シャイニーカラーズのリアルイベントには、ちゃんとゲームをやって行こう!【サマパ感想】

こんにちは。ぬこもやしです。

早速ですが、先日開催された「THE IDOLM@STER SHINY COLORS SUMMER PARTY 2019」に行ってきました。
ネットラジオの公開録音+ライブイベントという構成、コンパクトながらも非常に楽しい時間を過ごすことができました。


シャイニーカラーズに関しては、はまったりはまらなかったりを繰り返してて完全に不真面目な感じになっていますが、今回のイベントに行った感想を一言で言うなら

あっ、ゲームちゃんとやろ

ってなりましたね。
もちろん、リアルイベントに参加するにあたって、どんな準備をしてくるかは人それぞれであり、決して強制されるものではありませんが、まあせっかく行くのに自分から楽しみを削ることもないのではないかなと思います。そこらへんをざっくりとまとめていきます。

・単純に、イベントとしての出来はどうだった?
とは言うものの、今回見たものそれ自体は、ものすごく感動するものだったかと言われる別にそうではないかなとも思います。
一日2公演に別れていて、1公演おおよそ2時間半弱。半分以上がラジオの公録や企画トークでした。その中身も、夜公演はちゃんとトークを回せたり面白い話ができる人のおかげでそこそこ見れるものになっていたと思いますが、昼公演の公録パートはなかなかの虚無虚無プリンだったんじゃないですかね…?私の感覚がおかしいと言われればそれ以上反論は別にないですが…いやたぶん、昼公演のトークはアンティーカさんが普段の憂さ晴らしかのごとく、他にユニットに見える地雷を踏ませに行ったのが原因じゃないですかね…?
それはそれとして、個人的には涼本あきほさんが完全にオタクを殺す機械かのごとく猛威を奮ってたので、見るも無残なオタクの顔つきになっていました。



夏葉の中の人ですね。もう、しょっちゅう客席やらカメラに向かってサービスを振りまいていて、ツボわかってんなぁと思いまながら連番者の肩を殴ってました(チケット譲ってくれてありがとう)

後半のライブパートでは、もともとのこれを目当てで現地まで足を運んでいたところはあるのですが



新ユニット「ストレイライト」のセンターである芹沢あさひを演じる田中有紀さんのパワーがとんでもなかったですね。
トークパートでもまさしく「あさひがいいそう」なセリフを要所要所で言い放ち(台本だとしてもそれが単純に偉いと後述します)、ライブパートでもこの一曲だけに絞って磨き上げてきたような初披露曲の「Wandering Dream Chaser」での、真に迫る表情など、LVの大画面や現地での熱気の両方を見た上で、素晴らしいの一言だったなと思います。


・ゲームをやって、リアルイベントに行こう
はい。これです。
もうあえて断言します。シャイにカラーズにおいては

ゲームをやらずにリアルイベントに来ると、楽しみが減ると思います。

一応補足すると「ゲームをやらずにイベントに来るな」とまで言うつもりはありません。ただ、知らずに来るのはやはりもったいないなと思います。
今回はイベントの構成上、おしゃべりの時間が多く、様々な小ネタが挟まれていました。
例えば、前述の田中有紀さんの言うことの一つ一つが芹沢あさひそのものだったり、カメラにちょろっと映り込む菅沼千紗さんが、まさに田中摩美々でしたし、朗読劇でのセリフも「ゲームをやってないとよくわからないセリフ」が死ぬほどありました。
田中摩美々が「夏っぽいこととといえば熱々のラーメン」という台詞がありましたが、実はこれはつい最近実装された限定カードのコミュが元になってます。



