現れることができたのです。



この笑顔ですよ。今のところ、一番光り輝いている優木せつ菜の笑顔が、こうして見られるようになったわけですね。

といったところで、なぜこの曲のタイトルが「DIVE!」なのかはもうご納得いただけた部分も多いのではないでしょうか。
せつ菜が「心の奥底」に押し込めた「自分の一番大切な気持ち」にっもう一度出会うための道は「彼女の足元よりも下」にしかなかったからです。
しかし、その道行は決してすべてが後ろ向きなものではなく、彼女が持つ本来の透明さやひたむきさにもう一度出会うことは、潜っていく彼女の背中にあるものが目の前にも映る道行きでもあるからです。
これは決して、篭るためのDIVE!ではなく「出会うためのDIVE!」だということです。

ちなみに



これがMV最後のカットなんですけど、どっかでこの構図見おぼえありませんか?



はい。一番最初と同じですね。
「せつ菜が探し求めた大切な気持ち」はそもそも「原点」であり、本当ならば最初から持っていたものである。あるいは、彼女が潜って探しに行った気持ちこそがせつ菜の「原点」だということを表しているのでしょう。

いやぁぁぁっぁああああ~~~~…

完璧な1分50秒でしたね…

そして、「DIVE!」から戻ってきたせつ菜が、潜るために貯めた力を一気に解き放ち「JUMP!」する日も、いつの日か来るのかもしれません…

といったところで今回はここまで。

解散!!!


虹ヶ咲学園アニメーション研究会活動報告 その2

か、かすかすぅ~!!!!
困ってる顔もかわいいよかすかすぅ~~~~!!!!



ということで、アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2話の感想をやっていきましょう。

1話もそうなんですけど、各回の頭にその回のメインになるキャラのモノローグが入る感じなんでしょうねたぶん。
そうすると、1話は新規曲MVはあったもののあれは歩夢回じゃなくて、あくまで侑ちゃん回で、歩夢がどうにかなっちゃう話はまたそのうち…ということなんでしょうけど、どうなるんでしょうね…。





あ~はいはい…同好会解散の理由はそういう感じ…
かすみんのやりたいことと、せつ菜がやりたいことは正面衝突してどっちも引けなくなっちゃったんですね。1話でも寝坊した彼方ちゃんが「せつ菜に怒られる」って言ってたあたりからも、練習中のせつ菜は単純にポジティブパッションというよりは、今回出てきたように緊張感というか圧迫感のほうが強いタイプだったんでしょうね。

正直言うと、この論法はクソコーチに分類されるほうの人種です。彼女の言い方だと「お前たちがやりたいって言ったんだから、私の指示に死ぬ気で従いなさい」って言ってるんですよね。誰かのやりたいことのために力を貸してるふりをしていても、結局は自分のやり方を押し付けているという、年功序列で何もしなくても一番上になれる部活動の部長とかによくいる独りよがりコーチです。これの下で教わると大体やる気が死にます。で、それを見て育った後輩が同じタイプの部長になるという負のスパイラルです。皆さんも、誰かの上長になったときはこれをやらないように気をつけましょうね。
ただそれにしても、なんでこんな押し付けるくらいの言い方になっちゃってるんでしょうね。なにか急いで同好会の実績を出さなければならない理由でもあるんですかね?分からないですけど。





アニメの朝香果林、略してアニ香果林のできる女オーラがやばすぎる…
こんな顔して数学3点の女(半非公式)(中の人の勝手なイメージ)ってマジ…?
中須が生徒会長をおびき出すとかいう馬鹿をやっている裏で、ちらっと生徒名簿を写すのがちゃんと2話の最後にも効いてくるし、アニメ制作うまおか…?





あと、はんぺん(猫の名前)が出てくるのはまあまあ大声出ました。



ぎいいぃぃぃいいぃぃゃあああぁぁあぁぁぁあぁぁあああ!!
OPだあああっぁぁああっぁあぁあああああ!!!


ビッグサイト水没!!!!!!



でもこれって、この建物のコンセプト上別に変な表現ではないというか、むしろ正しいという情報を見てスタッフの本気度が伺えるなど。



詳細はざっかりーさんのツイート(https://twitter.com/Zacharylion/status/1314940987811143682?s=20)をご参照ください。この方はかなりのお台場ガチ勢なんですけど、アニメスタッフも多分相当ガチのお台場考証班がいますね…



歩夢の部屋にサスケと、く、くそゲーが!?!?!!?!?!?!!?!??
ちょぼヶ咲の設定がマジで生き残ってしまっている…

EDがの絵が全体にしっとりとしていて、ゆっくりとした気持ちでアニメの内容を反芻できる雰囲気なのに対して、OPは正反対の空気感がありますね。
同好会のメンバーが侑ちゃんと一緒にお台場のいろいろなところに行っているのかな?と思わせるようなシーンの連続で、本当に生き生きとした物語がこれから始まるんだというわくわく感にあふれています。サビでカメラがぐりぐり動くところとかめちゃんこかっこいいですよね。
その割に、一瞬だけモノクロのかっこいいシーンを何回か挿入するのが曲の雰囲気に対するアクセントになっていて、かえってポジティブな雰囲気が引き立ちます。そこに加えて、こういう雰囲気のシーンもあるからね?という提示にもなるので、虹ヶ咲学園スーツ同好会のカットはバケモンです。



愛さんがイケメン…いや、愛さんは最初からイケメン…すき…



おああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛



あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

現場からは以上です。



ここで胡坐かいてるエマ先輩好き。
エマ彼方とは連絡取れないし、しずくもかすみの愚痴を聞きつつでも演劇部には普通に出入りしてるしで、かすみんの孤軍奮闘感がいいですね…まあ、基本的にから回ってるんですけど。

どうやって部室を取り戻そうかと悩んでいるところに、たまたまスクールアイドル同好会の話をしていた侑と歩夢が通りがかることで、侑と中須後輩がついに出会うわけなんですけど、このシーンもいいですねぇ。しずくとしか連絡取れてないのにしっかり配布用コッペパンは持ち歩いてる中須後輩…



それから、侑と中須後輩の会話をに挟まれてる歩夢の反応もいいですね。
そりゃたしかに、つい先日プロポーズしたらOKもらった相手が、舌の根も乾かないうちに別の子にかわいいって言ってるところを見ちゃったら

「えっ?!?!!?!!?!?!?」


って顔にもなるわね…
ただ、上原さん…多分この流れ、これから毎回来ると思うんですけど、大丈夫ですかね…?





度重なるかわいいハラスメントを受けて精神が崩壊した上原歩夢さん…

それをみたかすみんが何気なく「そんなんじゃ、ファンにかわいいは届きませんよ」と言ってしまったところで、同好会解散はせつ菜が悪いと思っていた中須後輩自身も、自分がよくなかった所に気が付いてすっとBパートに入るこの流れ、まあ完璧でしたね…
中須後輩と歩夢の顔芸でけらけら笑っていたら、それがちゃんと後半のまじめな話に行くための準備になってるんですからね。
でもシスター・プリンセスVTuberは出てくるたびに「なんで今更シスプリなんだよ」って毎回笑うので勘弁していただきたいところですね。

今週の天王寺!!!!






はんぺん!!!!愛さん!!!!!
この二人だけ本筋全く関係なしでりなあいキズナエピソードやってるの、マジでマイペースすぎませんかね。毎週りなあいが補充できるのはとても喜ばしいので、ぜひ続けていただきたいですが。
ちなみに、現実のビッグサイトでここ入ったら怒られるので気を付けてくださいね。

「かすみんには、一番大切にしたいものがあって、だから、スクールアイドルがやりたくて…」



「それはきっと、みんなもそうなんですけど…」



ここで同好会のほかのみんなが映るのはいいカットですね…
このアニメ、思った以上に映してないところで話が動いてるんですよね。2話の名探偵果林先輩とか、さっきのりなあいとはんぺんの話とか。
きちんとあとで回収してくれてるからついていける絶妙な構成だなと思います。

「自分なりの一番をそれぞれかなえるやり方って、きっとあると思うんだよね」



今回判明した、同好会解散の原因の一つである、「それぞれのやりたいことの衝突」をどうクリアしていくのか。
実のところ、今の段階では答えは出ていません。ただ、せつ菜とかすみだけでは衝突したまま終わりだったこの問題に対して、侑が「(解決策を)探してみよう」「そのほうが楽しくない?」という考え方の転換を提案しているわけですね。



EDのここら辺からもわかるんですけど、虹ヶ咲のストーリーにおいては、個人と個人の距離感が重要な要素になっています。
傘というのはパーソナルスペースの最小単位であり、そこに他人を入れるから相合傘とかはそれそのものがキュンキュンしちゃうわけなんですけど、EDのこのカットでは全員がそれぞれの傘を持ちつつ横並びという、「個人のスペースは最低限確保してかつ、一緒に並んで立つ」というバランスが成り立っているわけです。今はまだお互いの傘をぶつけあったり、そもそも同じ場所に並んでいない彼女たちですが、その距離感を少しずつみんなで調整しあっていくことになるのだと思います。
2話の最初に出た、せつ菜がどんな理由でかすみたちに彼女の考え方を押し付けてしまったのかはわかりません。しかし、彼女の言い分をまずは理解し、お互いに歩み寄ることができれば、同好会解散も少しは潮目が変わってくるのかもしれませんね…

とはいうものの、どこに行っても姿の見えない優木せつ菜さんには一体どうやって会えば…







アイエエエエエエエエエエエエ!!!?!!!?
生徒会長が優木せつ菜だったの?!?!?!!?!?!?!?!?


という公然の秘密が割とあっさりばらされたところで次回に続きます。

そういえば挿入歌の話が一ミリもない…
ま、いっか…