こちらですね。【パープル・ミラージュ】田中摩美々です。
ちなみにこちらは現在入手不可能なので、コミュを見たい方は、該当カードを持ってる知り合いのスマホをかっぱらってコミュを見てください。私は一応知ってたので、あのセリフが来た瞬間に変な声が出そうになりましたが、みなさんはどうでしたかね?
そんな感じで、シャイニーカラーズのリアルイベントでは「知っているとわかる」ネタを平気で突っ込んできます。終わったあとで、1stライブに参加した人から聞いた話では「1stの朗読劇もあんな感じで、死ぬほど偉かった」という話を聞きました。なんで私行ってなかったんですかね?
それはさておき、ここがシャイニーカラーズの偉いと思うところで、「参加者にある程度のコスト」を要求してきます。ほぼありえない仮定ですが、声優が勝手にぶちこんでいるならそれはもはや信頼以外ありませんし、仮に台本だとしても、台本にここまで密度の濃いセリフを最初から用意するのは、やはりそういう方向性を前提に動いているのだろうなという感想になります。個人的には、アイドルマスターのイベントはかくあるべきと思っているので、偉い以外の感想がありません。
参加のためのハードルや客の厳選、というわけではないのですが、ある程度の準備があることを前提にしたイベントというのは、最近のアイマスではあまり見ることができない特殊性だと思います。
ちなみに、曲を聞くくらいでは対処できません。アイドルのコミュ、特にトゥルーエンドのコミュはガチャを回した上でゲームをプレイする必要があります。シャイニーカラーズはゲームシステムの関係上、どうしても1プレイ30分程度の時間を複数回確保する必要があります。慣れないうちはかなりカロリーを消費しますし、慣れてもながらプレイではなかなかできないというか、それでは結局コミュが見れないので同じことになります。ただし、それを乗り越えれば、いつぞやのブログで紹介した通り、かなり骨太のシナリオを見ることができます。
要求されたコストをある程度払えるくらいには、本当に好きな人がきちんと楽しめるイベントを作ろうという、強い気概を感じます。


・新参者、未プレイ者はお断りなのか?
前述の話ですが、そうすると考えられる反論として「じゃあゲームをやってないやつは来るなってことなのか?」というのが考えられます。
個人的には、そうではないと思います。
だって単純に、放課後クライマックスガールズの曲とか、めっちゃ楽しくなかったですか?私は摩美々に強い興味がある関係で、アンティーカにはある程度の理解がある自信はありますが、逆に放課後クライマックスに関してはあまり造詣が深くない自覚があります。ゲームだと、センターである
小宮果穂のトゥルークリアを2,3回やったくらいでしたが、今回のイベントを経て、有栖川夏葉のプロデュースをしよう、と思いながら知り合いとお酒を飲んでました。涼本あきほさんのせいですね。
正直、このコンテンツはこれでいいんだと思います。実際のところ、このゲームの全アイドルのすべてのコミュを回収するのはかなり厳しいです。リアルマネーもかなり要求されます。なので、各個人が追える範囲は見た上で、自分だけが「実は今日のここの演出とセリフがゲームのここから来ててさぁ…」と、ニヤニヤしながら、一方で新規で興味を持った範囲があればやってみようかな?と思わせるくらいでいいのだと思います。みなさんも、そういう特別感って好きですよね?
そうすることで、多くの人が自分の追える範囲でたくさんの情報を得る方向で舵を切れるので、コンテンツ全体の活性化にもつながるのではないかなと思います。


シャイニーカラーズにおいては、楽しむために「アイドルの造形を知っていること」はとても大事だと思います。ですが、「知らないこと」をことさらにマイナスであると感じる必要もないと思います。
それができるような構成を、しっかりと考えてくれているなと思えるようなイベントでした。
なので、結論としては

シャイニーカラーズをやろう!!

ということです。
せっかく高いお金を払って見に行くんだから、なるべく楽しみたいじゃないですか。
だから、よくわからずにアイマスだから来ましたって人も、是非これを機にゲームをプレイして、それから1stの円盤とか見てみましょう。
多分、割と死ねると思います。

といったところで、こんかいはここまで!次は松戸の感謝祭で会いましょう!!
解散!